みなさん、こんにちはアシスタントのヨッシーです。今回はナイロビのジョモ・ケニヤッタ国際空港の到着から、入国手続き、空港に出るまでについて紹介したいと思います。
ナイロビ、ジョモ・ケニヤッタ国際空港
ナイロビのジョモ・ケニヤッタ国際空港は、ケニアの首都の空の玄関口です。
日本からの直行便はありませんがロンドンやパリ、フランクフルトなど主要なヨーロッパの空港やドバイやドーハなどの中東の空港からの便があります。
またケニアの主要空港で、サファリなどを訪れる多くの観光客が利用する空港です。
ジョモ・ケニヤッタ国際空港での到着から入国手続き、荷物を受け取る流れは他の国際空港と特段変わりません。
ジョモ・ケニヤッタ国際空港 (到着から、入国手続きまで。)
まず、飛行機の降りるタラップは基本的に飛行機の大きさに関係なく、階段でおります。そこから、バスにのり、入国手続きのための建物に移動します。搭乗ゲートのある建物と入国手続きが行われる到着ロビーは完全に別の建物となっています。
もっともジョモ・ケニヤッタ国際空港の到着ロビーは成田空港の第三ターミナルのような簡易的な建物であり、首都の国際空港のようなイメージはありません。(他方で出発ロビーはしっかりとした建物です。)
ジョモ・ケニヤッタ国際空港の入国審査場の様子。
入国手続きは、ケニア国籍保持者や国連の職員用、ケニアのETA保持者に分かれており、日本からケニアに入国する際には、ケニアのETAの取得が必要となるため、このレーンに並びます。
ケニアの空港の入国審査場の様子。
入国手続きは至ってシンプルで、ETAのメールもしくはコピーとパスポートを渡します。
次に写真撮影と、指紋採取(両手の指の指紋すべてで合計10本で、指紋採取は親指以外の指4本と親指1本×両手)が行われます。
基本的に滞在期間や宿泊場所、帰国日時はETAで申請しているため、質問は特にありませんでした。
基本的に、入国手続きのブースはそれほど多くなくその割に飛行機の乗客が多いことが多いため、入国審査を抜けるまでに1時間ほどはかかると考えておいた方が良いと思います。(私はわりと前の方でしたが、入国審査に40分ほど並びました。)
また、入国審査の手前には両替所がありますが、荷物を回収した後にもあるため、ここでわざわざ両替を行う必要はないと思います。
ジョモ・ケニヤッタ国際空港 (荷物を受け取りから到着ロビーに出るまで)
入国審査を抜けたところには、直ぐにターンテーブルがあります。空港がコンパクトな割に、入国審査に時間がかかるため、入国審査が終わった時には既に荷物が流れており、一部の荷物はターンテーブルから出されて置かれていました。
空港のターンテーブルの様子。
ここで注意をしなければならないのは、ターンテーブルの近くには空港職員のような人がおり、荷物をターンテーブルから降ろすのを手伝ってくれたり、空港内にある荷物用のカートに乗せてくれたりします。
しかし、このような人はそれらの作業が終わればチップを要求してきます。そのため、荷物への手伝いを断るようにしてください。仮に勝手にカートに乗せられたとしても、チップを要求しても断れば問題ありません。
次に空港の制限エリアに出る前に、税関があります。税関では指定されたスーパーマーケットやカバンを金属探知機に通すように言われます。
スーツケースにつけられたバツの印。これ以外のスーツケースは金属探知機に通す必要はなかった。
対象の基準は分かりませんが、スーツケースについては印がつけられており、対象となる荷物をどこかのタイミングで決めているようでした。
ジョモ・ケニヤッタ国際空港 (到着ロビーからターミナルを出るまで)
税関を通り抜けて、到着ロビーに出るとSIMカードを販売している店と、両替所のある場所に出ます。
税関を抜けたところにある、空港の到着ロビー。
到着ロビーの出口自体は直ぐ近くにありますが、この出口をでると到着ロビーに戻るには、出口の隣にある入口から荷物検査とパスポートのチェックを受けて、到着ロビーにもどることになります。
私の時は、荷物の検査に加えて、その日にケニアに入国したのかをパスポートから確認されました。
仮にスーツケースを持って戻ろうとすると、スーツケースも荷物検査の機械に通す必要があり、(おそらく金属探知機の大きさから、大型のスーツケースが入らないため戻れない可能性が高い。)注意が必要です。
また、到着ロビーのお手洗いは、ターンテーブルのエリアにしかなく、戻ろうとすると税関の職員にお手洗いに行きたい旨を告げる必要もあります。複数人であれば、誰かが荷物を見ており、その間に他の人が到着ロビー内に戻りお手洗いを済ませることができますが、1人であればそれも難しくなります。
空港の到着ロビーは2階にあり、出口を出て左手に長いスロープがあります。そのスロープを降りると、そこがタクシーやツアーの送迎、ホテルの送迎の待ち合わせ場所となっています。
空港の到着ロビーを出てスロープをくだった場所の様子。カフェが2店舗だけある。
特に、待ち合わせ場所部分にはベンチがあるだけで、後はカフェが2店舗あるだけです。また、送迎を持っているとタクシーのドライバーと思われる人がしつこく声を掛けてきます。そのため仮に、送迎の時間より早く着いた際には、空港のロビーから出ずに空港ロビーの建物内で待機することをおすすめします。
まとめ
ケニアでは、公共の場所での写真撮影は基本的に禁止されています。とは言え、私がナイロビを訪れた際には、空港で自撮りをする人などがおり注意はされていませんでした。
しかし実際に他の方のブログを見ると、空港で写真を撮ったことで、カメラやスマートフォンのデータを確認され、空港の写真は削除させられたとの話もありました。(もしかすると最近はそこまで厳しくない可能性もありますが、自身の身を守るとの観点から写真撮影は注意が必要です。)最悪警察や空港警備の担当者が来て、強制的に写真を削除されられたり、別室に連行されたりする可能性もあります。
また、一度空港の到着ロビーから空港の建物を出ると、到着ロビーに戻るには持ち物検査が必要となり、かつ空港のお手洗いは税関の前にしかありません。
そのため、空港で両替やSIMカードの購入などをする場合やお手洗いに行きたい場合は、特に1人でジョモ・ケニヤッタ国際空港に到着する場合は特に注意が必要となります。
最後まで記事を読んでいただきありがとうございました。
ヨッシー
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