みなさんこんにちは、happy ambassadorの村川です。今回は台北の空の玄関口である桃園国際空港には何時間前に行けばよいのか、何時間前からチェックインができるかについて紹介していきたいと思います。
国際線の平均的なチェックイン開始時間
桃園国際空港は、台湾でもっとも大きな空港であると同時に、国際線しか飛んでいない空港でもあります(台北からの台湾国内線は桃園国際空港ではなく、台北松山空港が使われている。)。
そのため、ここでの話は国際線のみとなります。またここでのチェックインとはカウンターでのチェックインを言い、いつからスーツケースなどの荷物を空港で預けれるかを言います。
一般的に国際線のチェックイン開始時間は出発する時刻の3時間前となることが多いです。もっとも飛行機が大きくない100人から180人ぐらいの飛行機を使用したLCCであれば2時間半前から2時間前ぐらいと、通常のレガシーキャリアより30分から1時間短いことが一般的です。
もっとも、具体的なチェックイン開始時間は個々の航空会社によって異なりますし、その空港を拠点としている航空会社で、便数が多くチェックインカウンターが常設されている航空会社は、同じ日にちであれば、朝から晩まで出発時刻の何時間前に関係なく、チェックインを受け付けている場合があります。(もっとも桃園国際空港では、このことはあてはまりません。)
おおよその航空会社のチェックイン開始時刻
次に、ここでは桃園国際空港を拠点としている台湾系航空会社、中華航空、エバー航空、スターラックス航空、及び香港のキャセイパシフィック航空と日系の航空会社、及び台湾と日本のLCCを中心に個々のカウンターでのチェックイン開始時間(荷物をいつから空港で預けれるか)について紹介したいと思います。
ここで紹介するチェックイン開始時間は変更となることもありますので、最終的には利用する航空会社のHP等を確認するようにしてください。
台湾系のレガシーキャリアとキャセイパシフィック航空
桃園国際空港は、レガシーキャリアは、台湾の中華航空、エバー航空、スターラックス航空が拠点を置いています。また、香港のキャセイパシフィック航空も桃園国際空港を香港国際空港に次ぐ、準拠点として利用しています。
中華航空
中華航空は、台湾のフラッグシップキャリアで、桃園国際空港を拠点にしています。また中華航空は桃園国際空港のターミナル1とターミナル2を使用しており、行先によって利用するターミナルが異なります。
中華航空は、羽田空港、成田空港、関西空港、中部空港と言った日本の主要空港だけでなく、熊本空港、鹿児島空港、高松空港、石垣空港などの地方空港にも就航しています。またJALと桃園国際空港と日本の空港との間でコードシェアもしています。
中華航空のHPには桃園国際空港のチェックイン開始時間は具体的に書いていませんでしたが、電話で直接中華航空に問い合わせたところ、桃園国際空港でのカウンターでのチェックインは、搭乗する飛行機の出発時刻の2時間30分前から開始されるとのことでした。
ただし、オンラインチェックインを利用して、自動荷物預け機を利用する場合は、出発する日であれば、朝からチェックインをして荷物を預けることができるとのことでした。
エバー航空
エバー航空は台湾系の中華航空やスターラックス航空と異なり、桃園国際空港ではターミナル2のみを利用しています。また同じスターアライアンスに加盟しているANAとコードシェアもしています。
エバー航空は、新千歳空港便と松山便の一部を除いて、アジア便は出発時刻の2時間30分前からチェックインをすることができます。他方で、ヨーロッパ便や北米便といった長距離便(おそらくアジア便以外と考えてよいと思われる。)は、出発時刻の3時間30分前からチェックインをすることができます。
新千歳空港便と松山空港便のチェックイン開始時間は、出発時刻の2時間前から。なぜエバー航空ではこの2つの日本路線の特定の便だけ、チェックイン開始時間が違うのかは不思議です。
このようにチェックイン開始時間が異なる便があるため、何時間前からチェックインを行い、荷物を預けられるかは、エバー航空のHPで確認するようにしてください。
スターラックス航空
スターラックス航空は、台湾系の航空会社では新興航空会社で、2018年に就航した新しい台湾の航空会社です。
スターラックス航空については、桃園国際空港の便では北米便が出発前の3時間30分前からチェックインが可能です。他方で、日本を含むアジア便は、出発時刻前、2時間30分前からチェックインをすることができます。(詳細は、スターラックス航空のHP桃園国際空港の空港情報を要確認)
他方で、スターラックス航空は日本や東南アジア便が出発するターミナル1では、04:30-16:30まで自動手荷物預け機が使えます。他方で、東南アジア便の一部と北米の便が出発するターミナル2では、05:00-08:00と20:00-22:30の間で自動手荷物預け機が使えます。
自動チェックイン機であれば、中華航空同様、出発日であれば出発時刻に関係なくチェックインできます。
キャセイパシフィック航空
キャセイパシフィック航空は、桃園国際空港を準拠点として使用していますが、香港国際空港をメインとする香港の航空会社です。
桃園国際空港からは、1日12便の香港便と、成田空港、名古屋空港、関西空港行きにそれぞれ1便(合計3便)を飛ばしています。
キャセイパシフィック航空では出発の3時間前からカウンターでのチェックインを受け付けています。
他方で、以下の時間の間は自動手荷物預け機が使えます。
9:00~11:00、13:00~16:00、16:30~18:30、19:15~20:15。
チェックインの詳細については、キャセイパシフィック航空HPの桃園国際空港の空港情報をご確認ください。
日系のレガシーキャリア
次に、桃園国際空港に就航している日系航空はJALしかなくANAは就航していません。ちなみに、ANAの台湾便は台北松山空港のみ、桃園国際空港はエバー航空とのコードシェア便のみです。
そのため、ここでは桃園国際空港に就航している日系のレガシーキャリアとして、JALのチェックイン開始時間について、紹介していきます。
JALは桃園国際空港へは、成田空港便を常時、時期によっては名古屋空港便や関西国際空港便を就航させています。
JALの桃園国際空港のチェックイン開始時間時間は、出発時刻の2時間30分前です。ちなみに、JALは桃園国際空港ではターミナル2を使用しています。
JALの場合、便ごとにチェックイン開始時間が変わったり、桃園国際空港でのチェックイン開始時間が大きく変わることはないと思いますが、事前にHPを確認することをおすすめします。
日系LCC
次に、桃園国際空港に就航している日系LCCのチェックイン開始時間について、いつからチェックインが始まるかについて紹介したいと思います。
桃園国際空港に就航している日系LCCは、JAL系のジェットスタージャパンとANA系のPeachです。
Peach
Peachは、桃園国際空港では第1ターミナルを利用しており、羽田空港や成田空港、中部空港、関西国際空港、那覇空港に就航しています。
Peachの桃園国際空港でのチェックイン開始時刻は、出発時刻の150分前から、50分前までです。
詳しくは、PeachのHP、桃園国際空港ガイドを確認してください。
ジェットスタージャパン
次に、JAL系のジェットスタージャパンについて、桃園国際空港ではチェックインがいつから開始されるのか紹介したいと思います。
ジェットスタージャパンは桃園国際空港からは、成田空港便と、関西空港便をそれぞれ就航させています。
ジェットスタージャパンのHPによれば、桃園国際空港でのチェックイン開始時間については特に記載はありませんでしたが、ジェットスタージャパンの国際線全般のチェックインカウンターでのチェックイン開始時間は、搭乗する飛行機の出発開始3時間前となります。
ちなみに、チェックインカウンターの閉まる時刻は、飛行機の出発時刻の45分前となります。
台湾系のLCC
台湾系のLCCで日本路線を就航させているのは、タイガーエア台湾となります。タイガーエアは中華航空系のLCCです(一部シンガポール航空の資本も入っている)。
以前は台湾のLCCとしては、Vエアーがありましたが、現在は台湾のLCCはタイガーエア台湾のみとなっています。
タイガーエアの桃園国際空港でのチェックインの開始時間は、飛行機の出発時刻の2時間半前からとなります。また、チェックインの締め切り時刻は、出発時刻の45分前となります。
その他のLCC
その他のLCCとして、桃園国際空港から日本に就航している主な航空会社としては、エアーアジアやベトジェット系の航空会社があります。
べトジェット系のベトジェットタイでは、出発時刻の2時間50分前からチェクインが開始されます。また、チェックインの締切時刻は、出発時刻の60分前までとなります。
また、エアーアジアXでは、出発時刻の3時間前からチェクインが開始され、出発時刻の60分前にチェックインが、締切られます。
番外編 桃園国際空港の市中チェックイン
桃園国際空港には市中のチェックインとして、桃園国際空港線MRTの台北中央駅でチェックインと荷物を預けることができるカウンターがあります。
桃園国際空港線MRTの台北駅にあるチェックインエリア。
利用できる航空会社、この市中チェックインカウンターを利用できる航空会社は、キャセイパシフィック航空以外であれば、台湾系の航空会社に限定されます。
具体的な航空会社は、キャセイパシフィック航空に加えて中華航空、エバー航空、スターラックス航空です。(※タイガーエア台湾航空は、同じ桃園国際空港線MRTの新北産業園区駅ではこのサービスを利用できるが、台北駅では利用不可。)
また、スーツケースはこの市中でのチェックインサービスを利用できますが、段ボールやリュックサック、ベビーカーなどは預けることができません。
さらに、遅くとも飛行機の出発時刻の3時間前までがチェックインの受け付け時間となります。(これより後になると、市中でのチェックインは利用できず、桃園国際空港でのチェックインとなる。)
他方でこの市中でのチェックインの受付時間は、桃園国際空港線MRT台北駅であれば、6:30~21:30までとなります。
まとめ
基本的に桃園国際空港を発着する航空会社のチェックイン開始時刻は、飛行機の出発時刻のおおよそ3時間前から2時間前ほどです。
もっとも、桃園国際空港は昼前や夕方など便が集中する時間帯になると保安検査場や出国手続きがかなり込み合います。台湾の出国手続きは最近は日本人であっても自動ゲートが利用できるようになったため、出国手続きで並ぶ時間はだいぶ減りましたが、それでも保安検査場から入国審査を抜けるまでに1時間半程度かかることもあります。
また、桃園国際空港は大きな空港であり、自身の乗る飛行機のゲートまで10分から20分程度かかることもざらです。
そのため、チェックインがいつから開始されずにかかわらず、遅くとも自身の飛行機の出発時刻の2時間前には、桃園国際空港に到着しておくようにしておくべきだと思います。
最後まで記事を読んでいただきありがとうございました。
村川
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