みなさんこんにちは、happy ambassadorの村川です。今回は、台湾の港町、基隆(キールン)への台北からの電車(台湾鉄道)での行き方について紹介したいと思います。
基隆(キールン)
基隆(キールン)は、台北から北東に30㎞にある港町です。2010年代前半まではこの港から沖縄までフェリーが出ていました(現在は廃止されている。)。
台湾の港町としても独特の雰囲気があり、大型クルーズ船が基隆の港に停泊していることもあります。
基隆港に停泊している、大型クルーズ船
またこの基隆にはテレビなどでもよく取り上げられる有名な台湾の夜市の1つでもある基隆廟口夜市があります。基隆廟口夜市は、港町の夜市ということもあり、海鮮が多く取り扱われており台北の夜市とは違った雰囲気と特徴があります。
台湾鉄道の基隆駅南の外観。
そんな基隆(キールン)ですが、台北からは電車(台湾鉄道)で1時間弱ほどで行くことができる観光地です。
台北から基隆(キールン)までの行き方
台北からは基隆(キールン)へは、中距離バスで行く方法もありますが、今回は電車での行き方について紹介いたしと思います。
台北のどこから出発するかによって基隆(キールン)へは、電車かバスかどちらで行くのが早いかという違いはありますが、台湾鉄道の駅である台北中央駅(もしくは同じ台北市内の萬華駅、松山駅、南港駅)に行きやすいのであれば、電車で行くのがおすすめです。
ちなみに、台湾鉄道の台北中央駅は地下にあり、地下に一度降りてそこから電車に乗ります。
基隆(キールン)行きの車両案内。同様の案内のある電車に乗れば、基隆(キールン)に行くことができる。
電車で基隆(キールン)に行くのであれば、台湾鉄道の区間車(台湾での中国語表記は區間車)で、台北駅もしくはそれ以外の台北市内の台湾鉄道の駅から基隆(キールン)行きに乗って終点まで行くだけです。
台北駅から基隆(キールン)駅行きの電車は、時間帯によって異なりますが、大体1時間に3~4本出ています。ちなみに、台湾鉄道は日本語のHPがあり、簡単に乗車検索や電車の検索をすることができます。
台北駅や基隆駅が書かれている、台湾鉄道の路線図。
ちなみに、台湾鉄道は八堵駅から基隆(キールン)駅方面と、宜蘭・花蓮方面に分岐しています。そのため、台北駅からの台湾鉄道の列車の中には、基隆(キールン)駅が終点なるものがあります。
基隆(キールン)までの電車の様子と、運賃
台北からの基隆(キールン)駅までの電車は、区間車であればここ10年で車体がリニューアルされたサムソン製の比較的新しくきれいな車両が走っています。
台北から基隆(キールン)までの区間車の車両。少し山手線ぽい感じがする。
私が10年以上前に初めて台北から基隆(キールン)まで行った際に乗った車両は、かなり古くすこし昭和の雰囲気が漂うものでした。もっとも今の車両は日本の電車と同じくきれいです。
台湾鉄道の区間車の社内の様子。
電車の運賃は台北から基隆(キールン)までは、区間車であれば41台湾ドルです。
台湾鉄道は、乗車する電車によって運賃が異なります。もっとも台北から基隆(キールン)までは、ほとんどの電車が区間車でそれより早い自強車は1日数本しかありません。
ちなみに自強車の場合は64台湾ドルですが、区間車の利用と比べても10分も所要時間は違いません。そのため、台北から基隆(キールン)までであれば、わざわざ区間車より自強車に乗るのはメリットが薄いです。
また悠遊カードも台湾鉄道の乗車には利用できるため、台北から基隆(キールン)まで行くのには利用することができます。
まとめ
今回は台北から基隆(キールン)まで電車(台湾鉄道)での行き方について紹介しました。
ちなみに、台湾鉄道の基隆駅は南口と北口の2つがありますが、南口の方が基隆の主要な観光地や中心地に近いため、南口がおすすめです。他方で、北口に通じる駅のビルは南口の駅とは大きな通りを挟んで向かいにありますが、かなり改札口までは遠いのでお勧めしません。
基隆駅の近くにある地図。北駅と南駅がかなり離れていることがわかる。右端には、基隆廟口夜市の表示もある。
個人的には、基隆(キールン)の基隆廟口夜市はおすすめなので、台北を訪れた際にはぜひ、基隆(キールン)まで足をのばしてみてください。
最後まで記事を読んでいただきありがとうございました。
村川
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