フィンエアー エコノミーコンフォートに実際に乗ってみて

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フィンエアー(フィンランド航空)

 

みなさんこんにちは、アシスタントのヨッシーです。今日はフィンエアー(フィンランド航空)のエコノミーコンフォートについて書きたいと思います。

 

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フィンエアーエコノミーコンフォートとは?

 

フィンエアー(フィンランド航空)は、長距離国際線(ヘルシンキからヨーロッパ以外の路線)とイギリスなどの一部のヨーロッパ間の路線では、エコノミークラスとビジネスクラスの間のクラスとして、エコノミーコンフォートを設置しています。

そのため、フィンエアーの日本の発着路線の便については、すべての路線でエコノミーコンフォートが設置されています。

分かりやすくいうのであれば、エコノミーコンフォートは、フィンエアー版プレミアムエコノミーと思ってもらえればよいです。

 

ちなみにフィンエアーは2020年の前半あたり(確か2023年ぐらいだったはず)までに、プレミアムエコノミーを導入するとの報道が、前になされました。そのためプレミアムエコノミーが導入されれば、おそらくエコノミーコンフォートはなくなると思います。
フィンエアーは、ワイドボディーの機体であるA350A340A330にそれぞれ、エコノミーコンフォートを設置しています。
フィンエアーのエコノミーコンフォートのシート

 

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フィンエアー エコノミーとエコノミーコンフォートの違い

 

ここからは、フィンエアーのエコノミーコンフォートと、フィンエアーの通常のエコノミーとの違いにつて解説していきます。

 

エコノミーコンフォートの値段

 

フィンエアーのエコノミーコンフォートは、エコノミーの料金から、日本-ヘルシンキ線では、120ユーロほど(2023年7月時点)を追加で支払うだけで利用できます。これは、JALであればプレミアムエコノミーの当日でのアップグレート価格が4万円もすることから、安いと思います。

 

どうやら2020年4月以降の便から、エコノミーコンフォートの値段が119ユーロに上がるようです。正直25ユーロの値上げは小さくはありませんが。それでも、日本円で1万5千円という値段は十分価値があると思います。

 

また、フィンエアは基本的にはヨーロッパ域内線は、A350 もしくは、A330の機材で一部運行されている路線があり、その値段は35ユーロほどです。

 

(下記記載の通り、フィンエアーのエコノミーコンフォートと他の航空会社のプレミアムエコノミーではいくつか違いがあります。)

 

スカイスキャナー

 

エコノミーコンフォートのシート

 

まず、フィンエアーのエコノミーコンフォートと通常のエコノミークラスの大きな違いは、座席の広さの違いです。フィンエアーの通常のエコノミーの座席のピッチはは78cmですが、エコノミーコンフォートの座席のピッチは86cmから95cmです。そのため座席の広さとしてはおおよそ、9cmから18cmの差があります。

 

数字にするとそれほど違わないようにも思えますが、意外とこの座席の広さの違いは大きいと思います。今回私が座った座席は、エコノミーコンフォートの1番前だったので、通常のエコノミーコンフォートがどれぐらい広いかは実感できませんでした。しかし、他のエコノミーコンフォートの席を見たところ、そこそこの広さがあると感じました。

 

この広さの差は日本からヘルシンキまでのような長距離線においては、疲労の違いとしてかなりの差が出てくると思います。他方でエコノミーコンフォートの座席のシート自体には、他社のプレミアエコノミーにあるような、足置きや読書灯が別にあるなどの違いは特にありません。

またエコノミーコンフォートの座席の位置もビジネスクラスの後ろ7、8列ほどと、エコノミークラスより前にあります。

 

エコノミーコンフォートのアミニティ

 

フィンエアーのエコノミーコンフォートのアミニティについては、通常のエコノミーとはかなり大きな違いがあります。

 

まず1番大きな違いは、ノイズキャンセラー付きのヘッドフォンが、エコノミーコンフォートでは配られることです。A350では他の飛行機と比べてかなり静かですが、やはり寝る際には周りの音が気になります。そのため、熟睡できないことも多々あります。

しかし、ノイズキャンセラー付きのヘッドフォンを使えば機内の座席の周囲の音が気にならなくなります。

 

実際、私がフィンエアーのエコノミーコンフォートを日本からヘルシンキまでのフライトを利用した時は、私の後ろの座席が子供づれでした。さらに後ろ4列以内に子供ずれの家族が2組ほどいるとの状態でしたが、ノイズキャンセラー付きのヘッドフォンのお陰で全く気になりませんでした。

 

またエコノミーコンフォートでは、歯磨き耳栓、アイマスクなどアミニティ類が入った、ポーチがもらえます。そしてフィンエアーが、マリメッコと提携していることもあり、アミニティが入ったポーチはマリメッコです。

 

フィンエアーエコノミーコンフォートのアミニティ類一式

 

その他の違い

 

それ以外の違いは、エコノミーコンフォートの利用の際には、優先搭乗が利用できる点です。

またインターネットの1時間無料券がもらえます。(私は利用していませんが、フィンエアーのエコノミーコンフォートの特典としてあるようです。)

 

他方で機内食については、フィンエアーでは、エコノミーとエコノミーコンフォートとの間に違いはなく、エコノミーコンフォートであっても、エコノミークラスと同じ機内食が2回とも出されます。(フィンエアーのヨーロッパ域内線の場合には、通常のエコノミーと同じく、エコノミーコンフォートでは食事は提供されず、ドリンクのみ)

 

エコノミーコンフォートの機内食、エコノミーと同じ

 

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他社のプレミアムエコノミーとフィンエアー エコノミーコンフォートの違い

 

先にも触れましたが、エコノミーコンフォートという座席は、フィンエアー独自のもので、他の航空会社ではプレミアエコノミーに相当します。

(他方で、プレミアエコノミーを導入していない航空会社では、フィンエアーのエコノミーコンフォートに近い座席を設定しているものある。)

 

次にフィンエアーのエコノミーコンフォートと、他者のプレミアムエコノミーとの違いについても、ここで触れてみます。

 

プレミアムエコノミーでは、フットレストがありますが、フィンエアーのエコノミーコンフォートは、シートの形はエコノミーとかわらないので、フットレストはありません。

また、通常プレミアムエコノミーの利用客は、ラウンジを利用できますが、フィンエアーのエコノミーコンフォートでは、ラウンジを利用することができません。

 

先にも述べたように、フィンエアーでは、エコノミーコンフォートと通常のエコノミーでは、同じ機内食が提供されます。そのため他の航空会社のプレミアムエコノミーのように、通常のエコノミーの機内食にプラスアルファなにかが付くと言った特典は、フィンエアーのエコノミーコンフォートにはありません。

 

また荷物が空港で返却される際に、優先的に返却されると言った、プライオリティーパッケージサービスも、エコノミーコンフォートにはありません。

 

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フィンエアー・エコノミーコンフォートの予約方法

 

最後にフィンエアーのエコノミーコンフォートの予約方法について、書いてみたいと思います。

まずフィンエアーでエコノミークラスを予約します。その後、マネージブッキングでエコノミーコンフォートの料金を支払えば完了です。

 

また旅行代理店やツアーでの利用の際は、48時間前の事前チェックインの際に、座席の指定の際にエコノミーコンフォートの申し込みをします。

また、当日の空港のフィンエアーのカウンターでエコノミーコンフォートの申し込み、支払いも行うことができます。

 

JALやBAでのコードシェア便の場合。運航機材がフィンエアーの場合には、エコノミーコンフォートを利用できます。

2023年時点では、フィンエアーのHPにある予約確認から、座席指定の方法でエコノミーコンフォートの座席を指定できます。

その場合は、1度コードシェア便の予約払込を行った後に、フィンエアーのカスタマーセンターに電話をして、予約番号を伝えるとエコノミーコンフォートを予約できます。

この場合は、その後にEメールで支払いフォームが送られてくるため、そこでクレジットカードで決済を行います。

 

ちなみに、ワンワールドのサファイア・エメラルド会員の人は無料でエコノミーコンフォートを予約することができます

 

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まとめ

 

フィンエアーエコノミーコンフォートは、日本とヘルシンキの距離であれば、十分価値があると思います

もっとも、同じ路線をJALが羽田空港から出しており、JALのエコノミーのシートピッチが84cmとそこそこあることから、エコノミーコンフォートと最低のピッチが2cmしか変わらず、値段が同じであれば迷いどころです。(フィンエアー エコノミーコンフォートのシートピッチ 86cm〜95cm)

 

また他方で、ヘルシンキからロンドンまでなどの、3時間ぐらいまでのフライトであれば、エコノミーコンフォートは不要だと思います。

 

ブログを最後まで読んでいただきありがとうございます。

ヨッシー

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