みなさんこんにちは、happy ambassadorの村川です。今回はインドネシアの航空会社であるバティックエアー(Batik Air)について紹介していきたいと思います。
バティックエアー(Batik Air)
バティックエアー(Batik Air)はインドネシアの航空会社でインドネシアの大手LCCライオンエアーの子会社の1つです。このバティクエアーの特徴は親会社がLCCであるにも関わらず、バティクエアーはフルサービスキャリアであるという点です。
現在日本へは、バティックエアー・インドネシア(Batik Air・ Indonesia)は就航していませんが、同じグループ会社のバティックエアー・マレーシア(旧マリンド・エアー)がクアラルンプールから日本まで便を就航させています。(バティクエアーインドネシアとバティクエアー・マレーシアは厳密には別会社で、ここで紹介するバティックエアーはバティックエアー・インドネシアです)
今回私が、利用したバティックエアー(Batik Air)の便は、シンガポール発、ジョグジャカルタ行の便です。
シンガポールチャンギ空港でのチェックイン
シンガポール・チャンギ空港では、バティックエアーはターミナル3を利用しています。
具体的な場所は、ターミナル3の一番端の1エリアを使用しています。このチェックインカウンターは、バティックエアー以外にも同じライオンエアーグループのライオンエアーとタイ・ライオンエアーも同じチェックインカウンターでした。
シンガポール・チャンギ空港ターミナル3のバティックエアーのチェックインカウンター
ここでヴィザチェックがされました。行先と帰国日が確認されました(特にインドネシアのe-VOAや電子関税申告の有無の確認等はされませんでした。)
ちなみに、バティックエアーでは1人20㎏までは無料で預けられます。(この20㎏ですが個数は関係なく、預ける荷物の合計の重さです)
手荷物として持ち込むスーツケースには黄色いタグを付けてもらいました。
バティックエアーから機内持ち込みとしてもらった黄色いタグ
この後はこのまま、シンガポールの出国審査を受けてからゲートに向かいます。
Aゲート16から20までは同じセキュリティチェックを受ける。
この日のゲートはA16番とシンガポール・チャンギ空港ターミナル3の端でした。ゲートに入る直前で、セキュリティチェックを受けます。
バティックエアー(Batik Air)の機内サービス
私が利用したバティックエアーのシンガポール発ジョグジャカルタ便は、737₋800、ビジネスクラスとエコノミークラスの2クラスでした。機体自体は2、3時間の海外線やインドネシアの国内線などでは割と一般的な機体です。搭乗率は50%ほどでしたが、後方にはあまり乗客がおらず割と前方の方に乗客が固まっていたため、機体のバランスをしっかり計算して取れているのか少し心配になりました。
座席の後方、乗客はかなりまばら。
まず、バティックエアーの搭乗と降機の際には共にボーディングブリッジが使用されました。この辺りは、LCCではなくフルコストキャリアであることも関係しているかもしれません。もっともチャンギエアポートは大きいので、そもそもボーディングブリッジの利用しか選択肢がないのかもしれません。
次に、バティックエアーの機内の座席ですが、他のエコノミークラスの座席と広さにおいては遜色なく特にそこまで狭さは感じませんでした。
バティックエアーのエコノミークラスの座席、個人用画面があり、シートピッチは一般的
足元は割と広く、そこまで狭くない。
シンガポールからジョグジャカルタまでの2時間のフライトの中で、軽食が提供されました。
バティックエアーの機内で提供された機内食。
軽食の内容は、クリームパンとチョコレートマフィーン、そして水です。パンは2つともぱさぱさですが、水があるので食べれました。味も美味しくはありませんが、そこまで不味いということもなく、機内食にしてはまぁまぁな味でした。(CAの方がかなり多くの同じパンをカートに載せて配っていたため、おそらく路線にかかわらずバティックエアーの国際線では同じものを配っていると思われます。)
他方で、バティックエアーは短距離線であっても個々の座席に個人用画面が付いています。しかしこの個人用画面は私が乗った時には全席使えませんでした。そのため、機内安全ビデオが流れることもなく、CAが機内安全についてデモンストレーションをしていました。
機内安全ビデオは流れず、CAが実演している。
また、座席のリーフレットには機内Wi-Fiを使い乗客の端末から機内エンターテ―メントにアクセスするように案内がありました。
もっともこの機内Wi-Fiですが、あらかじめバティックエアーのアプリをインストールしておく必要があり、私はアプリをインストールしていなかったため利用できませんでした(もしかするとアプリなしでも利用できたかもしれませんが、やり方はわからずでした)
バティックエアーの個人用画面は使えないのであれば、取り外せば良いと思いますが、取り外すとなるとさらにコストがかかるためそのままにしているのでしょうか。
まとめ、バティックエアー(Batik Air)に乗った感想
航空運賃が、およそ1万2000円ほど(107シンガポールドル)にしては、20㎏まで無料で荷物を預けれることを踏まえると、結果的に同じ路線のエアーアジアやスクートと比べて良いと思います。
ただやはり機材は古く、天井の読書灯がしっかり固定されていないなどそこらじゅうに機体の古さを感じました。また飛行機自体も30分ほど遅延しましたが、まぁ海外では許容の範囲内といえると思います。
味はどうであれ一応食べれる機内食が出たことや、座席の広さ、無料で預けれる手荷物の量を考えると、選択肢には入ってくると思います。
最後まで記事を読んでいただきありがとうございます。
村川
コメント