みなさんこんにちは、アシスタントのヨッシーです。今回は、ポルトにある世界一美しい書店の上位にランクインし、フォトジェニックスポットとして有名なレロ書店(Livraria Lello)についての予約チケットのシステムとその注意点について紹介していきます。
ポルト レロ書店(Livraria Lello)
レロ書店(Livraria Lello)は、ポルトガルのポルトの街の中心にある有名な観光地です(ポルトの観光の中心地、サンベント駅から徒歩10分ぐらいのところ)。レロ書店は、イギリスの新聞ガーディアンが発表した「世界の素晴らしい書店」で第3位に選ばれるなど、世界一美しい書店として有名です。
また、書店の中の雰囲気がハリーポッターの雰囲気と合致しており、ハリーポッターの筆者である、JK・ローリング氏がポルトに2、3年間住んだことがあり、その当時ハリーポッターを書いていたことから、ハリーポッターの世界感に影響を与えた書店としても有名です。
レロ書店は、多くの観光客がその美しい書店を見に押し寄せてきており、入るには事前のネット上での予約が必要です。チケットオフィスはレロ書店にはないため、予約とチケット販売はネット上に行わなければなりません。(チケットの購入は、公式サイトのほか、ベルトラなどの旅行サイトでもできる。)
チケットの予約の枠は9時から19時までの15分単位です。だいたい入場時間の30分前から15分前になると、その時間用の列ができ始めます。そのため、だいたい30分前から15分前にレロ書店に着くようにすると良いと思います。

レロ書店の入り口。入り口右側に一般のチケット用の列がある
正確な数は分かりませんが、私が並んでいる人を見たところ、1つの予約枠で少なくとも40名程度はあるのではないかと思いました。
レロ書店のチケットのシステム
レロ書店は普通の書店のため、ポルトガル語の本以外にも、英語、オランダ語、フランス語などの本が売っています。韓国語とアラビア語は数種類と少ないながらありましたが、私が見る限り日本語の本はありませんでした。星の王子さまのような本(おそらくレロ書店が出版したもの)は、ポルトガル語版以外に英語版やオランダ語版などがありました。

2階から見た1階の様子。

2階の様子

本棚の上部には何語のコーナーかが書かれている

アラビア語の本

普通の英語の洋書も売られている
レロ書店の入場料は1人15.95ユーロですが、そのチケット代金はバウチャーとして本の購入に充てる、ことができます。ただしこのバウチャーですが、かなり制限があり極めて使い勝手の悪いものとなっています。(一般のチケットは15.95ユーロ、それ以外にも貴重な初版本を集めたGema Roomに入れるツアー付チケットもあり、お値段は1人100ユーロです。)
①本以外のものの購入にはバウチャーは使用できない。
レロ書店ではオリジナルグッズとしてトートバッグやマグカップ、メモ帳などが売られていますが、それらは一切対象外。バウチャーはあくまでも本の購入のためにしか使えません。

レロ書店のオリジナルのトートバッグ
②本のうち、レロ書店が指定したものしかバウチャーは使用できない。
次に、そうであればどの本の購入に使用してもいいかというと、使用できるものは、レロ書店が指定したもの、具体的には背表紙に「LL」のマークが入ったものしかバウチャーとして使用できません。(基本的には、レロ書店が出版した本)

背表紙の一番下にある「LL」のマークが入ったものがヴァーチャー対象の本
③金額が超えた場合は、現金を足して購入できるが、おつりは出ず、2枚以上のチケットは合算できない。
そして最後に、2枚以上のチケットの金額を合算はできません。そのため、超えた部分については差額を支払う必要があります。また逆にバウチャー金額より本の代金が安くても、差額をおつりで受け取ることはできません。
ちなみに、通常のチケット代金15.95ユーロでは、星の王子様や孫氏の兵法など限られた書籍しか買えません(英語の本はあるため、ポルトガル語の本しか買えない訳ではないが。)。また、そもそもレロ書店が指定したものの種類はそこまで多くはありません。
ちなみに、バウチャーの範囲の書籍であっても、最後に隣の建物にあるショップのレジを通す必要があるので、忘れないようにしてください。

レロ書店の隣の建物にある、グッズ売り場。奥のレジでバウチャーを使用する。
レロ書店の注意点
次にレロ書店の注意点について紹介したいと思います。レロ書店は、書店自体は2階建てで、その隣に出口やレジ、グッズ売り場がある建物があります。
書店本体の1階と2階の奥にはそれぞれゲートがあり、隣の建物につながっていますが、一度書店を出てしまうと出れません。そのため、途中で間違ってゲートをくぐらないようにしてください。

2階の奥にあるゲート。誤って親子が出てしまい、再入場できなかった。
次に、書店の中心にはその美しさから天国への階段と呼ばれる中央階段があります。しかし、この階段ですが一方通行で、一度上がると降りることができません(ある意味、戻ることのできない天国への階段です)。降りようとすると階段の1階の入り口で、スタッフに止められて、一度外に出るように言われます。(つまり新しいチケットを購入して再入場しろとのこと・・・)。
そこそこの観光客の方が、1階に戻ろうとして止められていました。

天国への階段と呼ばれる中央階段。
その割に、1階では写真を撮ろうと観光客が滞留するため、早く2階に行くように言われます。そのため、1階で満足いくまで書店の中を見て、写真を撮り終わってから、この階段を上って2階に行くようにしてください。
個人的なレロ書店の感想
他の方のブログを見ていると、3、4年前まではレロ書店の入場料は数ユーロと10ユーロ未満だったようです。しかし2026年夏の現在で15.95ユーロまで値上がりしています。インフレによる人件費や維持費の高騰によるところが大きいのでしょうが、やや上げ過ぎの感は否めません。
世界一美しい書店にランクインし、ハリーポッターのモチーフになったという話の尾ひれがついてことにより観光客が多く押し寄せたことにより、仕方なく有料化せざるを得なかった点は同情します。さすがに多くの人がポルトガル語の本を買うことはありませんし、英語の本を買うのであれば、日本人にとっては丸善に行った方が種類は豊富です。
しかし、利益率の良い本のみにバウチャーの使用を限定し、早く2階に行くように観光客を促しながら、一度上がれば戻れないとの対応は個人的には色々と思うことがあります。本屋の形を維持しつつ、観光客が多く来ることによる警備や維持管理費用をどのように確保するかは本当に悩ましいところですが・・・
それを考えると、駅や図書館といった公共施設と異なり、本屋が世界一美しい○○に選ばれるのもどうなのかなと思いました。
レロ書店は、もはや本屋というよりもただの観光地となって、映えスポットとしては行く価値はありますが、それ以上でもそれ以下でもありません。
そのため、本屋としてではなくポルトの1つの観光地として行くのであれば、まぁありかなとは思いますが、上で述べた注意点については本当に注意してください。
まとめ
今回は、世界一美しい書店にもランクインしたポルトガルのポルトにあるレロ書店について、チケット予約のシステムと紹介しました。
レロ書店については、実際に行ってみていろいろと思うところがあり、辛口のコメントも書くことになりましたが、注意点を守り観光地として行くのであれば、1度訪れるのもありだと思います。ただ本屋として行くと、観光地色が強すぎます。
最後まで記事を読んでいただきありがとうございました。
ヨッシー

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