みなさんこんにちは、アシスタントのヨッシーです。今回はイギリスの名物の１つであるクロテッドクリームをお土産に持って帰ることができるのか、について私の経験を基に紹介していきたいと思います。
クロテッドクリームとは
イギリスのスーパーマーケットで売られているクロテッドクリーム。
クロテッドクリームとは、イギリスの乳製品でスコーンにジャムとぬって食べるクリームのことです。
イギリスのカフェでスコーンを頼むとほぼほぼ付いてくるのが、このクロテッドクリームです。
日本では、百貨店のイギリス物産店や一部の輸入雑貨の店を除けばクロテッドクリームを見つけるのは中々難しいです。
また、日本ではクロテッドクリームは1つ、50グラムのもので600円ぐらいしますが、イギリスでは、220グラムほどで、2.9ポンド、日本円で600円弱ぐらいと、圧倒的にイギリスで買う方が安いです。
クロテッドクリームは持って帰ることができるのか？
イギリスで売られているクロテッドクリームですが、日本にお土産として持って帰ることができるかと言えば、ある程度の注意事項を守れば持って帰ることができます。
ちなみに、日本の検疫では、チーズ、ミルク、クリーム、バター等は、携帯品（手荷物や預け荷物、又は別送品として持ち帰るもの）として持ち込む場合は、日本に持ち込むことができます。（農林水産省 輸入動物検疫 FAQ 1-14参照）
そのため検疫としてはお土産として、普通に持ち帰る分にはクロテッドクリームを持ち帰ることができます。
私も、2回ほどイギリスからクロテッドクリームを持って買ったことがあります。
またついでにウェイトローズでスコーンを買って帰り、クロテッドクリームと一緒に家でちょっとした茶会を楽しみました。
クロテッドクリームを持ち帰る際の注意点 ➀
まず、クロテッドクリームをイギリスから持って帰る注意点は、飛行機に乗る際は必ずスーツケースに入れて、飛行機の預かり荷物として預けることです。
クロテッドクリームは半固体なため、液体物として扱われます。そのため、スーツケースに入れて飛行機に預ける以外に、手荷物としては飛行機に持ち込むことは出来ません。
仮にクロテッドクリームを手荷物として持ち込もうとすると、保安検査場で液体物として没収されてしまいます。
クロテッドクリームの持ち帰る際の注意点 ➁
次に、クロテッドクリームを持ち帰る際の注意点の２つ目は、クロテッドクリームは要冷蔵品であるので、持って帰れる時期が限られることです。
真夏に持って帰ろうとすると確実に途中で溶けてしまい、腐ってしまいます。
私が実際に持って帰ったのは２月と12月の頭でした。
スーツケースに入れてきたため、パッケージはクシャクシャになってしまっている。
イギリスから持って帰ってきたクロテッドクリームの中身は無事でした。
日本と現地イギリスの気候にもよりますが、私の感覚ではだいたい11月から3月ぐらいまでの期間しかクロテッドクリームは持って帰れないと思います。（正直具体的な時期についてはどこまでがセーフかは断言できませんが、11月後半から2月頃までであれば、クロテッドクリームを持って帰れると思います。）
クロテッドクリームの持ち帰る際の注意点 ➂
次に、クロテッドクリームを持ち帰る際の注意点の3つ目は、持ち帰ることとは直接関係ありませんが、クロテッドクリームの賞味期限の短さにあります。
クロテッドクリームの賞味期限は、だいたい1週間（長くてもスーパーマーケットで置かれてから1週間半ほど）ぐらいしかありません。
また、イギリスの賞味期限は日本のように数日過ぎても大丈夫のようなことはなく、割と賞味期限が切れると直ぐに商品にカビが生えたりします。せいぜいもっても賞味期限後1日ぐらいだと思ってください。
そのため、クロテッドクリームをイギリスのお土産として購入するにであればなるべく日本への帰国日に近い時期に購入するようにしてください。
またクロテッドクリームを購入する際には、賞味期限を確認の上、できるだけ賞味期限の長いものを購入することをおすすめします。
まとめ
結論から言えば、クロテッドクリームはお土産としてイギリスから持って帰ることができますが、もっとも重要なのは持って帰る時期の気温になります。
また、近年では日本とイギリス双方とも地球温暖化の影響で暑い時期が増えています。そのため、クロテッドクリームを持って帰れるかは、イギリス現地の気温だけでなく、日本の気温（空港から自宅までの移動や手荷物が飛行機から出てくるまでに時間が発生するため）によります。
あくまでも、上記11月から3月までという時期は、目安にしてください。
個人的には、気温にさえ気を付ければ十分クロテッドクリームは持って帰れるものだと思います。
この記事が少しでも皆さんの役に立てば幸いです。最後まで記事を読んでいただきありがとうございました。
ヨッシー
コメント