みなさんこんにちは、happy ambassador の村川です。今日は台湾の主要空港である桃園国際空港から台北までのアクセス手段を紹介します。
台湾 桃園国際空港とは
台湾桃園国際空港は、台湾の最大級の国際空港です。場所は、台北から南西にある桃園市にあり台北からは新北市を挟んだ位置にあります。
桃園国際空港は、国際線の専用空港です。国内線が飛んでいるのは、台北の中心にある松山空港です。
イメージとしてはだいぶ桃園国際空港は台湾の中心都市である台北から離れており、成田空港と東京都心ぐらいの距離があります。
日本から台湾への航空便の大部分が、この桃園国際空港に到着します。そのため台湾を訪れる際にほとんんどの観光客が利用する空港だと言えます。
反対に台北松山空港へは、日本からは羽田空港からの8便だけです。
桃園国際空港から台北までの主なアクセス手段は、MRTと空港バス、高速鉄道の三種類があります。
MRT 桃園国際空港線
台北の主要な交通手段がMRTです。台北ではMRTがかなり発達しており、旅行者のみならず台北に住んでいる人にとっても欠かせない交通手段です。そのため台北の観光ではMRTを利用することが多いです。しかし台北の中心である台北駅と桃園国際空港を結ぶMRT桃園国際空港線は、2017年の3月に開業したばかりの比較的新しいMRTです。
このMRTができる前は、桃園国際空港のアクセスは、バスのみで、下記の高鉄に乗るにしても、バスで直接台北に出るにしても、とりあえずバスに乗らなければなりませんでした。
そのため桃園国際空港は台湾の主要空港であるにも関わらず、それほどアクセスが良くありませんでした。そもそも大都市にある主要な国際空港までのアクセス手段がバスのみであるということはとても珍しいことだと思います。
MRTの桃園空港線は桃園国際空港から台北の中心である台北中央駅までをおおよそ37分で結びます。(快速乗車の場合)
値段は、片道 150元(台湾ドル)です。この点kkdayから頼むと外国人専用切符を片道450円・往復880円で購入することができます。
空港バス
MRTが台北の中央駅まで出ているのとは対照的に、台北中央駅以外にも、空港バスは桃園国際空港から台北のいろんな場所まで行っています。
具体的には、行天宮や国父記念館、市政府前のバスステーション、MRT忠孝復興駅前、松山空港などです。
空港バスの運賃はそれぞれの行き先によって異なりますが、おおよそ台北の市内であれば100元から140元ほどです。(台北中央駅までは、空港バスであれば90元)
空港バスでの所要時間はだいたい70分から90分ほどです。(MRT南港駅までは120分ほどです。)ちなみに行天宮などかであれば、道路状況にもよりますが、40分から30分程とMRT桃園国際空港線よりも早い場合があります。
また台北以外にも台中など台湾中部へも桃園国際空港から、空港バスが出ています。（片道300台湾ドル）
さらに台湾の空港バスは日本の空港バスと変わらず、乗り心地は良いです。
台湾高速鉄道
桃園国際空港は、台湾高速鉄道の桃園駅から近いです。台湾高速鉄道とは、台湾版の新幹線だと思ってもらえれば良いです。
とはいえ、パリのド・ゴール空港やフランクフルト国際空港とは異なり、空港の真下や真横に高速鉄道の駅があるわけではありません。
実際に高速鉄道で台北まで出るためには、MRTの桃園国際空港線で高速鉄道の桃園駅まで行き(桃園国際空港からは5駅ほど向こう)、そこから台湾高速鉄道に乗り換えます。
所要時間は、MRTで桃園国際空港から高速鉄道の桃園駅までが10分ほどで、桃園駅から台北駅までが、20分から30分ほどです。
料金は、MRTの運賃が20元。台湾高速鉄道の料金が80元です。合計100元です。
MRTの桃園国際空港線ができるまでは、主要なアクセス手段でしたが、MRTができてからは、台北へのアクセス手段としては、利用する利点が失われたようにも思います。
今ではどちらかというと、台中や台南、高雄などの台湾の中部や南部に行く際には高鉄を利用するため、このルートが便利なルートです。
桃園国際空港までは、どのアクセス手段がおすすめか
たしかにMRTは時間が早くまた、切符も外国人専用のお得な切符(450円ほど)買えばけっこう安いです。そのためこの中では、もっともおすすめのようにも思います。
しかしこのMRTですが、桃園国際空港での駅は空港にわりと近いですが後から出来たということもあり台北の中央駅から少し離れており、大きなスーツケースを持っての移動には適していません。
また、台北中央駅付近のホテルであれば良いですが、ほかのエリアにホテルを取っているのであれば、台北中央駅からMRTで乗り換えなければなりません。
そうであれば、空港バスを利用してホテルの近くのバス停で降りる方が移動の負担は少ないと私は思います。
実際のところバスでの移動時間もMRTの乗り換えなどを考慮すれば、桃園空港線のMRTを使う場合と大きく変わらないと思います。また場所によっては空港バスの方が、MRTの利用よりも早い場合もあります。
そのため、台北中央駅の近くで3泊程度の滞在で荷物が少なければ、時間を考えても桃園国際空港のMRTでの移動はおすすめします。
しかし他方で荷物が多くホテルが台北中央駅付近でなければ、空港バスの方がおすすめです。
まとめ
今回は台湾の桃園国際空港から台北の中心部までのアクセスについてまとめてみました。
記事を最後まで読んでいただきありがとうございます。
村川
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