ロンドン市内からヒースロー空港まで、エリザベスラインでの行き方

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ロンドン市内からヒースロー空港まで、エリザベスラインでの行き方 ロンドン

 

みなさんこんにちは、アシスタントのヨッシーです。今回は、エリザベスラインを使って、ロンドン市内からヒースロー空港までの行き方について、その注意点も含めて紹介したいと思います。

 

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エリザベスライン

 

ロンドン市内からヒースロー空港までのアクセス方法は、公共交通機関を使う手段としては大きく分けて4つあり、エリザベスラインはヒースロー空港へのアクセス方法の1つです。

 

今回紹介する、エリザベスラインはそれ自体は2022年5月に正式に開通しており、ロンドンの地下鉄(地下鉄という括りかは微妙ですが)としては、新しい路線です。

 

エリザベスラインの路線図 Elizabeth line – Transport for London (tfl.gov.uk) から引用。

 

エリザベス線はロンドンの西にある、レーディング(Reading)駅からパディントン駅を通り、トッテナムコート駅リバプールストリート駅といったロンドンの中心部を通り、shenfield駅Abbey Wood駅まで走っています。また、エリザベスラインは、Hayes & Harlinton駅からレーディング行きとヒースロー空港行きに分かれます。

 

もっとも、このパディントン駅からヒースロー空港までの区間は、旧ヒースローコネクトの区間です。

旧ヒースローコネクトの時代は、ヒースロー空港の停車駅は、ターミナル2・3とターミナル4であったため、ヒースロー空港・ターミナル5には停車しませんでした。もっともエリザベスラインになってからは、ヒースロー空港ターミナル5までの電車もあります。

 

 

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パディントン駅でのエリザベスラインの乗り場所

 

パディントン駅でのエリザベスラインの駅は、鉄道ともロンドンの地下鉄の駅とも独立しており、別の場所にあるため注意が必要です(もちろん、以前のヒースローコネクトとも駅の場所は違います。)。

 

パディントン駅ではエリザベスラインの乗り場が独立しているため、ロンドン地下鉄を利用してパディントン駅で乗り換える場合には、一度改札から外に出る必要があります。

 

具体的なエリザベスラインの場所は、パディントン駅の1番ホーム側からパディントン駅の駅舎を出たところにあるエスカレーターもしくはエレベーターで地下に降りたところにあります。

 

ンドン市内からヒースロー空港まで、エリザベスラインでの行き方

パディントン駅のエリザベスラインの乗り場行のエスカレーターがある。

 

ンドン市内からヒースロー空港まで、エリザベスラインでの行き方

パディントン駅の外からの様子。この写真中央の坂を下れば、エリザベスラインの駅の入り口(もう1つ前の写真)に着く

 

もっともエリザベスラインは、ヒースロー空港へのアクセス手段だけではなく、レーディングやスラウなどのロンドン近郊の街とロンドンの中心部を繋ぐ主要な通勤手段にもなっています。そのためエリザベスラインは通勤客で平日の朝と夕方はかなり込みます。そのため、パディントン駅のエスカレーターを大きな荷物を持って利用しようとすると、エスカレーター手前にいるスタッフに、奥のエレベーターを使うように注意されます。

 

また仮に、パディントン駅の中でエリザベスラインの乗り場が分からなくなったとしても、エリザベスラインの乗り場を示す矢印が、改札口の少し離れたところ(1番線の近く、日本食の店「わさび」の近く)にあるため、それを辿っていくと、エリザベスラインの乗り場へつながるエスカレーターの乗り場に行くことができます。

 

ンドン市内からヒースロー空港まで、エリザベスラインでの行き方

エリザベスラインの乗り場を示す、案内の矢印が駅の床に書かれている。

 

ロンドン市内からヒースロー空港まで、エリザベスラインでの行き方

エスカレーターを降りたとこらが、エリザベスラインの改札口

 

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エリザベスラインのヒースロー空港までの運賃と所要時間

 

まず、ヒースロー空港からパディントン駅までのエリザベスラインでの値段は、片道12.30ポンドです(パディントン駅からリバプールストリート駅までは、ゾーン1なのでその間の駅からであれば、どこからエリザベスラインに乗ってもヒースロー空港までは同じ値段です)。ちなみに、ヒースロー空港まで行くのであれば、オイスターカードが利用できます。(同様にヒースロー空港からロンドン中心に行く場合にもオイスターカードが利用できる。)

 

エリザベスラインですが、ヒースロー空港よりさらに西(ロンドンとは逆方向)のLver駅(ヒースロー空港にパディントン駅から行くのであれば、無関係な駅)からレーディング(Reading)の間はオイスターカードは利用できませんので注意してください。また何故か分かりませんが、ヒースロー空港行のエリザベスラインの車内でもLver駅から(West Drayton駅を越えて)はオイスターカードが使用できませんとのアナウンスが流れますが、ヒースロー空港行の電車とは無関係なので気にしないでください。

 

他方で所要時間ですが、ヒースロー空港のどのターミナルまで行くのか、またターミナル2&3駅で乗り換えが必要なのかにもよりますが、おおよそ30分から40分程です。

 

 

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エリザベスラインのヒースロー空港までの注意点

 

エリザベスラインは、ヒースロー空港までの所要時間が地下鉄と比べて半分近くであることと、所要時間の割に運賃がヒースローエクスプレスの半額以上であることから、ヒースロー空港へのアクセス手段としては、おすすめです。

 

またエリザベスラインは、新しい路線ということもあり、車内の冷房がしっかりしています。そのため、夏の暑い時期でもエリザベスラインでの移動は快適です。

 

ロンドン市内からヒースロー空港まで、エリザベスラインでの行き方

パディントン駅のエリザベスラインの駅のプラットホームの様子

 

もっとも、このエリザベスラインでヒースロー空港に行く際にはいくつかの注意が必要です。

 

エリザベスライン 注意点 その1 便数がそこまで多くない

 

エリザベスラインでヒースロー空港に行く際に注意すべきことは、まずエリザベスラインのヒースロー空港までの便の間隔が不定期で時間によっては、それほど多くないことです。

 

エリザベスラインのヒースロー空港までの移動方法(Hearhrow Airport travel advice)というロンドン交通局が出しているパンフレットによれば、パディントン駅からヒースロー空港まで行く電車は10分に1本と記載されてます。

 

しかし、ヒースロー空港に行く電車の間隔がたまに、15分から20分ほどの間隔があく場合があります。他方で、電車の間隔が5分ほどということもあります。

そのため、パディントン駅からヒースロー空港までの電車の間隔が必ずしも10分に1本ではなく、20分近くも次のヒースロー空港行の電車がこない可能性があるので注意が必要です。特にヒースロー空港にエリザベスラインで行く時には飛行機の時間があるため、前もってナショナルレールのHP等で時間を調べておく方が良いです。

 

ロンドン市内からヒースロー空港まで、エリザベスラインでの行き方

パディントン駅のエリザベスラインの行先案内(たまにTerminates here「回送」)の表示がある

 

また、エリザベスラインのヒースロー空港行の電車はパディントン駅のエリザベスラインのプラットホームBに到着しますが、その同じホームにはパディントン駅までのものも多く停車します。そのため、間違ってパディントン駅までの電車(Terminates hereと書かれた回送電車)に乗らないように注意してください。

 

 

エリザベスライン 注意点 その2 電車によって行先が異なる。

 

次に、このエリザベスラインですが、ヒースロー空港ターミナル4まで行くものと、ヒースロー空港ターミナル5まで行くものの2つがあります。

 

 

両方とも、ヒースロー空港ターミナル2&3の駅には止まるため、ターミナル5行のエリザベスラインと、ターミナル4行のエリザベスラインのどちらに乗っても問題はありません。

 

しかし、エリザベスラインは元々ヒースローコネクトの時代は、ヒースロー空港ターミナル2、3駅とヒースロー空港ターミナル4しか行っておらず、ヒースロー空港ターミナル5には行っていませんでした。そのため、エリザベスラインはターミナル5行の電車の本数が、ターミナル4行に比べてかなり少ない傾向にあります。

 

もし、ターミナル4行のエリザベスラインに乗った場合には、ターミナル4駅とターミナル5駅の前の駅である、ヒースロー空港ターミナル2&3駅でヒースロー空港ターミナル5行のヒースローエキスプレスに乗り換える必要があります(追加料金は不要)。

 

また、ヒースロー空港ターミナル2&3駅は、ヒースローエクスプレスとエリザベスラインが同じホームに到着するため特にホームの移動は不要です。だいたい、5分程でヒースローエクスプレスが来るため、それほど乗り換えの時間はかかりません。

 

逆に、エリザベスラインでヒースロー空港ターミナル5行の電車に乗り、ヒースロー空港ターミナル4に行く場合は、ヒースローエクスプレスがターミナル4には行かないため、後続のエリザベスラインのターミナル4行の電車に乗ることになり、はじめからターミナル4行のエリザベスラインに乗る方が乗り換えもなくオススメです。

 

エリザベスライン 注意点 その3 土日はイレギュラー発生も

 

エリザベスラインは、土日に運休や遅延、ホームの変更などのイレギュラーが発生することがあります。

 

そもそも、整備のためエリザベスラインのどこかで運休や本数が減少したり、ホームが変更になったりすることもあります。

 

例えば、パディントン駅に行ってみると、エリザベスラインの地下駅への入り口が閉まっていたりします。

 

ロンドン市内からヒースロー空港まで、エリザベスラインでの行き方

とある日曜の朝、エリザベスラインの地下への入り口が閉鎖されていた。

 

その場合、エリザベスライン自体が動いているのであれば、パディントン駅の地上ホーム、ヒースローエクスプレスのホーム(6番と7番)の隣りあたりのホーム(3番から5番あたり)からエリザベスラインが出発することもあります。

 

ロンドン市内からヒースロー空港まで、エリザベスラインでの行き方

エリザベスラインの地下への入り口は閉まっているが、パディントン駅の掲示板にはエリザベスラインの表示。

 

ンドン市内からヒースロー空港まで、エリザベスラインでの行き方

エリザベスラインのヒースロー空港行は、パディントン駅の3番線から出発することも。

 

正直、周りのイギリス人もエリザベスラインはどこから出るんだと、混乱していました(特に工事の影響からこのようなことがおこるため、土日にこのようなことが起こりやすいです。)。

 

そのため、土日にエリザベスラインを利用する際は、TRANSPORT FOR LONDONのHPから、事前に運行状況を確認することをおすすめします。

 

 

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エリザベスラインの車内の様子

 

エリザベスラインは、新しい路線であることから車両も新しく車内も比較的きれいです。

 

ロンドン市内からヒースロー空港まで、エリザベスラインでの行き方

エリザベスラインの車内の様子

 

また、ヒースロー空港に行くことが想定されていることもあり、通路は広く作られています。そのため、大きなスーツケースを持ち込んでも特段不便はありません。

 

エリザベスラインの車両は、通路が広く、4人用の横席と縦長席がある。

 

他方で、ヒースローエキスプレスとは異なり、特段ラゲッジスペースはないため、スーツケースなどの大きな手荷物も手元に置いておく必要があります。

 

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まとめ

 

もちろん、ロンドンからヒースロー空港間のアクセス手段は、ロンドンのどこに行くのかによってもどの交通手段が良いかは変わってきます。

 

もっとも、値段と所要時間を考えれば、エリザベスラインがヒースロー空港までのアクセス手段としてはかなりおすすめです。

 

ちなみに別途、ヒースロー空港までのロンドンからバスで行く方法については、別途記事を書いているので、よければその記事も読んでみてください。

 

 

最後まで記事を読んでいただきありがとうございました。

 

ヨッシー

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