みなさんこんにちは、アシスタントのヨッシーです。今回はフィンエア―の長距離線のプレミアムエコノミーについて、フィンエア―のエコノミーとの違いを中心に紹介していきたいと思います。
フィンエアー 長距離線 プレミアムエコノミー
フィンエアーのプレミアムエコノミーは、昨年の冬頃からフィンエア―の主要な日本路線で導入された座席です。現在はフィンエアーのA350に設定されており、1便に24席から26席しかありません。
プレミアムエコノミー自体は、エコノミークラスとビジネスクラスの間のクラスとして比較的長い歴史がありますが、フィンエア―のプレミアムエコノミーは2020年前後に設定され比較的新しいものと言えます。
ちなみに、フィンエア―はプレミアムエコノミーを導入する前には、エコノミークラスとビジネスクラスとの間に、エコノミーコンフォートという座席がありました。
今も、エコノミーコンフォートの座席がフィンエアーの長距離便の前方には残っています。もっとも現在は旧エコノミーコンフォートは、エコノミークラスの前方座席との扱いとなっており、サービスの内容はエコノミークラスと変わりません。
今回は私の日本ーヘルシンキ線のフィンエアーのプレミアエコノミーの搭乗経験から、フィンエアーのプレミアムエコノミーを紹介していきたいと思います。
フィンエアーのプレミアムエコノミーのアミニティー
まず、フィンエアーと言えば、フィンランドの人気ブランドマリメッコとコラボをしています。
そのため、フィンエアーのプレミアムエコノミーのアミニティーにもマリメッコのデザインのものが多くあります。
まず、マリメッコのアミニティーとして、マリメッコ柄のポーチがもらえます。その中身は、耳栓、アイマスクと歯ブラシです。ただこのマリメッコ柄のポーチですが紙のようなものでできており、そこまで強度はありません。
フィンエアーのプレミアムエコノミーで配られているアミニティー一式。
次に、ネックピローも配られます。これもマリメッコ柄ですが、着陸前に回収されるため家に持ち帰ることは出来ません。しかし、このネックピローはなかなかふわふわで個人的には使い勝手が良いものでした。ただ欠点は夏場は少し暑さを感じる点です。
`フィンエアーのプレミアムエコノミーで配られたネックピロー
後は、マリメッコ柄のひざ掛けと、これもプレミアムエコノミーであればだいたいの航空会社が配布している、ノイズキャンセラー付のヘッドホンです。
マリメッコ柄のブランケット。
ノイズキャンセラー付きヘッドホン
ちなみに、フィンエアーではエコノミーであれば、ブランケットしかありません。他の航空会社のように枕もありません・・・ この辺りのなかんか悲惨なフィンエアーのエコノミークラスのサービスについては、別の記事で紹介していますので、もしよければ読んでみてください。
フィンエアー プレミアムエコノミー 機内食
フィンエアーの日本ーヘルシンキ線の機内食は、他の長距離線同様2回の食事が提供されます。プレミアムエコノミーでは、一食目はプレミアムエコノミー独自の機内食が、二食目はエコノミーと同じ機内食が提供されます。
また、一食目のプレミアムエコノミーの機内食はプラスチックではなく普通の皿で出されることから少しビジネスクラスに近いものになります。
私がプレミアムエコノミーに乗った際には、機内食はビーフストロガノフorヒラマサだった。
2食目の機内食フィンエアーはエコノミーとプレミアムエコノミーが同じ。
また機内食は3皿同時に出てきます。メインについては肉料理と魚料理が選べます。もっとも、このメインの選択ですが、はじめに紹介したようにフィンエアーのプレミアムエコノミーはわずか24席から26席しかないため、どちらかにはじめの乗客のチョイスが偏ると直ぐに選べなくなります。
ちなみに私がプレミアムエコノミーに乗った時は、2列目でもあるにも関わらず私の前の乗客が全員肉をチョイスしたため、魚しか残っていませんでした・・・・
フィンエアー、プレミアムエコノミーの機内食の様子。
また飲み物ですが、フィンエアーではエコノミークラスの場合は1食目のアルコールは1杯までが無料ですが、プレミアムエコノミーではいつでも無制限に無料になります。
(ただし、シャンパンについてはプレミアムエコノミーでもエコノミークラスと同様有料です。)
ソフトドリンクについては、フィンエアーでは特にエコノミークラスとプレミアムエコノミーの違いはありませんでした。
フィンエアーのプレミアムエコノミーの座席
フィンエアーのプレミアムエコノミーの座席については、以前の記事で詳しく書いているため、こここでは簡単な説明にとどめたいと思います。詳しくは以下の記事を読んでみてください。
フィンエアーのプレミアムエコノミーは当然、エコノミークラスよりも広いですが、
フィンエアーの公式HPによればプレミアムエコノミーのシートピッチ96.5cm(38インチ)です。JALのプレミアムエコノミーの107㎝と比べれば少し狭めですが、個人的には十分な広さがあったと思います。
またフィンエアーのプレミアムエコノミーは、他社のプレミアムエコノミーと比べて収納が多めです。 この点は、他の航空会社と比べてフィンエアーのプレミアムエコノミーに軍配が上がります。
プレミアムエコノミーには、モニターの下にも収納スペースがある。
さらに、フィンエアーではエコノミークラスでは充電はUSB充電しかありませんが、プレミアムエコノミーでは、コンセントの充電プラグとUSB充電プラグの2つがあります。それ以外にも、プレミアムエコノミーでは読書灯もあります。
まとめ
別の記事で書きましたが、近年フィンエアーはロシア上空を飛ぶことができなくなり、東アジアでのヨーロッパへの最短ルートという地位を失い、その結果価格を落とさざるおえなくなりました。
そのため、エコノミーのサービスの低下が著しく、正直なところプレミアムエコノミーに乗ることではじめて人権を得られるほどになってしまっています。このことは、フィンエアーに同情すべきとこはありますが、なんとかサービスのレベルは維持してほしいところではあります。
それでもフィンエアーのプレミアムエコノミーはその座席の広さと、アミニティーが枕を含めてしっかりとあったため良かったです。個人的にはフィンエアーのエコノミークラスは出来れば乗りたくないでですが、プレミアムエコノミーであれば価格帯も含めてありだと思います。
最後まで記事を読んでいただきありがとうございました。
ヨッシー
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