みなさんこんにちは、happy-ambassador の村川です。今日はフィンランドからの帰国便で、飛行機の中からオーロラを見る方法をご紹介します。
飛行機の中からオーロラが見れる路線
オーロラは、北極圏で見れます。そのため、日本からヨーロッパ線で、夜に北極圏(おおよそフィンランドあたりから、ロシアの北側)を飛ぶ飛行機であれば、オーロラが発生すれば見れます。
またカナダやニューヨーク方面でも見れる可能性はありますが、私自身乗ったことがないため、分かりません。
おおよその目安としては、夕方もしくは夜にヨーロッパを出発する便であれば、見ることができる可能性があります。
今回は何回か私が実際に見たことがある、フィンランドのヘルシンキ空港から、日本までの帰国便での、飛行機の中からオーロラの見方を紹介します。
ヘルシンキ発の飛行機内でオーロラを実際に見る
フィンランドの首都ヘルシンキからは、フィンエアー(フィンランド航空)を中心に、日本の成田空港、羽田空港(2020年夏ダイヤから)、中部空港、関西空港、新千歳空港、福岡空港(夏ダイヤのみ)まで飛んでいます。
ヘルシンキ-成田空港路線のみ、フィンエアーとJALの2社が運行しています。
そにため割と、この路線は選択肢が多いです。またフィンランドのヘルシンキ空港はヨーロッパ域内の乗り継ぎにかなり便利なためフィンランドに直接用事のない人でも選択しやすいです。
さらにフィンエアーは、ヨーロッパの航空会社でもかなりオススメの航空会社です。そのため、フィンランドからの飛行機内でオーロラを見ることを狙うのは、良いと思います。
飛行機内から、オーロラが見れる座席
フィンランドから日本への飛行機はフィンエアーとJAL、共にほとんど同じ航路を飛びます。そして北極圏側で見れるため、進行方向から左側の座席の窓側(A席)からであれば、オーロラが出れば飛行機内から見ることができます。
(あまり夜の便はありませんが、日本からフィンランドへの場合は逆の右側の座席になります。)
ちなみにJALのヘルシンキ-成田便の帰国便はこのことを知っている人が多いせいか、割と早くにAの座席が埋まります。
とりわけビジネスクラスでは、マイルのアップグレートでは取れなかったり、普通の運賃でも直ぐに埋まってしまうことが多々あります。
逆に座席番号がAであっても飛行機の羽の上では見ることができない場合があります。以下フィンエアーとJAL便に分けて紹介します。
JAL便ヘルシンキからの帰国便
まずJALでのヘルシンキ-成田便ではボーイング787-9が使われています。
総じて飛行機の羽の部分オーロラが出ても見えないかかなり見にくいです。
そのためJAL SKY SUITEの使用(ビジネスクラスがSKY SUITE Ⅰを使っているもの)の場合は、ビジネスクラスの後方(後方最前列の7Aを除く)とプレミアムエコノミーでは羽にかかりオーロラを座席から見ることは難しいと思います。
(それでもプレミアムエコノミーの最前列まではなんとか見える可能性はありますが。)
またエコノミーの場合はあまり前方過ぎると見えないため、エコノミーのエリアの真ん中より後方の方が良いと思います。
逆に同じJAL便でも787-8(以前はよくヘルシンキ便で使われていた)の場合は、ビジネスクラスおよびプレミアムエコノミーの最前列でも見ることができます。
(少しプレミアムエコノミーの最前列は厳しいですがギリギリと言ったところでしょうか。)
エコノミーの場合は上記と同じです。
まとめると、ビジネスクラスであれば、前方の区間。プレミアムエコノミーであれば出来るだけ前方(それでも羽にかかるため見えない可能性あり。)
エコノミーであれば、半分より後方がおススメです。
フィンエアー便 ヘルシンキからの帰国便の場合
フィンエアーでは、日本とヘルシンキの間の便は主に、エアバスA350が使用されています。(また、フィンエアーの日本線では、A330の場合があります。)
乗ったことはありませんが、ビジネスクラスの場合は問題なく見えると思います。他方で、エコノミーコンフォートの場合は最前列もしくは2列目までが羽にかかってもギリギリ見えるところです。
エコノミーの場合は後方のブロックが、羽にかからず見える座席だと思います。
またエアバスA330の場合は、ビジネスクラスおよびエコノミーコンフォートでもほとんど羽にかからないため見えると思います。またエコノミーの場合は、最前列と2列目までがギリギリで、後は後方の方が羽にかからないと思います。
フィンエアーの場合は、ビジネスクラスとA350の場合はエコノミーコンフォートの最前列もしくは2列目,A330はエコノミーコンフォートは全席が見え、エコノミーの場合は後方座席と言ったところです。
ただ、フィンエアーの場合はA350でもビジネスクラスが多い場合と少ない場合の2種類があります。一応私はビジネスクラスが多い場合を前提としてお話ししています。
そのため少ない場合ではエコノミーコンフォートはだいぶ飛行機の前の方となるため、全席見えるのではないでしょうか。
もし分からなければ、座席指定の際には、飛行機の羽の上の部分には座席指定をせず、ビジネスクラスおよびエコノミーコンフォートであれば出来るだけ前を、エコノミーであれば後方を取るようにするのが1番良いと思います。
飛行機内から、オーロラが見える時間帯
そもそもオーロラが出るか出ないかはかなり運的なものです。
またどうしても、時期によって日照時間が異なるため一概には何時からとは言いにくいです。実際フィンランドは北欧の国です。
そのためフィンランドの最南端近くにあるヘルシンキと言えども、12月は4時前ぐらいには日が沈みます。また白夜でない9月末でも、主に日本への帰国便が出発する17時台では当然明るいです。
逆に言えば、夜が冬の方が長いためオーロラを飛行機内から見るチャンスは大きいと思います。
私がオーロラを見たのは、9月はおおよそ離陸してから3時間後ぐらいでした。また2月の場合はだいたい4時間後でした。(夕方にヘルシンキ空港を出発する便)
おそらく、夕方にヘルシンキ空港を出発する便(深夜便を除けばほとんどがこの時間帯のヘルシンキ空港出発になります)ヘルシンキ空港を出発してからおおよそ、2時間後から4時間後もしくは5時間後ぐらいまでが、オーロラを見れる時間ではないでしょうか。
おおよその目安としては、見え始めるのは、食事が終わった頃ぐらいからだと思います。(ビジネスクラスの場合は食事の時間が長いため、メインからデザートぐらい?)
窓側の座席が取れなかった場合 オーロラの飛行機内からの見方
最後に、フィンランドからの帰国便で窓側の座席が取れなかった場合又は、窓側でも飛行機の羽で外側あまり見えない場合のオーロラの見方を紹介します。
飛行機の場合は通常出入り口に小さな窓が付いています。そのため、食後あたりに席を立って、出入り口のドアの近くにある窓から外を見ることで、オーロラが見える場合があります。
また窓の下にはライトがついていることがあるので、その場合はライトを手で隠して、見ると外側が暗くなり、オーロラが出ていればオーロラを見ることができます。
ビジネスクラスの場合は真ん中の出入り口付近、エコノミーの場合は1番後方の出入り口付近のそれぞれ進行方向左側(北側)の窓から覗き込むのが良いと思います。
ちなみにエコノミーもしくはプレミアムエコノミーの乗客の方は間違ってもビジネスクラスのカーテンを超えてビジネスクラス側に入り込まないようにしてください。迷惑行為です。
おそらく大丈夫だと思いますが、出入り口部分には触れないでくださいとの記載のある場所があります。窓から外を覗く際にそのような場所に触れないようにしてください。
最悪の場合緊急着陸地なり、法律上処罰されます。(まぁ普通に出入り口付近の窓から覗くだけでは、そんなことにはなりませんので安心してください。あくまでも注意換気程度です。)
まとめ
フィンランドからの帰国便で飛行機の中からオーロラを見るポイントは、①進行方向左側の座席(座席A)で飛行機の羽の上を避けること、②ヘルシンキ空港離陸後の2時間後から4時間後ぐらいの間に外を注意することです。
どれぐらいのオーロラが見れるかはその時の運によります。また日によっては全然見れない時も、もちろんあります。
私もそこそこ大きなものが見れる時もありましたが、まったく見れない場合もありました。
そのため、見れればラッキー程度に思っておく方が良いと思います。また、フィンランドからの帰国便は早朝に日本に到着するため、あまり無理をすると翌日が辛いです。
フィンランドから日本への便を利用する際には、少しでも参考にしていただければと思います。
また他の日本-ヨーロッパ線でも、オーロラの見方としては、座席はヨーロッパ発の際は進行方向左側、日本発の場合は進行方向右側です(いずれも北側の窓側座席)。また航空航路によっては見れないない場合もあります。
フィンランドは、オーロラで有名な国です。そのためフィンランドのオーロラツアーでは、ヘルシンキ空港からの帰国便を利用することが多いです。
もしフィンランドのオーロラ観賞ツアーで、オーロラを残念にも見れなかった方には最後のチャンスになります。
上記の記事は当ブログのフィンエアーに関するものです。もしよければ参考程度に見てみてください。
最後までブログを読んでいただきありがとうございます。
村川
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