JALヨーロッパ線 どこがオススメか 徹底比較 前半

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ヨーロッパ旅行
ahsing888 / Pixabay

 

みなさんこんにちは、happy ambassador の村川です。今日は日本航空(JAL)のヨーロッパ線の比較についてに書いて行きたいと思います。

 

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JAL ヨーロッパ線

 

 

JALは、現在ヨーロッパ線を5便(コードシェアのみのマドリード線を除く)を運行しています。

イギリス・ロンドンフランス・パリ、③フィンランド・ヘルシンキ、④ドイツ・フランクフルト、⑤ロシア・モスクワ

 

①、②については羽田空港から③、④、⑤からは成田空港からそれぞれ就航しています。(フィンランド・ヘルシンキ線は及びロシア・モスクワ線は、2020年3月末から、羽田空港発着に変更)

 

 

フィンランド線及びモスクワ線については、JALは2020年の夏ダイヤ(3月末から)から羽田空港線開設予定。成田線はどうなるかは未発表。成田線羽田線移管することが発表されました。これによりJALのヨーロッパ線は、フランクフルト線のみとなります。

 

ここでは、ロシア線は、ロシア国内をメインとしていることから、割愛して、①〜④までの4つの線について比較していきたいと思います。

またJALのホームページでは、ロシアのウラジオストクもヨーロッパ線に入っていますが、ロシアの東部もヨーロッパ線の比較からは外します。

 

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JAL 羽田-ロンドン線

 

羽田ーロンドン線は、JALは1日2便運行(ブリティッシュエアウェイズとのコードシェア便を除くしています。そして1便目は羽田空港を午前に出発して、ロンドンに午後到着する便で、2便目は羽田空港を深夜に出発して、早朝にロンドンに到着する便です。

 

もともとヨーロッパの都市の中でも、ロンドンは一番現地に在住する日本人が多いことで有名です。そのためこの路線は、おそらくJALのヨーロッパ線の中では、1番のドル箱線です。またJAL国際線の中でもニューヨーク線と並んで、もっとも収益が高いと思われます。

 

 

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JAL ロンドン便のメリット

 

  1. 乗り継ぎ便の多さ
  2. 羽田の深夜便
  3. 空港の設備の充実

 

乗り継ぎ便の多さ

 

1番のメリットとしてあげられのは、ロンドン・ヒースロー空港における乗り継ぎ便の多さです。

JALは同じアライアンスである、ワンワールドアライアンスのブリティッシュエアウェイズは、ロンドンヒースロー空港を拠点にしており、多くのロンドンでの乗り継ぎ便でJALとコードシェアをしています。

 

そのため、ほとんどのヨーロッパの地域の主要空港のみならず、中規模都市を網羅しており、多くの都市に同日中に乗り継ぐことができます。

 

また羽田空港発着ということもあり、成田空港とは違い日本の地方空港からも、JALのロンドン線へは乗り継ぎがしやすいです。

 

スカイスキャナー

 

羽田の深夜便

 

さらに、他のメリットととしては、JALヨーロッパ線唯一の羽田空港発の深夜便があることです。

この便は、エコノミークラスでも羽田空港のサクララウンジが利用できるという特徴があります。

 

この便はロンドン到着が早朝ということから、ヨーロッパの乗り継ぎ先に昼間までに到着することができるという点もメリットです。

 

どうしてもロンドン・ヒースロー空港は大きいため、乗り継ぎ時間が他の空港よりもかかり、JALヨーロッパ線の昼発の便では、乗り継ぎ後の最終目的地の到着が21時を超えることも多々あります。

 

そのため、最終目的地に午前中に到着できることは、その後の観光や移動にとって利点が多いです。

 

スカイスキャナー

 

空港の設備の充実

 

 

ここは人によって好みが分かれるところではありますが、ロンドンのヒースロー空港の免税店やラウンジが充実していることも利点の1つです

 

ロンドンヒースロー空港では、JAL便はターミナル3を、ブリティッシュエアウェイズとのコードシェア便では、ブリティッシュエアウェイズ専用ターミナルである、ターミナル5を使います。(一部のコードシェア便では、JALロンドン線と同じターミナル3を使用。)

 

とりわけターミナル5は、免税店が充実しています。また、ブリティッシュエアウェイズのラウンジはやはり本拠地のラウンジということもあり、中々広く、充実しています。

 

最後にこれはほとんどおまけですが、ヒースロー空港へはロンドン上空を飛行します。

 

そのため天気が良ければ、進行方向に向かって右手の窓側からは、ビックベンやバッキンガム宮殿、ロンドンブリッジ、ロンドンアイなどを上空から見ることができます

 

ヒースロー空港着陸前の飛行機から、ロンドン中心地の様子

 

 

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JAL ロンドン便のデメリット

 

  1. 他の空港と比べて航空使用税が高い
  2. ターミナルが多く乗継ぎが大変
  3. 空港が混雑し飛行機が頻繁い遅延する。

 

他の空港と比べて航空使用税が高い

 

まずあげられるのが航空使用税の高さです。JALが発着するヒースロー空港は、空港会社が負担する発着料が安い代わりに、乗客に高い航空使用税を課しています

 

あまり、ロンドン行きについては高くないのですが、ロンドン発の場合には、エコノミークラスで1万円後半ぐらいの値段が、それ以上の上位クラス(プレミアムエコノミーを含む)では2万円後半くらいかかります。

 

私はこのため、あまり帰りはJALのロンドン便を含め、ヒースロー空港を利用しません

 

ロンドンから帰るのであれば普通にフランクフルト辺りまで、航空券を買うか、ユーロスターを使いロンドンから電車でブリュッセルやオランダなどに行ってそこから飛行機に乗った方が、安く帰れることが多いです。(時間がかかり乗り継ぎがめんどくさいのであまり慣れていない人にはおすすめしませんが)

 

【c】【公式】トリップアドバイザー

 

ターミナルが多く乗継ぎが大変

 

またロンドン・ヒースロー空港はターミナル5まであるヨーロッパでも1、2を争う巨大空港です。

 

そのため乗り継ぎもターミナル間のバスでの移動を含むことが多く、大変です。(これも慣れ次第といえばそうですが、けっこう歩かされたりもします。)

また、ターミナル内も複雑でけっこうめんどくさいです。

 

これはあまり乗り継ぎとは関係ありませんが、ヒースロー空港はあまりロンドンの中心地とのアクセツがよくありません。

ヒースローエクスプレスは、25分ほどでロンドン中心部に行けますが、なにせ値段が高いです。確か片道2500円程はします。(前売り券やネット予約であればもう少し安い場合もありますが。)

 

また地下鉄は安いですが、1時間近くもかかりあまり車内も広くありません。

正直なところ、ロンドンの空港はどこもそこそこ中心部からは距離がありあまり総じてアクセスは良くないです。(ロンドンは広いので、ロンドンのどこに行きかによって多少は異なりますが。)

 

空港が混雑し飛行機が頻繁い遅延する。

 

また、ヒースロー空港はヨーロッパの中でも大規模空港に入るにも関わらず、なんと滑走路が2本しかありません

そのため上空待機をさせられることも珍しくなく、そこそこの確率で遅延が発生します

 

 

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まとめ

 

ロンドン線はとにかく、JALのヨーロッパ線の中でも接続便数が多く、乗り継ぎの際の選択の多さがその特徴です。

乗り継ぎに関しては、この後に書くヘルシンキ空港の方が便利ですが、ヘルシンキ空港でない便は、ロンドン便を利用するというところです。

 

またスペインへは、ヘルシンキからでは少し遠いので、ロンドン便でも良いのかなと思います。この点はJALのヨーロッパ線の中では、パリ線も同じです。

 

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JAL 羽田-パリ線

 

JALは羽田空港から、1日1便パリシャルル・ド・ゴール空港へ就航しています。時間は羽田空港を午前中に出発して、夕方にパリに到着する便です。

パリからは、パリを夜に出発して、午後にに羽田空港到着します。

 

 

 

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JAL パリ便のメリット

 

  1. パリに行くには便利
  2. フランス国内・スペイン・ドイツへの乗り換えに便利

 

パリに行くには便利

 

私にとって、JALのヨーロッパ線の中であまりメリットを感じられないのが、パリ便です。

せっかく就航して毎日運行していただいてる、JALの方々には申し訳ありませんが、強いて言えば、上の2つぐらいです。本当にすいません。

 

まずは、パリの直行便としてパリに直接到着できることです。

当然といえば当然ですが、もっとも大きいメリットではないでしょうか。

 

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フランス国内・スペイン・ドイツへの乗り換えに便利

 

また、リヨンやトゥールズ、マルセイユといったフランスの他都市への乗り継ぎができることも利点です。

 

さらに、バルセロナなどのスペインの都市に近いことや、デュッセルドルフやミュンヘンなどドイツの都市に近く飛行時間も短いこともメリットだと思います。

とりわけスペインは日本から行こうと思うと遠いです。確か日本に就航している路線で、1番飛行時間が長いのは、JALもコードシェアをしているイベリア航空の成田-マドリード線です。

他方で特にドイツの上記の都市は、フランクフルトからは、飛行機で行くには中途半端な距離です。

 

 

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JAL パリ便のデメリット

 

これを書くと、単なるド・ゴール空港の悪口になりそうですが、デメリットを挙げて行きたいと思います。

(ほとんど航空会社のJALとは無関係です。)

 

  1. ドゴール空港のターミナルが多すぎる
  2. 空港が都市から遠い

 

 

ドゴール空港のターミナルが多すぎる

 

 

やはりパリ線のデメリットは、この2つだと思います。ド・ゴール空港は、ターミナルが1〜3まであります。しかしそれだけでなく、ターミナル2はAからGまで7つあります。

 

そのため、ターミナルは合計9つあります。これが本当に乗り継ぎ時にややこしいです。

またターミナル2Gにいたっては、最低乗り継ぎ時間が3時間と、途方もなく長いです。

 

また2Gのターミナルは、ほとんど何もなく、どこかの田舎の空港レベルです。(JALコードシェア便でターミナルが2Gなのは、エールフランスのデュッセルドルフ便だけです。)

 

他にも、コードシェア便でなければフランクフルトなどのドイツ方面はターミナル2Gを使います。

 

空港が都市から遠い

 

あとは、ド・ゴール空港ですが、パリの中心地からは、けっこう距離があります。これもわりとデメリットだと思います。

 

また、JALのコードシェア便もしくは、パリ発のJAL羽田便利用の際に、ラウンジが、ステータス会員本人しか利用できず、同伴者は利用できないことも、デメリットです。

 

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まとめ

 

パリ便は、JALのヨーロッパ線の中では、パリまでの直行便やフランス国内やバルセロナへの乗り継ぎ、には便利であるといえます。

たしかにドイツへの乗り継ぎも距離としては便利です。それでもやはりターミナルが2Gであることや、JALの場合フランクフルト便の利用の際に無料でドイツ国鉄を利用できることから、あえてパリ便の乗り継ぎでなくとも良いと思います。

 

また他方で、ドゴール空港は本当に巨大な空港なので、初めての乗り継ぎの場合や、ドゴール空港での乗り継ぎに不慣れな場合には、しっかりとJALのホームページなどで、確認をするようにしてください。

 

ちなみに、このブログでも、JALのパリ便が到着するド・ゴール空港のターミナル2Eとエールフランスのヨーロッパ線が出発する、ターミナル2Fの乗り継ぎの仕方について紹介しています。

 

JALのパリ線の利用による乗り継ぎはほとんどこのターミナル2Eから2Fの移動です。そのためもしよければ読んでみてください。

 

 

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最後に

 

はじめは、JALのヨーロッパ線4路線すべてについて一度に書く予定でしたが、相当の長さになるため、羽田線と成田線で分けることとしました。

ただし成田-ヘルシンキ線については、2020年の夏ダイヤ(3月末から)羽田空港発着へと移管されます。

 

もしよければ後半も読んでいただければと思います。

 

 

村川

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