ジョグジャカルタ新空港における入国手続きについて

みなさんこんにちは、happy ambassadorの村川です。今回はジョグジャカルタにあるジョグジャカルタ新国際空港（YIA）の入国手続きについて紹介していきたいと思います。

ジョクジャカルタ新国際空港（YIA）とは

ジョクジャカルタ新国際空港は、ジョグジャカルタにある国際空港の１つで、ジョクジャカルタの郊外にあります。

ジョグジャカルタには、このジョグジャカルタ新国際空港以外にもアジスチプト国際空港（JOG）がありますが、現在は国際線を含む多くの路線はジョクジャカルタ新国際空港に就航しており、アジスチプト国際空港には一部の国内線が就航しているのみです。

このジョクジャカルタ新国際空港は、空港の運用が開始したのが2019年であることから新しい空港であると言えます。

ジョクジャカルタ新国際空港の入国手続き

2023年10月現在、インドネシアではコロナ禍以前にあった旅行者のビザの免除措置はなく、日本からの観光客も、現地でのビザ・オン・アライバル（VOA）の取得もしくは、事前のオンラインによるビザ（e-VOA）の取得が必要となります。

両方とも、ビザの申請にあたり50万ルピアの支払いが必要になります。

この点、現地でのビザ・オン・アライバル（VOA）の取得については、すべてのインドネシアの空港でできるわけではなく、空港によってはビザ・オン・アライバル（VOA）のカウンターがなくできない空港があります。

当然、インドネシアの主要空港であるジャカルタのスカルノハッタ国際空港(CGK)やバリのデンパサール国際空港(DPS)では、ビザ・オン・アライバル（VOA）のカウンターがありVOAビザを取ることができることが、ガルーダインドネシア航空のHPなどでは記載されていますが、ジョグジャカルタ新国際空港でVOAが取得できるかについての記載はありませんでした。

しかし、私が2023年10月に新ジョグジャカルタ空港を訪れた際には、ビザ・オン・アライバル（VOA）のカウンターがあったため、ジョクジャカルタ新国際空港でもVOAを取得できると思います。

ジョグジャカルタ新国際空港の入国審査ブースの手前にある、Visa On Arrivalのカウンター

ジョグジャカルタ新国際空港での入国手続きの流れ

まず、飛行機から降り、Baggage Claim（手荷物受取）の案内に沿って進みます。

空港のターミナル内は新しくできた空港と言うこともあり、綺麗です。

飛行機を降りると、Baggage Claim（手荷物受取）の案内に沿って進む。

何回か角を回り検疫を通ると、入国審査のブースがあります。もしここでアライバル・ビザを取得する場合には、先に入国審査のブースの手前を右側に曲がりビザ・オン・アライバル（VOA）のカウンターに行く必要があります。

検疫の案内。この先の角を曲がると、入国審査ブースの手前に出る。

また事前のオンラインでe-VOAを取得している場合には、入国審査のブースでパスポートとe-VOAを申請した時に送られてくる書類をプリントアウトしたものを入国審査官に渡します。

そうすると、入国審査官がプリントアウトしたe-VOAの書類にあるコード部分を読み取り機に読み取り、パスポートに小さい紙を貼ってもらいます。プリントアウトした紙は回収されます。

私がジョグジャカルタ空港からインドネシアに入国した時は、特に入国審査官からの質問はありませんでした。しかし私の隣のブースで入国審査を受けていたドイツ人家族は色々と質問を受けていました。

入国審査を終えると、携帯電話等の機種登録（IMEI）の案内がありますが、インドネシアでの滞在が90日以内であれば特に申請する必要はありません。そのため、インドネシアに旅行に行くときにはこの登録を行う必要はありません。

入国審査を抜けた所にある携帯電話等の機種登録（IMEI）の案内。奥の角を左に曲がると荷物受取所へのエスカレータがある。

その後、エスカレータで下の階に降ります。そうするとターンテーブルが左側にあり、直進すると税関のブースがあります。

写真奥が税関のブース。左がターンテーブル。

国際線の乗客は預けた荷物を受け取り、オンライン上で申告したさいに発行される税関申告QRコード（印刷は不要、画面での提示でも可能）を税関職員に読み取ってもらいます。

税関のオンライン申告は家族単位で可能なので、家族旅行の場合は1人、1人個別に申告を行う必要はありません。

また事前にオンラインで税関の申告を完了していない場合には、ターンテーブルと反対側に端末があるため、そこで税関の申告をします。

税関の申告端末。

そして、この税関を抜けると、ジョグジャカルタ新空港の到着ロビー（1階）に出ます。

まとめ

新ジョグジャカルタ空港の国際線は現在、マレーシアとシンガポールからの2路線だけでそれほど便数も多くありません。そのため、入国審査も税関も混んでおらず直ぐに抜けることが出来ました。

もっとも飛行機の降り口から、税関まで意外と歩かされました。税関の申告は事前にオンラインで行っておくのがスムーズだと思います。

最後まで記事を読んでいただきありがとうございました。

村川