みなさんこんにちは、アシスタントのヨッシーです。今日はイギリスの中でも私がおすすめする観光地、ウィンザー城について書きたいと思います。
ウィンザー城
ロンドンの近郊、ヒースロー空港よりさらに西にある有名な観光地であるウィンザーにあるお城がウィンザー城です。
ウィンザー城の歴史は古く900年以上にわたり使用されています。そして今でもイギリス王室のロイヤルファミリーが使用したり、国家行事で使用されています。
またウィンザー城には聖ジョージ礼拝堂があり、最近ではヘンリー王子とメーガン妃との結婚式に使われました。
ウィンザー城はウィンザー&イートン・セントラル駅とウィンザー&イートン・リバーサイド駅の2つのどちらからも行けます。
ロンドンからウィンザーへの行き方(ウィンザー&イートン・リバーサイド駅へのもの)は他の記事に書いているので、もしよければ読んでみてください。
ちなみに、どちらの駅からもウィンザー城のステートアパートメントの丸い建物が見えることから、それを目印にすれば簡単に行くことができます。
ウィンザー城のチケットと入り口
写真の右手側がウィンザー城の入り口
ウィンザー城の入り口は、ヴィクトリア女王の像から始まるキャッスルヒルの途中にある、ゲートを右手に曲がったところにあります。
ウィンザー城のチケットは、大人が23.50ポンド、60歳以上と学生が21.20ポンド、17歳以下と障害者が13.50ポンド、家族チケットが60.50ポンドです。(家族チケットは大人が2までと17歳以下の子供が3人まで)
チケットには、ウィンザー城内のステートアパートメントとクイーンメアリー人形館と聖ジョージ礼拝堂の入場券とオーディオガイド(日本語あり)が含まれています。
ウィンザー城のチケットは入り口を入った奥のチケットショップで購入できます。私は冬の土曜日に訪れましたが、チケットオフィスはそこそこ人で混み合っていました。
オンラインでもチケットは購入できチケットの交換には専用のレーンが使えるため、とりわけ夏にウィンザー城を訪れる場合は、あらかじめオンラインでチケットを購入している方が良いと思います。→ウィンザー城の公式サイト(英語)
またウィンザー城が今でもイギリス王室の公式行事等に使用されていることから、日によってはステートルームに入れない場合やウィンザー城それ自体には入れない場合があります。そのため、ウィンザー城を訪れる際には、あらかじめウィンザー城の公式HPで確認をしておくのが良いと思います。
チケット購入後は、金属探知器によるセキュリティチェックがあります。
オーディオガイドが受け取れる場所(写真)
その後、建物を出て坂を登った途中にオーディオガイドの貸し出し場所があります。オーディオガイドは、ウィンザー城の出口手前で返却します。
ウィンザー城の主な見所
ウィンザー城の中で見学ができるのは、ステートアパートメントと、聖ジョージ礼拝堂、クイーンメアリー人形館の3つです。
その中でもステートアパートメントと聖ジョージ礼拝堂はウィンザー城見学のメインになります。
他方で、クイーンメアリー人形館とステートアパートメントは入り口が同じで、手前にクイーンメアリー人形館があり、その奥がステートアパートメンになります。
クイーンメアリー人形館は、かなり細密に作られたドールハウスです。実際にドールハウスの家具や食器などは、本物をそのまま縮小したかのようにかなり細かく作られています。また中にあるワインボトルには、驚くべきことに本物のワインが入っています。この人形館もできれば、見てみることをおすすめします。
ウィンザー城 ステートアパートメント
ステートアパートメントの入り口
イギリス王室の見学可能な宮殿と言えば最も有名なのは、ロンドンのバッキンガム宮殿のステートルームです。しかしウィンザー城のステートアパートメントは、正直バッキンガム宮殿と同程度か、それ以上と言えます。
バッキンガム宮殿のステートメントルームは、夏の限られた間だけしか公開されていません。それと比べてウィンザー城のステートメントルームは、期間限定ではなく入りやすいことがやはりメリットです。
またウィンザー城のステートアパートメントには、多くの絵画が飾られています。その中には、ルーベンスとブリューゲルの絵があります。
ブリューゲルの幼児虐待は国王の私室にあり、ルーベンスの聖家族と聖フランシスコは、国王の客間にそれぞれ飾られています。
残念ながら、ステートアパートメントの中は、写真撮影は禁止されています。
ウィンザーといえば、ロングウォークが有名ですが、ステートアパートメントからは、そのロングウォークを一望することができます。
また一部の部屋の窓からは、ロンドン・ヒースロー空港が見えます。ウィンザー自体が、ロンドン・ヒースロー空港に近いということから、ウィンザー上空を多くのヒースロー空港を離陸した飛行機が通過します。ある意味飛行機好きにはたまらない場所だと思います。
さらにウィンザー城のステートメントルーム内にある、ワーテルローの間にはかなりの数の肖像画が飾られています。
これらのことから、ウィンザー城のステートアパートメントは王室の内装や宮殿が好きな人のみならず、西洋絵画が好きな人も十分楽しむことができます。
聖ジョージ礼拝堂
聖ジョージ礼拝堂の外観
最近ではウィンザー城といえば、ステートアパートメントよりもむしろ聖ジョージ礼拝堂の方が有名ではないでしょうか。
聖ジョージ礼拝堂は、最近ヘンリー王子とメーガン妃の結婚式で使われた教会です。
ここも残念ながら、聖ジョージ礼拝堂内部の写真撮影は禁止されています。
私が感じたのは、聖ジョージ礼拝堂が意外と小さいということです。ヘンリー王子とメーガン妃の結婚式の中継では、カメラのアングルの違いということもあり、テレビ中継を見る限りだいぶ広いイメージを持っていましたが、実物は思ったよりも広くありませんでした。
中の見学は、祭壇の手間まで行くことができますし、エリザベス女王などが座っていた席の近くまで行くことができます。
また中には、ヘンリ8世をはじめ、イギリス王が埋葬されています。
もっともこの聖ジョージ礼拝堂ですが日曜日は礼拝がなされるため、一般の公開はされていません。礼拝に参加するのであれば入れるとのことですが、普通の見学はできないことから、ウィンザー城を訪れる際には注意が必要です。
イギリス王室のお土産ショップ
ウィンザー城の敷地内にある、イギリス王室ショップ
ウィンザー城の中にはいくつかのショップがあります。そして、そこではロンドンのバッキンガム宮殿の近くにあるイギリス王室ショップと同様、イギリス王室グッズを購入できます。
ウィンザーで売られているものは、おおよそバッキンガム宮殿の近くのショップと同じものが多いですが、どれもイギリスのお土産には最適だと思います。
ウィンザーの観光でイギリス土産に何を買うか迷えば、ぜひ一度訪れてみてください。
まとめ
ウィンザー城はロンドンを訪れた際にはぜひ訪れることをおすすめする、場所です。
私はいろいろなロンドンの場所を訪れましたが、ウィンザー城はその中でももっとも訪れて良かった観光地の1つです。
何度も言いますが、ウィンザー城自体が閉まってしまう時があります。そのため、せっかく観光でウィンザーまで行ったのにウィンザー城に入れないなんてことにならないように、必ず行く前にHPでウィンザー城が開いているか確認をすることをおすすめします。
最後まで記事を読んでいただきありがとうございます。
ヨッシー
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