こんにちは、happy ambassador の村川です。今日はフィンエアー(フィンランド航空)の機内販売事前予約の方法と、その内容について解説していきたいと思います。
注意 フィンエアーのHPによれば、フィンエアーの機内販売は、2023年2月28日をもって、フィンエアーの機内予約販売は、2023年4月18日をもって終了してしまいました。
そのため、この記事は過去の記事になります。
フィンエアー機内販売事前予約のメリット
- 機内販売事前予約でしか買えないものがある。
- 日本や空港で買うよりもお得
- 空港でお土産が買えないリスクを回避できる
- 機内での受け渡しなので、荷物を減らせる。
大きく分けると、この4つがフィンエアーの機内販売事前予約のメリットとして、あります。
機内販売事前予約でしか買えないものがある。
フィンエアーでは、他の航空会社と同様に通常の機内販売がありますが、機内販売事前予約の方が取り扱い商品の種類が圧倒的に多いです。
実際フィンエアーの機内にある、機内販売のカタログのうち通常の機内販売については、35ページほどしかありませんが、事前予約の機内販売については少なくとも70ページ以上と、その倍以上のページ数があります。
事前予約の機内販売カタログは、機内販売カタログとともに、フィンエアーのHPから見れます。(ちなみにフィンエアーの事前予約の機内販売の内容は、JALの機内販売のように2か月に1回などそれほど頻繁に変わりません。)
そのためフィンエアーに乗って機内販売を買おうとしたら、CAさんにそれ事前予約の機内販売の商品ですよって言われたことのある人も少ないないと思います。(私も実は経験者です。)
なぜ事前予約の機内販売の数が多いのかの理由は単純で、それほど機内に商品を積めず、販売の効率性を重視しているからだと思われます。そのため同じ機内販売でも事前予約販売でしか買えない商品が多くあります。
機内販売の事前予約販売には、お菓子やワインだけでなく、フィンエアーのモデルプレーンやムーミングッズ、マリメッコの商品やイッタラ(iittala)のグラスなどもあります。
しかし、私は何回かフィンエアーに乗ったことがありますが、あまり機内販売事前予約を利用している人を見かけたことがありません。他方で、わりと通常の機内販売を利用している人は、時々見かけます。
日本や空港で買うよりもお得
また、フィンエアーでは機内販売事前予約の対象商品でも、ヘルシンキ空港に売っているものもそこそこありますが、セット売りやセールを行っていることが多々あることから、空港で買うよりも機内販売で買う方が安いことが多いです。
また、フィンエアーではわりと頻繁に20%オフセールとかもやっている時があります。
私が実際に、フィンエアーに機内販売事前予約を利用して買ったフィンランドのおみやげとしておすすめな、Fazerのチョコレートは、ヘルシンキの空港では1箱12ユーロ程で売られていましたが、フィンエアーの機内販売事前予約では、2箱で15ユーロでした。
フィンエアー機内販売事前予約のカタログから、Fazerのチョコレートが二つで15ユーロで売られている
またイッタラ(iittala)のグラスは、フィンエアーの機内販売事前予約では2つで30ユーロ前後です。これを日本で買おうとすると少なくとも、1つ2300円以上と倍近い値段はします。
フィンエアー機内販売事前予約のカタログから、イッタラのグラスの値段(時期によればさらに20%オフになる)
お土産が買えないリスクを回避できる
もちろん先ほど述べたように、フィンエアーの事前予約の機内販売で売られている物の多くは、ヘルシンキ空港で売られていることが多いです。そのため、ヘルシンキ空港での乗継ぎの際に買おうと思えば、機内販売事前予約で売られているものと同じ物を買うことができます。
しかし、機内販売事前予約では飛行中の機内で商品が確実に渡されるため、ヘルシンキ空港への到着時間が遅延して、乗継ぎ時間が少なく、空港の免税店でお土産を買えなかったということも防ぐことができます。
フィンエアーやヘルシンキ空港が特段遅延しやすい、というわけではありません。しかしヘルシンキ空港の最低必要乗り継ぎ時間が、長くとも60分ほどということもあり(短い場合は45分)、実際の乗り継ぎ時間が短い場合ことも珍しくありません。
またヨーロッパが意外と管制や出発空港の職員のストライキなどで、多々遅延することがあります。
そのため数分の遅延が大きく響き、乗り継ぎに不慣れな場合、ゲートが遠い場合又バス移動の場合では、ヘルシンキ空港の免税店に寄れない可能性もあります。
機内での受け渡しなので、荷物を減らせる。
これも有り難いメリットの1つです。帰国便のフィンエアーのフライトで機内販売の商品を受け取ることができるため、ヘルシンキから日本へのフィンエアーの帰国便で、受け取ることができます。
そのため、ヘルシンキ空港での移動の際に余計な荷物を持って動かなくて良くなります。(JALのコードシェア便のフィンエアーから、ヘルシンキで乗り継いで、JAL便でヘルシンキから東京に帰る場合を除く)
正直日本の空港に着いてしまえば、ターンテーブル近くにあるカートに荷物を載せて、自宅まで宅配するという方法も取れますし、家族が車で迎えにくるなど、移動の負担を軽減する手段は十分取れます。
フィンエアー機内販売事前予約の仕方
機内販売事前予約の仕方には大きく分けて2つの方法があります。1つは機内で次回の便について予約をする方法で、もうひと1つはフィンエアー(フィンランド航空)のサイトにて、あらかじめネット上で注文をする方法です。
共に搭乗日の30日前から、5日目まで(ヘルシンキ空港発の場合はフィンランド時間で前日の正午まで)予約をすることができます。
機内での予約についてはCAの方に言えば、機内販売事前予約の申込み用紙がもらえるためそれを記入して渡すだけとのことです。(残念ながら私はこの方法を利用したことがありません。)そのためここではインターネットからの予約方法について解説していきたいです。
フィンエアーのHP上で行うこと
まずは、フィンエアーのホームページにアクセスして機内販売のページまで行きます。そして欲しい商品を選びます。そしてカートに追加を押してください。
その後、
フライト便名と日付を選択します。
その後全て選び終えれば、お客様情報を入力します。
その後は、注文の確定を押してください。機内での支払いとなるためここで決済を行う必要はありません。
ここで確定画面が出れば、後は確認メールが送られてくるのでそれを確認するだけです。
出発の5日前ほど(おそらく出発空港による)であれば、ネット上からキャンセルをすることができます。
フィンエアーのフライト当日
飛行機が離陸して、早ければ安定飛行に達したところで、座席までCAの方が、注文した商品を持って来てくれます。私は数回頼んだことがありましたが、すべての場合で機内サービスが始まる前にCAの方が座席まで商品がを持って来てくれました。
支払いはこの時に行います。支払いは現金かカードのいずれかから選択できます。
この袋に入った状態で渡されます。
ちなみに通常のフィンエアーの機内販売は、ドリンクサービスの後に行われます。
フィンエアー機内販売事前予約での注意点
まず、アルコール類に関しては、ヘルシンキ発の便のみが予約の対象となります。また商品によっては国際線(つまりはヨーロッパ域内線以外)の便限定での取り扱い商品があります。
またヘルシンキ空港では、非シェゲン協定国(イギリス線、ダブリン線を除くヨーロッパの国)からの乗継ぎの場合には、一度セキュリティ検査を受ける必要があります。
そのため液体類を購入した際には、機内販売として渡された、密封された袋のままセキュリティ検査を通過する必要があります。
コードシェア便の場合
フィンエアーはJALやブリティッシュエアウェイズなどと同じワンワールドアライアンスに加盟しています。そのためそれらの航空会社とフィンエアーはコードシェアをしています。
しかしこの場合も搭乗する飛行機がフィンエアーの場合は上記の期間内であれば問題なく、同じ方法で機内販売事前予約をすることができます。
例えば、JAL便名で名古屋のセントレアへのヘルシンキからのフィンエアーの便のチケットを購入した場合。
またヘルシンキ空港から東京へは、JAL便で帰国するが、それまでのヨーロッパの乗り継ぎ便である、パリ-ヘルシンキ便はフィンエアーの運航便をJAL便名でのコードシェア便で購入した場合。
それぞれのフィンエアーでのフライト(上記であれば、ヘルシンキ-名古屋、パリ-ヘルシンキ)では、機内販売予約を利用できます。
予約方法も特段変わりありません。ただし予約の際の便名はフィンエアーの便名(AY)を入力する必要があります。
まとめ
以上、フィンエアーの機内販売事前予約についてご紹介しました。もしフィンエアーを利用することがあれば是非使ってみてはと思います。
またヘルシンキ線からの機内でオーロラを見る方法についても記事を書きましたので、よければ見てください。
今回も記事を読んでいただきありがとうございます。
村川
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