みなさんこんにちは、アシスタントのヨッシーです。今回は、ベトナムのホーチミンの国際空港、タン・ソン・ニャット国際空港にあるLe Saigonnais Loungeに行ってきたので、その様子を紹介したいと思います。
タン・ソン・ニャット国際空港 Le Saigonnais Lounge
ホーチミンの国際空港であるタン・ソン・ニャット国際空港にあるLe Saigonnais Loungeは、JALやANAの指定ラウンジです。
そのため、JALやANAでベトナム・ホーチミンから日本に帰国する際にラウンジ利用資格を持つ乗客が利用することになるのが、このLe Saigonnais Loungeです。
このラウンジの利用資格は、JALやANAであれば、ビジネスクラスの利用もしくは、ラウンジが使えるステータス(ワンワールドサファイア以上とスターアライアンスゴールド)の保持です。
それ以外でも、このラウンジはプライオリティパスやクレジットカードでも入れます。
もっとも、ラウンジが混み合う時間帯の場合は、プライオリティパスでのラウンジ入室は断られることがあります。(JALやANAなどのこのラウンジを指定ラウンジとしている航空会社からのインビテーション保持者が優先されるようです)
実際、私はANAやJAL、アシアナ、トルコ航空などの便が集中する21時ごろに、Le Saigonnais Loungeを訪れましたが、プライオリティパスで入ろうとして断られていた人がいました。
Le Saigonnais Loungeの場所
Le Saigonnais Loungeは、ホーチミン、タン・ソン・ニャット空港の保安検査場を抜けた後の出発ロービーの2階にあります。(タン・ソン・ニャット空港の場合は、日本の空港と異なり、入国審査→保安検査の順)
ちょうど、保安検査場を通った後の正面近くにエスカレーターがあるのでそこから2階に上がることができます。
写真左奥のエスカレーターからラウンジの2階にあがる。
保安検査場を抜けてからは、おおよそ徒歩5分ほどと、空港にあるラウンジとしてはそこまで遠くありません。もっともホーチミン空港は出発ロビーが細長いので、ゲートの場所によってはラウンジから少し距離があるため、時間には注意が必要です。
Le Saigonnais Loungeのラウンジ内の様子
ここからは、Le Saigonnais Loungeのラウンジ内の雰囲気や提供されている食べ物などについて紹介したいと思います。
Le Saigonnais Loungeの雰囲気
Le Saigonnais Loungeそれ自体は、空港のラウンジではそこまで広くありません。どうしても、ホーチミン空港のラウンジの中でも、その国の航空会社であるベトナム航空のラウンジではないので、規模や内容も見劣りしてしまいます。
それでも空港のラウンジとしては十分満足の行くものでした。
もっとも、座席数がそれほど多くなくホーチミン空港からの出発便が集中し、ラウンジが混み合う時間帯(20時以降)は座席を探すのに一苦労です。
私はなんとか座席を探すことができましたが、ANAやJALの乗客と思われる日本人が数人、座席がなく難民化していました。
これもトルコ航空の乗客が出て行く、21時半過ぎ頃には、だいぶ混雑が緩和されていました。(以下の写真はラウンジ内の混雑が緩和された時の様子の写真)
またラウンジ内には、ベトナムの伝統衣装が展示されており、天井には竹の屋根のような装飾があり、随所にベトナムらしさが演出されていました。
椅子もゆったりできるものが多く、ラウンジとしては十分寛ぐことができます。
ラウンジのフード&ドリンク提供エリアの様子
ラウンジの奥の部分。だいぶホーチミン空港からの便が出発してラウンジ内は人がまばら。
フード&ドリンクエリアを入り口とは反対側から撮影。
ただこのラウンジの残念な点は、あまりにもコンセントが少ないことです。コンセントがない座席が多く、スマホなどを充電できません。
特に、ホーチミンを夜に出発する便では、スマホの充電もなくなってくる頃なので、充電したくなります。この点はできれば改善してほしいです。
Le Saigonnais Loungeのフードとドリンク
Le Saigonnais Loungeのフードについては、ベトナム料理であるフォーがありました。
ラウンジに置かれている、ベトナム料理のフォーの様子
基本的な盛り付けをすると、フォーはこんな感じになる
また、それ以外にもお粥や、卵焼き、ソーセージ、パン、サラダなど基本的な食べ物が揃っています。
食べ物については、どれも香辛料が抑えられており、少し香辛料がキツイ、ホーチミンの料理で疲れた胃には優しいものが多いです。
御粥もラウンジでは提供されている。
フォー以外のラウンジで提供されている食べ物類
果物やスイーツ類もそれなりに揃っています
また、アルコール類はワイン、ビール、ウィスキーなど種類はJALのサクララウンジの様に多くないですが、それなりに揃っていました。
他方で、ワインは赤と白はあるものの、スパークリングワインはありませんでした(ベトナムワインがあればなおよかったのですが、ワインはチリワインでした)。他の方のブログではワインも2種類、Le Saigonnais Loungeでは提供されている様子が紹介されていましたが、私がラウンジを訪れた時は赤も白もそれぞれ1種類だけでした。
ラウンジ内で提供されているワインの様子
ラウンジ内に提供されているそれ以外のアルコール類の様子(ウィスキーはバランタイン)
冷蔵庫内の一番奥下の赤い缶が、缶ビール。生ビールはなくビールは1種類のみ
ラウンジで提供されている缶ビール。ベトナム国内でしか売られていないそうです。
ソフトドリンクは、オレンジジュースやコーラ、コーヒー、紅茶、炭酸水などしっかりと揃っています。
また、水がペットボトルが置いてあるので、水を持ち帰ることができます。
水が保安検査で持ち込めない国際線ではとてもありがたいサービスです。
缶ビールなどの入った冷蔵庫とドリンクサーバーの間にペットボトルの水が置かれている。
Le Saigonnais Lounge シャワールーム
Le Saigonnais Loungeには、シャワールームがあります。場所はお手洗いの奥です。
シャワールームは男女とも2つずつあり、レセプションに行けばタオルやシャンプーなどが入ったかごが渡されます。
ラウンジのレセプションから渡される、タオルやシャンプーなどの一式
もっともこのLe Saigonnais Loungeのシャワールームですが、日本の空港のラウンジのシャワールームのように、人が利用し終わるごとに清掃が入るということはありません。
また、シャワーのお湯がぬるく水圧も微妙でした。
Le Saigonnais Loungeのシャワールームの様子。
もっとも、ホーチミンは年がら年中蒸し暑い気候なので、深夜便などであれば飛行機に乗る前にシャワーを浴びて汗を流せるシャワールームがあるのはとてもありがたいです。
またラウンジの受付に言えば、ドライヤーを貸してもらえたり、歯ブラシやカミソリがもらえます。ただ、この点別途言わないともらえませんので、Le Saigonnais Loungeのシャワールームを利用する際には注意してください。(この辺りは、JALのサクララウンジなどの日本のラウンジとは違います。)
実際に私は、はじめに貰った籠にはタオルとシャンプーなどしか入っておらず、歯ブラシやカミソリはもらえないと思いそのまま利用してしまい、お手洗いの洗い場にある案内を見て、はじめてカミソリや歯ブラシ、くしなどがもらえると知りました。
私が利用した時には夜の時間帯はLe Saigonnais Lounge自体は混んでいましたが、シャワールームを利用している人はほとんどおらず、受け付けに言えばすぐにシャワールームを利用することができました。
まとめ
今回は、ホーチミンの国際空港であるタン・ソン・ニャット国際空港にあるLe Saigonnais Loungeについて紹介をしました。
コンセントの数が少ないなど少し不満はありましたが、食事は充実しておりベトナム料理も美味しくシャワールームも利用できたので、ラウンジとしては良かったと思います。
最後まで記事を読んでいただきありがとうございました。
ヨッシー
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