みなさんこんにちは、アシスタントのヨッシーです。今回は、台北の松山空港から、台湾の離島の金門島までのUNI AIR(立栄航空)でのフライトについて、チェクインや座席指定方法、受託手荷物の無料範囲等、紹介したいと思います。
UNI AIR 台北松山空港での搭乗手続き
金門島は、台湾の離島で中国本土の厦門の近くにある離島です。台北からであれば金門島への主なアクセス方法は台北松山空港からの飛行機になります。
松山空港から金門島へは、エバー航空系のUNI AIR(立栄航空)と中華航空系のマンダリン航空(華信航空)の台湾国内線が就航しており、毎日往復15便以上が飛んでいます。
UNI AIRもマンダリン航空もともに、台湾の国内線は座席指定は無料ですが、購入時の座席指定はできず(有料の座席指定もできない)、出発から24時間前のオンラインチェックインもしくは当日の空港でのチェックイン時しか、座席指定をすることができません。
また、台北松山空港では、国内線は国際線と異なり、チェックインと荷物の預入手続きを別々のカウンターで行う必要があります。
チェックイン・航空券の発券手続き
まずは、松山空港の国内線ロビーを入ったところにあるチェックインカウンターで、チェックインを行い、航空券を発券します。(チェックインカウンターはUNI AIRが1番カウンター、マンダリン航空が2番カウンターとなっています。)
台北松山空港の国内線のチェックインカウンターの様子。左がキオスク、右が有人カウンター。
この時に、オンラインチェックインの完了の有無にかかわらず、カウンターかキオスク端末のどちらでもチェックインできます。チェックインの際には、パスポートが必要となります。
ちなみに、オンラインチェックインの前にチェックインをしていない場合にはここで座席を指定することになります。
もっとも、キオスク端末でUNI AIRのチェックインをする際には、1つの予約で複数人同時に予約していたとしても、1回ごとの操作を行わなければならず、一度に複数人分の搭乗券を発行することは出来ません。
そのため、オンラインチェックインで座席を指定しているのであれば、複数人の予約の場合はチェックインカウンターで航空券を発券してもらう方が良いと思います。
荷物の預入手続き
松山空港では、チェックインカウンターの奥に荷物の預入を行うカウンターがあります。これは松山空港の国内線エリアのスペースの関係からなのか、チェックインカウンターと荷物の預入場所は別々の場所となっています。
また、自身が乗る航空会社別(UNI AIR or マンダリン航空)以外にも台湾の国内線の行先によって、並ぶ列が異なることから注意が必要です。
台北松山空港の国内線、荷物預かりカウンターの様子。左側がマンダリン航空の、右側がUNI AIRのカウンター。
こここでも、搭乗券とパスポートを提示して荷物を預けます。ただし、台湾の国内線の預入荷物の預入の無料の範囲は1人10㎏と定めれれています。そのため、それ以上オーバーした部分については、追加料金を徴収されます。
もっとも、この重さですが人数分×10㎏(無料の手荷物許容量)から超過した部分となります。そのため、2人で8㎏と15㎏の場合は5㎏分の超過料金とはならず、20㎏から超過した3㎏分のみの超過料金を請求されます。
また、台湾の国内線は国際線と異なり液体物を機内に持ち込むことができます。そのため、飲み水などは預入荷物ではなく手荷物に入れることにより、少しでも超過料金の支払いを避けることができます。(私がUNI AIRを利用した際にはそこまで機内の手荷物についてはチェックされている人はいませんでした。そのため、限界はあるもののある程度、荷物を手荷物にすることで余計な超過料金を減らすことができます。)
ちなみに、超過料金は行先によって異なり私の時は、台北松山空港-金門空港関係は、1㎏×19台湾ドルでした。この点は、変更がなされることが予想されますので、UNI AIRを利用する前に自身でUNI AIR のHPを確認するようにしてください。
支払う順番になると荷物預り所の端のカウンターの下にある画面に、搭乗者の姓と行先が表示される。
上記画面の後に、同じ画面に支払う超過料金の額が表示される。
そして、荷物を預ける際に荷物を測り終えると、荷物は置くのレーンに流され、預入荷物の無料範囲を超えて超過料金が発生した場合には、一番右端のカウンターで超過料金を払います(カウンターの前に設置されたモニターに自身の名前と支払い金額が出れば、呼ばれるのでその際に超過料金を支払うことになります。)
UNI AIR 台北松山空港での保安検査場から搭乗まで
荷物を預け終わると、入口から見て左奥の保安検査場へ向かいます。その際には、パスポートと搭乗券がチェックされます。
その後、保安検査場を通ると、待合室に出ます。ちなみに、保安検査は台湾国内線ということもあり、そこまで厳しくありません。(日本の国内線よりも保安検査は緩く感じました。)
台北松山空港の保安検査場を抜けたところの待合室(1階)の様子。
ちなみに、保安検査を抜けた待合ロビーにはコンビニのような売店が1つあるだけです。それ以外にはATMや椅子があるのみで特になにもありません。
台北松山空港の保安検査場を通過後にある、唯一の売店。
UNI AIR(立栄航空)はATR 72-600とA321の2つの機材を持っており、ATRの場合はバスでの移動から搭乗を行うため、待合ロビーの奥にある搭乗ゲートから搭乗します。
台北松山空港の国内線ターミナル、2階の搭乗ゲートの様子。
他方でA321の場合はボーディングブリッジを使っての搭乗となるため、右奥のエスカレーターを使い、1つ上の階に上がる必要があります。
その後、搭乗に際して、パスポートと搭乗券のチェックをして、搭乗券の半券(小さい部分が回収される)が回収されて、飛行機に乗り込みます。
保安検査場が緩く、液体物を持って入れるにも関わらず、航空券の発券から、4回もパスポートを確認されるのは正直意外で、少し多すぎるようにも思います。
UNI AIR の機内サービスと機内の様子。
台北松山空港から、金門島までは1時間から1時間20分ほどのフライトです。
そのため、機内食は出ませんが、ドリンクサービスがあります。
ドリンクの種類はザクロジュースと思われるフルーツジュース、お茶(甘くない普通の緑茶)と水の3種類です。
特に機内販売等もありませんでした。また、最前列を除いて画面はなく特段機内エンターテイメントもありません。
UNI AIR金門空港行き、A321の機内の様子。
UNI AIR金門空港行き、A321の機内の様子。
もっとも、ATRは分かりませんが、A321の方は元々関連会社のエバー航空の機材を使っていることもあり、前から2列のみは2-2で席もビジネスクラスの座席となっています。(それ以外については3-3のエコノミークラスと同じ座席配置)
UNI AIRのA321の前から2列目まではビジネスクラスの座席となっている。
座席はビジネスクラスですが、台湾の国内線にはビジネスクラスはなく、料金は統一されており、ビジネスクラスの座席の乗客にのみ食事のサービスがあるなど、他の座席とサービスが異なることもありませんでした。また特にビジネスクラスの座席とエコノミークラスの座席の間にはカーテンは設置されているものの特に、そのカーテンも閉められることはありませんでした。
この前のビジネスクラスの座席ですが、24時間前のオンラインチェックイン時には座席指定ができず、当日空港で座席指定ができるとの案内がありましたが、当日のチェックイン時は既に埋まっていました。(どのような乗客が座席指定をできるかは不明。)
エコノミークラスの座席のシートは狭さを感じなものだった。
UNI AIRの座席自体は、普通のエコノミークラスの座席であり狭さを感じることもなく、1時間と少しのフライトでは十分すぎる座席でした。
金門空港での到着時の注意点
最後に、金門空港に着いた際の注意点について紹介したいと思います。
UNI AIR のA321で金門空港に到着した場合には、バスでの移動はなくボーディングブリッジが利用されます。金門空港自体は、台湾の国内線しかなく、離島の空港であることから小さな空港です。
そのため、ボーディングブリッジで飛行機から降りた際には、荷物を返却されるターンテーブルが飛行機の降り口のすぐ近くにあります。
しかし、返却された荷物を受けとってからは、1階の到着ロビーに出る際に、荷物のタグと、荷物の預けた控えの照合確認が空港の職員によって行われます。
金門空港の荷物受け取り所の出口で荷物の照合を待っている様子。
そのため、荷物をターンテーブルから回収して直ぐに荷物に着いたタグを取らないでください。また直ぐに荷物の控えを出せる場所に持っておくようにしてください。
まとめ
今回、はじめて私は台湾の国内線を利用して、台北松山空港から金門島に行きましたが、国際線や日本の国内線とは勝手が違うところがいくつかありました。
特に、無料で預けることのできる荷物が1人10㎏は、日本から金門島に旅行に行く日本人にはなかなか厄介なルールです。
この記事が少しでも皆さんの役に立てば幸いです。
最後まで記事を読んでいただきありがとうございました。
ヨッシー
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