みなさんこんにちは、アシスタントのヨッシーです。今日はイギリスの南部の港街サウサンプトンのおすすめ観光地とその行き方について、紹介します。
タイタニックが出港した、港街サウサンプトン
サウサンプトンといえば、サッカー好きであれば、吉田麻也が所属していたチームがある街というイメージが、まず思い浮かぶと思います。しかしそれ以上にサウサンプトンが有名なのは、やはりタイタニック号が出港した街であることです。
そのためサウサンプトンには、タイタニックと関係のあるものがいくつもあります。
サウサンプトン自体は、イギリスの南西部に位置します。近くにはポーツマスやボーンマス、ウィンチェスターなどの街があります。
またイギリスの有名観光地の1つであるストンヘンジの起点となる街であるソールズベリーからもそこそこ近いです。
ロンドンからサウサンプトンまでの行き方。
ロンドンからサウサンプトンまでは、ウォータールー駅から電車で1時間30分ほどの距離です。列車は1時間に1本以上は出ていることから、ロンドンからサウサンプトンまで行くのであれば、十分ロンドンから日帰りできる距離です。
またウォータールー駅以外にも、ロンドン・ヴィクトリア駅からも行くことができますが、ポーツマスなどを回って遠回りになるため所要時間が2時間30分ほどかかることや、途中駅で電車が分離され、ヴィクトリア駅で初めから先頭から4両に乗らなければならいことから、サウサンプトンへの行き方としては、あまりおすすめしません。
ロンドン・ヴィクトリア駅から行きたいのであれば、次の駅であるクラップハムジャンクション(clapham junction)駅でウォータールー駅からきたサウサンプトン行の列車に乗り換えるか、地下鉄かバスでウォータールー駅まで行く方が良いと思います。
サウサンプトンの観光地
サウサンプトンのおすすめの観光地といえば、やはりタイタニック号関連のものがおすすめです。
その中でもタイタニック号の資料が多く展示されているのが、SeaCity Museumです。
シーシティーミュージアム(SeaCity Museum)
シーシティーミュージアムは、サウサンプトン中央駅を出て、東に坂を登ったところにある塔が目印のミュージアムです。
シーシティミュージアムの入り口
入館料は大人1人で8.20ポンドです。
このミュージアムの中にはかなりのタイタニック号に関する展示があり、その代表例は沈没当時のタイタニック号の船長であるエドワード・ジョン・スミスのサーベルが展示されている。
ミュージアム内に飾られている、エドワード・ジョン・スミスのサーベル
またミュージアム内には、当時のタイタニック号の客室を再現したものもあります。
ただ、このミュージアムはタイタニック号の沈没後のニュースが書かれた新聞やタイタニック号の乗組員で沈没事故で亡くなったクルーの写真や住んでいたところが、地図上でマーキングされるなど、センセンシャルな展示もあるため、あまり沈没事故の展示などになれていない人は、不快感を感じる恐れがあるため、訪れることをおすすめしません。
またこのミュージアムには、タイタニック号以外にも古代ローマ時代からのサウサンプトンの歴史についても展示がされています。
ウェスト・キー (West Quay) ショッピングセンター
上記のシーシティーミュージアムから、南に下って海の方に行く途中にあるのが、ウェスト・キーショッピングセンターです。
ウェスト・キーショッピングセンターの中の様子
このショッピングセンターはイギリスでも大規模なショッピングセンターに分類されるショッピングセンターです。中には、マークアンドスペンサーやZARA、H&Mなどの店が入っており、とりわけマークアンドスペンサーはかなりの規模です。
またイギリスの大手の書店Waterstonesも入っており、サッカーチームのサウサンプトンFCのショップもあります。
また、このショッピングモールの3階には、フードコートもあり色々なものを食べることができます。さらにこのショッピングモールの外のアバブ・バーストリート(Above Bar)には、週末になると屋台などが出ており色々な食べ物が売られていました。
その他のサウサンプトンの観光地
サウサンプトンといえば、サッカーチームがあることから、サッカーを観に行くことが考えられます。
しかしそれ以外のサウサンプトンの観光地として挙げられるのが、ソレント・スカイ航空博物館です。ここには。スピットファイアなどの軍用機が展示されています。
サウサンプトンの観光におけるもう1つの重要性
正直なところ、サウサンプトンはサッカーを観に来るか、タイタニックが好きでなければ、これといった観光地がないのも事実です。しかしサウサンプトンの観光での重要性は、ワイト島へのフェリーが出ており、ワイト島の玄関口であることです。
ワイト島への行き方は、ポーツマスからフェリーで行くかリミントンもしくは、このサウサンハンプトンからフェリーで行くかの3択です。そのなかでもロンドンからのアクセスを考えると、サウサンプトンからが一番ベストだと思います。
ワイト島のイースト・カウスへのフェリーがでるフェリー乗り場。ウェスト・カウスへのフェリー乗り場はさらに左手奥のターミナル2から出る。
ちなみにサウサンプトンのワイト島へのフェリー乗り場は、サウサンプトン駅からは少し離れており、キーコネクトというバスが駅前から出ています。
サウサンプトンの街のメインストリートであるアバブ・バーストリート(Above Bar)歩けば徒歩15分から20分ぐらいです。間に上記で述べたWestQuayショッピングセンターがあるので、時間に余裕があるのであれば、買い物がてらサウサンプトンの街を歩くのもありです。しかし、ロンドンからワイト島までの日帰りを考えているのであれば、バスを利用することをお勧めします。
私としてはロンドンからのワイト島の日帰り旅行では、ワイト島を十分楽しめないため、サウサンプトン辺りで1泊するのが良いと思います。
まとめ
タイタニック好きであれば、ぜひ訪れたいのがサウサンプトンです。しかしどちらかと言えば、ワイト島への起点という意味合いの方が強いように思います。
イギリスのワイト島を訪れる際には、ぜひ起点となる街として訪れてみてはいかがでしょうか。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
ヨッシー
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