大英博物館、これだけは見たい展示品 おすすめの8選

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大英博物館、これだけは見たいおすすめ展示品8選 イギリス

 

みなさんこんにちは、アシスタントのヨッシーです。

今日はロンドンにあるブリティッシュミュージアムこと、大英博物館の中でも、これだけは観ておきたい、展示品8選を展示品までの行き方を含めて紹介します。

 

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大英博物館(ブリティッシュミュージアム)

 

大英博物館と言われれば、ロンドンにある有名な観光地の1つです。しかしこの大英博物館は、とにかく広いです。またどこに何があるかも分かりにくいです。

そのため、日本の博物館と同じ感覚で大英博物館に行くと確実に迷います。

私もかれこれ、4、5回は大英博物館を訪れましたが、未だに博物館の中では迷います。

 

そんな大英博物館ですが、時間が無い人であっても、せっかく訪れたからには、ぜひ観て欲しいおすすめの展示品8選を紹介します。

 

また大英博物館は先ほど述べたように広く、どこに何があるのか分かりにくいので、効率的に博物館のおすすめ展示物を回れるように、おすすめの展示物のそれぞれの行き方についても詳しく紹介します。

 

大英博物館を回る目安は1時間半から2時間ほどです。

正直なところ1つ1つじっくり展示物を観るとなると、平気で1日はかかります。それほど博物館の中は広く、その貯蔵品は展示されているものだけでも膨大です。

 

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大英博物館の入場時の注意点

 

大英博物館ですが、入館料は無料です。これは多くのロンドンの博物館や美術館に言えることですが、博物館や美術館の展示便を少しでも多くの人に観てもらおうとの趣旨から、わりと無料のところが多いです。

(ただし特別展については、有料)

 

実際のところ、ロンドンでは大英博物館以外にも、ナショナルギャラリーなどの美術館やヴィクトリア・アルバートン博物館などは、入館料が無料です。

 

まず大英博物館に入るには、セキュリティチェックを受けます。ここで注意して欲しいのは、刃物類の持ち込みや、キャスターのついたカバンの持ち込みが禁止されていることです。またカバンは中身を開けて検査されます。

 

それが終わると番号を言われて、カウンターへ案内されます。ここでは大英博物館へいくらかの寄付を求められます。クレジットカードの端末まで用意している準備の良さです。

博物館への寄付は自由なので、無視して右手奥の出口まで行ってもらっても構いません。

 

ちなみに、依然から博物館への寄付の呼びかけ(1人5ポンドの寄付)がなされていました。しかし、このようなカウンターは、一昨年私が大英博物館を訪れた時にはありませんでした。

そろそろ博物館自体の運営が、今の入館料無料では厳しいとのことなのでしょうか。もしかするとその内、大英博物館も入館料を取り始め、有料になるかもしれません。

 

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大英博物館 おすすめ 展示品 その1 ロゼッタストーン

 

大英博物館、これだけは見たいおすすめ展示品8選

 

大英博物館の展示品といえば、やはりもっとも有名なものが、ロゼッタストーンです。

これはフランスのナポレオンが、エジプト遠征の時にエジプトのロゼッタで発見したもので、ヒエログリフ、デモティック、古代ギリシャ語の3つの言語で書かれているものです。

 

展示品のなかでも、かなりの人気とあって、いつもロゼッタストーンの周りには人だかりが出来ています。

 

大英博物館の中心部にあるグレートコート

大英博物館、これだけは見たいおすすめ展示品8選

 

ロゼッタストーンが展示されているのは、1階の4号室です。具体的には、大英博物館のグレートコート(中央の広場部分)を左に進むと、右手にショップがあり、そのショップとは反対側の扉を入ってすぐの所にあります。

 

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大英博物館 おすすめ 展示品その2 ライオン狩りのレリーフ

 

大英博物館、これだけは見たいおすすめ展示品8選

 

ライオン狩りのレリーフは、大英博物館にある最大級のレリーフです。

古代アッシリア(現在のイラク北部にあった古代帝国)の首都ニネヴェの王宮にあったレリーフである。アッシリア王国は、紀元前600年代とかなり古い王国である。

 

この王宮はアッシュールバニパル王が建てたもので、ライオン狩りは王のスポーツとされていました。

 

このレリーフはまさに迫力があり、ライオン狩りのレリーフの手前にあるラマッスと呼ばれる人の顔を持つ幻獣(スフィンクスのような像)の像も必見です。この像が両脇にいる場所がレリーフの入り口です。

 

大英博物館、これだけは見たいおすすめ展示品 8選

 

ライオン狩りのレリーフの場所は、10号室にあります。具体的には、上記のロゼッタストーンから2つ奥の部屋(23号室)の左手にラマッスが左右に2体ある部屋の奥に展示されてあります。ちなみにこのラマッス自体も大英博物館のみどころ1つです。

 

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大英博物館 おすすめ 展示品 その3 パルテノン神殿の彫刻群

 

大英博物館、これだけは見たいおすすめ展示品8選

 

パルテノン神殿の彫刻群もまた、大英博物館で有名な展示品の1つです。

パルテノンの神殿は、古代ギリシャの1つのポリスであるアテネのアクロポリスにあった神殿です。その後オスマン帝国時代の1687年に戦争により破壊され今では、アテネにあるパルテノン神殿は一部修復されましたが、ほとんど遺跡のみとなっています。

 

そして、そのパルテノン神殿に装飾として飾られていた、一部の彫刻が大英博物館にあります。

 

パルティノン神殿の彫刻6、7年前は大英博物館の地下にあったように思いますが、今は1階の18号室に展示されています。

 

ロゼッタストーンが展示されているところから、さらに真っすぐ進めば、パルテノン神殿の展示室がある。

大英博物館、これだけは見たいおすすめ展示品8選

 

具体的な場所は、上記で述べたロゼッタストーンのから、さらに奥の突き当たりまで行くとパルテノン神殿の部屋があります。その部屋の中に入って右手にあります。

 

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大英博物館 おすすめ 展示品 その4 ハリカルナッソスのマウソロス霊廟の彫像

 

大英博物館、これだけは見たいおすすめ展示品8選

ちなみに大英博物館に展示されている写真の馬の彫像は、霊廟の頂点に飾られていたとされている

 

ハリカリナッソスと聞いて、おそらく日本人であれば、「それ何?」と思う人がほとんどではないでしょうか。

ハリカリナッソスとは、現在のトルコ南東部のボドルムにあたる地名です。紀元前300年ごろにカリア王国があり、ハリカリナッソスを首都としていました。

 

そしてそこには紀元前350年に作られた巨大な霊廟があったとされます。その巨大さからも、古代七不思議の1つとされています。霊廟自体はマウソロスの建てられたものです。

 

ハリカリナッソスのマウソロス霊廟の予想図

大英博物館、これだけは見たいおすすめ展示品8選

 

現在ではボドルムには、遺跡の跡地があるだけですが、ハリカリナッソスのマウソロス霊廟に飾れていた彫像がいくつか大英博物館に展示されています。

ちなみに上記の写真の馬の彫像の反対側にも人型の彫像が2体置かれていますが、それもマウソロスの霊廟に飾られていたものです。そのためこの霊廟がいかに大きかったのか、体感することができます。

 

場所は、大英博物館の1階の21号室です。具体的には上記のライオン狩りのレリーフの入り口にあるラマッスと真反対側の階段を登り、次の部屋を2つ抜けたところの1番奥に展示されています。

 

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大英博物館 おすすめ展示品 その5 踊るシバ神像

 

大英博物館、これだけは見たいおすすめの8選

 

世界史の教科書によく載っているのが、この踊るシバ神の像です。ちなみに同じ部屋には、ガネーシャやガルーダなどのヒンドゥー教の神々の像がいくつかあります。

 

踊るシバ神が展示されている場所は大英博物館の1階、33号室です。具体的には、大英博物館のグレートコートの突き当りにあるモアイ像の部屋(24号室)を直進して通り抜けさらに奥に進んだ突き当りを左にまがったところに展示されています。

通路のど真ん中に展示されているので分かりやすいと思います。

 

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大英博物館 おすすめ展示品 その6 アステカの双頭の蛇

 

大英博物館、これだけは見たいおすすめの8選

 

これも大英博物館の有名な展示品の1つです。メキシコのアステカの双頭の蛇です。

トルコ石でできており、祭りの際に使われたものと考えられています。ちなみにこの双頭の蛇の展示品の裏にはさらに、人間の顔を模したトルコ石の展示品などアステカ文明に関係するものがいくつかあります。

 

双頭の蛇が展示されているのは大英博物館の1階の27号室です。具体的には前述のモアイ像のある24号室の部屋を入ったところの右手(モアイの像と向かい合って右)にある扉を入って、2つ目の部屋にあります。

ちなみにこのモアイ像も今回の8選には入れていませんが、大英博物館の見どころの1つです。

 

大英博物館、これだけは見たいおすすめの8選

モアイ像がある大英博物館の24号室の様子

 

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大英博物館 おすすめ展示物 その7 ウルのスタンダード

 

大英博物館、これだけは見たいおすすめの8選

 

このウルのスタンダードは1度、大英博物館展で日本に来たことがある展示品です。当時は、この後に紹介する、ルイス島のチェス駒と一緒に来たことがあります。そのためウルのスタンダードは駅のポスターなどで見たことがあるという人も多いと思います。

 

スタンダードとは軍旗のことで、これは古代のシュメールの古代都市ウルの遺跡から墓の副葬品として出土したものである。ウルは紀元前2600年ごろの古代都市であり、現在のイラクにあたる。しかしこのウルのスタンダードの実際の用途は分かっていません。

 

場所は大英博物館の2階の56号室に展示されています。ちなみにこのウルのスタンダードは、普通に2階から探すとかなり迷います。私も以前大英博物館を訪れた時に、日本での大英博物館展に行けなかったことから、この展示品を観ようとして探したことがありますが、途中で迷い探すのに苦労しました。

 

もっとも分かりやすい行き方は、大英博物館の1階のグレートコートの入り口を背にして左側の階段を登ります。そうすると、右手に大英博物館のカフェがあります。このカフェですが15:00から17:30までの間、アフタヌーンティーを楽しむことができます(ラストオーダーは17:00)。

 

このカフェのアフタヌーンティーは、ロンドンの中ではわりと安い方です。そのため、お得にロンドンでアフタヌーンティーを楽しみたいなら、このカフェのアフタヌーンティーはおすすめです。

またアフタヌーンティー意外も含めて大英博物館のHPからカフェの予約ができます。

 

大英博物館、これだけは見たいおすすめ展示品8選

 

 

このカフェの向かい側に2階の展示室への入り口があります。その入り口を入って右手に曲がって進んだところに、ウルのスタンダードが展示されています。

 

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大英博物館 おすすめ展示物 その8 ルイス島のチェス駒

 

ルイス島のチェス駒も、上述のように日本の大英博物館展に来たことのある展示品の1つです。このルイス島のチェス駒を有名にしたのは、ハリーポッターの映画です。ハリーポッターと賢者の石に出てくるチェスの駒は、このルイス島のチェス駒をモチーフにしたものです。

 

大英博物館、これだけは見たいおすすめ展示品8選

 

ルイス島とは、イギリス・スコットランド北西部にある島で、そこで1831年に発見されたのが、この駒です。

そしてこの駒はセイウチの牙から作られているとされており、発見された78個の内67個が大英博物館にあります。ちなみに残りの11個はエディンバラのスコットランド国立博物館で展示されています。

 

このルイス島のチェス駒も実は大英博物館の2階の40号室に展示されています。しかし、2階部分から行くと行にくいです。(大英博物館の2階部分は隣の部屋でも行けなかったり、扉がどこにあるか分からなかったりするため、けっこうややこしいです。)

私も2回ほど2階から行こうとして、結局ルイス島のチェス駒の場所が分からず、仕方なく帰ったことがあります。

 

大英博物館の入り口を入ってすぐのところにある階段、これを登って2階に上がる。

大英博物館、これだけは見たいおすすめ展示品8選

 

一番わかり安い行き方は、大英博物館の入り口を入ってすぐ、グレートコートに入る手前の左手側(大英博物館の入り口を背にして)に階段があります。その階段を登ると、カフェがあります、そこのカフェの横にある扉から部屋に入ると、ルイス島のチェス駒が展示されています。

 

階段を上がったところにあるカフェ、写真右奥の扉から中に入るとルイス島のチェス駒が展示されています。

大英博物館、これだけは見たいおすすめ展示品8選

 

ちなみにウルのスタンダードと、ルイス島のチェス駒は同じ2階に展示されていますが、それぞれ真反対の位置にあります。そのため2階を移動していくのは迷う可能性があります。一度1階のグレートコートまで戻る方が良いと思います。

 

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大英博物館の注意点とおすすめルート

 

まず、上記の大英博物館の展示物おすすめ8選を見るためのおすすめルートですが、①ロゼッタストーン、②ライオン狩りのレリーフと③ハリカリナッソスのマウソロス霊廟、④パルテノン神殿の彫像は展示場所が近いです。また⑤踊るシバ神と⑥双頭の蛇も展示場所が近いです。それらは大英博物館の1階にあります。

他方で、⑦ウルのスタンダードと⑧ルイス島のチェス駒は、大英博物館の2階にあります。

 

そのため、①から④まで及び、⑤と⑥を先に回り(①から④及び、⑤と⑥の順番は⑤と⑥が先でも良い。)、⑦と⑧をその後に別々に回るのが一番効率が良い回り方だと思います。

 

もっとも、大英博物館は日によって閉鎖されている部屋があることがあるので注意が必要です。また時間帯によっては、途中から閉鎖されることもあります(特に閉館の3時間前からと通常の開館時間が延長される金曜日)。

 

また大英博物館の開館時間は毎日10:00から17:30まで(金曜日のみ20:30まで)です。

しかしこの閉館時間というのが、なんともくせもので、閉館時間は完全閉館時間(つまり大英博物館の正面玄関が閉まる時間です。)です。そのため16:30ごろから次々と博物館内の展示室が閉まり始めます。

 

そのため最低でも、15:30頃までには大英博物館に入っておきたいです。そうでなければ、見たい展示物が途中で見れなくなるということも起こり得ります。この辺りはそもそものイギリスと日本の文化が違うことから注意してください。

 

また大英博物館は入場料が無料ということもあり、館内は誰でもはいれることからスリがいるので、貴重品の管理には注意してください。おそらく最近は、手荷物検査をしていることから、以前よりは減ったとは思いますが居てもおかしくないです。

 

またもし見たいものの場所が分からなくなったり、道に迷えば大英博物館の館内の至る所にいるスタッフに聞けば場所を教えてくれます。また所々には館内の地図があり、現在地が分かります。また部屋の中には、部屋番号が振られており、案内も部屋の出入り口にあります。

おそらく一番確実なのは、とにかく近くにいるスタッフに写真などを見せて聞くことだと思います。

 

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まとめ

 

大英博物館は本当に広く大きな博物館です。そのため時間があまりない時にはどれだけ効率良く回れるかが重要です。また本当に迷いやすいので注意してください。ヨーロッパの他の博物館や美術館を一度でも訪れたことがある人ならわかると思いますが、日本の美術館のように順路はなく、日本と同じと思うと迷います。

 

また今回紹介できなかった中にも、イースト島のモアイ像やその同じ部屋にあるクリスタルスカル、また大英博物館の2階にある古代ローマや古代エジプトの品々は見どころ満載です。もし時間があれば、それらもせっかくなので見ていくことをおすすめします。

 

最後まで記事を読んでいただきありがとうございます。

ヨッシー

 

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