ヘルシンキ空港 乗り継ぎ方法 徹底解説

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ヘルシンキ空港

 

みなさんこんにちは、happy ambassador の村川です。今日はヘルシンキ空港の乗り継ぎ方法について、解説していきたいです。

 

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ヘルシンキ空港 乗り継ぎのパターン

 

ヘルシンキ空港は2018年から2019年に渡り、非シェゲンエリアの改修が行われました。そのため、ヘルシンキ空港での乗り継ぎ方法が以前と比べて、少し変わっています。

 

主なヘルシンキ空港での、乗り継ぎの際の変更点は、非シェゲン国からの乗り継ぎの際に、セキュリティチェックのカウンターが増設されたことです。またそれに伴い、乗り継ぎ時間があまりない場合に利用できるセキュリティチェックの優先レーンも新設されました。

 

ヘルシンキ空港は、フィンエアー(フィンランド航空)が拠点とする空港です。そして以前ブロブに書いたように非常に乗り継ぎに便利な空港です。

 

 

ヘルシンキ空港での乗り継ぎは、ヘルシンキ空港への出発地と乗り継ぎ後の目的地によって、以下の4パターンに分類されます。それぞれに応じてヘルシンキ空港での乗り継ぎの方法が、異なります。

 

  1. 非シェンゲン協定国から非シェンゲン協定国への乗り継ぎ
  2. 非シェンゲン協定国から、シェンゲン協定国への乗り継ぎ
  3. シェンゲン協定国から、非シェンゲン協定国への乗り継ぎ
  4. シェンゲン協定国から、シェンゲン協定国への乗り継ぎ

 

1の例は、日本からヘルシンキ空港で乗り継ぎをして、イギリスアイルランドに行く場合(またはその逆)です。

 

2の例は、日本からヘルシンキ空港で乗り継ぎをして、イタリアやスペインなどに行く場合です。

 

3の例は、2の逆で、ヘルシンキ空港で乗り継ぎをして、日本に帰る場合です。

 

4の例は、デンマークからヘルシンキ空港で乗り継ぎをして、ドイツに行く場合です。

 

基本的に、イギリス以外のヨーロッパの国にヘルシンキで乗り継ぎを行い、日本から行く場合は1で、日本へ帰る場合は3の場合だと思ってもらえればいいです。

 

1から4の場合のヘルシンキ空港での乗り継ぎで大きく異なるのは、出入国審査のためにパスポートコントロールを通る必要があるのか、またセキュリティチェックを受ける必要があるのかです。

ヘルシンキ空港で、パスポートコントロールを通る必要があるのは、2と3の乗り継ぎの場合です。

ヘルシンキ空港で、セキュリティチェックを通る必要があるのは、1、2の乗り継ぎの場合です。

 

シェンゲン協定とは、ヨーロッパ内の国における、出入国管理についての協定です。協定国間では、入国審査を不要とするものであり、フィンランドをはじめヨーロッパの26ヶ国が参加しています。そのためシェゲン協定国内での乗り継ぎを行う場合は、最初の乗り継ぎ地で入国審査が行われます。また反対に日本に帰国する場合には、日本への最後のシェゲン協定出発国の乗り継ぎ空港で出国審査が行われます。イギリスとアイルランドを除く主なヨーロッパの国が参加していると思ってもらえればよいです。
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非シェンゲン協定国から非シェンゲン協定国への乗り継ぎ 方法(①の場合)

まずは、ヘルシンキ空港に到着後、飛行機を降りた後は、乗り継ぎと日本語で書かれた「乗り継ぎ」の案内に従って移動してください。
その後、大きなセキュリティエリアの前に着きます。
ヘルシンキ空港 乗り継ぎ
そこでセキュリティゲートの前の電光掲示板に自分の便名がある場合は、short conectionと赤字の表示のある方向へ(写真左奥)、それ以外の場合にはall gatesと記載のある一般のレーン(写真手前)に進みます。short conectionは乗り継ぎ時間に余裕がない便の乗客向けのゲートです。
この辺りは、他の空港と異なり、ヘルシンキ空港には、乗り継ぎの際にはビジネスクラスや上級会員向けのファストレーンは設置されていません。
他方でヘルシンキ空港には、乗り継ぎではなく、ヘルシンキ空港から出発する場合には、ビジネスクラスと上級会員向けのファストレーンがあります。
新しくなったヘルシンキ空港の乗り継ぎ用のセキュリティーレーン。
写真左奥が、乗り継ぎ時間が短い乗客向けのレーン。
ヘルシンキ空港 乗り継ぎ
セキュリティチェックが終われば、自動ドアの前に乗り継ぎ案内があるため、そこで次の乗り継ぎ便のゲートを確認してください。
ヘルシンキ空港でのセキュリティーチェックを終えた後(下の写真)
ヘルシンキ空港 乗り継ぎ
その後は、自動ドアを抜けたところが、非シェンゲンエリアになり、標識に従って、直接指定された次の乗り継ぎ便のゲートまで行くようにしてください。
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非シェンゲン協定国から、シェンゲン協定国への乗り継ぎ方法(②の場合)

ヘルシンキ空港に到着後、セキュリティチェックを通り、自動ドアを抜けるところまでは、①の場合の乗り継ぎ方法と同じです。
セキュリティチェックを抜けたところのホールの写真、ここまでは➀の場合と同じ
ヘルシンキ空港 乗り継ぎ
しかしその後にヘルシンキ空港で、パスポートコントロールを通る必要があります。基本として電光掲示板でチェックした乗り継ぎの飛行機のゲート番号の表示に従っていくと、パスポートコントロールの前までたどり着きます。
この写真の左奥がパスポートコントロールです。シェゲン協定により他の加盟国への乗り継ぎであってもここで入国審査を受けます。
ヘルシンキ空港 乗り継ぎ
その後パスポートコントロールを抜けたところが、シェンゲン協定エリアになり、国内線扱いとなるエリアです。
そこのエリアで、乗り継ぎ便のゲートを探すようにしてください。
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シェンゲン協定国から、非シェンゲン協定国への乗り継ぎ方法(③の場合)

まずヘルシンキ空港での到着の場所は、シェンゲン協定国エリアになります。そこからまずは、案内に従って、出国のためパスポートコントロールを目指すことになります。
ちなみにヘルシンキ空港では、シェゲンエリアの方がかなり広いです。そのためコンパクトさを売りにするヘルシンキ空港であっても、パスポートコントロールがある場所まで、10分から15分ほど歩かされることもあります。
ほとんど、この乗り継ぎの場合はフィンエアーを使うことになるため、わりとパスポートコントロールからは近いゲートに飛行機が到着することが多いですが、15番以下のゲートでヘルシンキ空港に降りた場合には、そこそこ歩くことを覚悟してください。
シェーゲンエリア内のターミナルの様子、このまま30~60の案内に従って写真奥に進むヘルシンキ空港 乗り継ぎ
ヘルシンキ空港でのパスポートコントロールは30番ゲートの反対側の少し奥にあります。そのためまずパスポートコントロールの場所が分からなければ、30番ゲートを目指すようにして移動をしてください。
この奥がパスポートコントロール、直進すれば自動ゲートがある
ヘルシンキ空港 乗り継ぎ
ヘルシンキ空港でのパスポートコントロールでは、日本人は自動ゲートを使用することができます。もちろん有人のパスポートコントロールも利用可能。
その後は、非シェンゲン協定国エリアに入ります。そこから免税店のエリアを通り、連絡通路を渡ればそこが出発ロビーになります。
免税店を抜けたところの連絡通路、この奥が出発ゲート、後はゲート番号に従い移動するだけ
ヘルシンキ空港 乗り継ぎ
後は、自分の乗り継ぎ便のゲートへゲート番号の案内に従い向かうだけです。
もしヘルシンキ空港でどこに行けばいいか分からなくなれば、とにかく次の飛行機のゲートの番号の表示に従って歩くようにしてください。またヘルシンキ空港では他の海外の空港とは異なり、日本語を話せるスタッフも多く常駐しているます。そのため、乗り継ぎの要所には日本語を話せるスタッフが必ずいます。それでも分からなければ、とりあえず搭乗券を空港にいるスタッフに見せれば、次に行く方向を教えてくれます。
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シェンゲン協定国から、シェンゲン協定国への乗り継ぎ方法(④の場合)

 

主にヘルシンキ空港での乗り継ぎは、日本からヘルシンキ空港で乗り継いでヨーロッパへ行くか、その逆の日本へ帰国する場合かになると思います。(①から③までの場合)

そのためヘルシンキ空港での、シェンゲン協定国からシェンゲン協定国への乗り継ぎは、日本人であればあまりないとは思います。しかし、その乗り継ぎ方法について一応書いておきます。

 

基本的にこの場合の乗り継ぎは、それほど難しくありません。

先程述べたように、ヘルシンキ空港に到着したところが日本の国内線と同じで、そのまま出発ロビーです。

(シェンゲン協定内は、国内線扱いのため)

そのため乗り継ぎ方法としては、そのまま、電光掲示板で、乗り継ぎ先のゲートを調べてそのゲートへ向かうだけです。

 

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まとめ

 

ヘルシンキ空港は32番以降のゲートは非シェンゲン協定国行き、それ以下はシェンゲン協定行きとなっています。

もし分からなくなれば、セキュリティチェックを抜ければ、自分の乗り継ぎ先の飛行機のゲート番号を空港の電光掲示板もしくは機内(フィンエアーでヘルシンキに到着時は、すでにゲートが決まっていれば機内でもゲートが確認できます。)、飛行機からターミナルまでバス移動の場合はバスの車内で確認して、ゲート番号の案内に従って行けば間違いなくつけます。

 

ヘルシンキ空港 乗り継ぎ

フィンエアーでヨーロッパからヘルシンキ空港到着前の機内の様子。フィンエアーの機内の画面に、乗り継ぎ先の便のゲートが表示される。

 

ヘルシンキ空港では、セキュリティチェックまでは、乗り継ぎの案内に従って行けばたどり着きます(非シェンゲン協定国からの乗り継ぎの場合のみ)。

 

またどうしても分からない場合は空港スタッフに聞くようにしてください。ヘルシンキ空港のスタッフは乗り継ぎ客に慣れており、親切な人が多いので、親切に教えてくれると思います。
さらに、フィンエアーHPにもヘルシンキ空港の乗り継ぎ情報(公式)が掲載されているので、ヘルシンキ空港での乗り継ぎに不安がある場合には、そちらも一度参考にしてみてください。
以上ヘルシンキ空港の乗り継ぎ方法徹底解説でした。
最後までブログを読んでいただきありがとうございます。
村川
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