トルコ・イスタンブール新空港 免税手続きの解説

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トルコ・イスタンブール新空港 免税手続きの解説 イスタンブール

みなさんこんにちは、happy ambassador の村川です。今日はトルコ・イスタンブール新空港での免税手続きの仕方について解説します。

 

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トルコの免税手続きの仕組み

 

トルコでは基本的には18パーセントの付加価値税(VAT)がかけられています。(食料品や服などの生活必需品には約8パーセントが課税。)

また免税手続きでどれぐらいの税金が返ってくるかは購入した品目により異なりますが、おおよそ10パーセント前後です。

 

免税手続きの基準額は課税前の値段が100トルコリラ以上のものとなります。

また購入後3ヶ月以内にトルコを出国することが免税手続きをする条件です。

 

基本的に手続きはヨーロッパの免税手続きと同じです。

  1. 購入店で免税手続き書類をもらう。
  2. 商品と免税手続き書類を持って、空港の税関に行きスタンプをもらう。
  3. 免税手続き代行会社に行き支払いを受ける、もしくは免税手続き書類をポストに投函する。

 

 

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購入店で免税手続き書類をもらう。

 

免税対象商品を購入時に、購入店で免税手続きをしたい旨を伝えます。そしてパスポートを提示して免税手続きのための書類を受け取ります。

購入時に行うことはこれだけです。この時グローバルブルーなどの免税手続き代行会社の封筒ともに、免税手続き書類をもらいます。

 

また免税手続きを行っていない店もあるので注意してください。また自発的に言わなければ免税手続きをしてくれない場合がけっこう多いです。

 

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商品と免税手続き書類を持って、空港の税関に行きスタンプをもらう。

 

次にトルコを出国する際に、空港の税関の免税手続きカウンターで、免税手続き書類にスタンプをもらいます。

 

ちなみに陸路でトルコから出国する場合は、国境の税関でスタンプをもらうことになります。(トルコから陸路での出国をしたことはないので推測の域を出ません。)

 

新イスタンブール空港では、免税書類にスタンプを押してもらえる税関は3箇所あります。

2箇所は荷物を預けるチェックインカウンターがある場所と同じエリアです。

具体的にはチェックインカウンターのPとチェックインカウンターのKです。前者のカウンターはターキッシュエアー(トルコ航空)以外の航空会社を利用の時、後者はターキッシュエアーを利用の時が想定されています。(一応の目安なので別にどちらの免税手続きカウンターに行ってもよいです。)

 

また残り1箇所は、出国審査後の場所にあります。

左の地図がイスタンブール新空港の税関の免税手続きカウンターの場所(C1~C3)を示している。

トルコ・イスタンブール新空港 免税手続きの解説

 

 

免税品をスーツケースに入れて預ける場所

 

チェックインカウンターで、免税手続きを行う旨を伝えます。そうすると荷物にタグのみを貼って返してくれます。搭乗券と荷物を受け取るとそのまま、免税手続きの税関のカウンターに行きます。

そして、免税手続き書類を税関に提出して、スタンプをもらいますその時に免税対象品の提示を求められることが多いです。

 

スタンプをもらったら、そのまま税関で荷物を預けるもしくは、もう一度チェックインカウンターに行き荷物を預かってもらいます。

 

ここで注意点が2つほどあります。

まず必ず免税品をスーツケースなど預ける荷物に入れる場合は、預ける前に必ず免税手続き書類にスタンプをもらうようにしてください

一度預けてしまうと手続きができません。免税対象品を提示できないため。

 

また、荷物を税関のカウンターでそのまま預ける場合と、もう一度空港のチェックインカウンターまで預けに行く必要がある場合の2パターンが考えられます。

この点いきなり変更されることがあります。トルコの話ではありませんが、免税手続きの仕方が似ているウィーン空港では以前は免税の手続きを税関のカウンターでそのまま荷物を預けるシステムでした。

 

しかし、私が先日ウィーン空港に行ったときには、航空会社のチェックイン前に先に税関でスタンプをもらい、その後荷物を預けるシステムに変更されていました。

 

空港の税関の免税手続きカウンターの後ろに荷物を流すコンベアーがあれば、荷物を税関のカウンターでそのまま預ける場合、ない場合はもう一度空港のチェックインカウンターまで預けに行く必要がある場合だと思ってください。

イスタンブール新空港のチェックインカウンターKにある、税関の免税手続きカウンター

トルコ・イスタンブール新空港 免税手続きの解説

 

免税品を手荷物として機内に持ち込む場合

 

原則、免税品を手荷物として機内に持ち込む場合は、出国後の税関の免税手続きカウンターで行います。

しかし私が行ったときは、出国後の免税手続きカウンターの場所を見つけることができませんでした。

 

他の方のブログでは写真が載っていたため私の見落としかもしれません。もっとも空港の案内掲示には、チェックインカウンターエリアにある税関の免税手続きカウンターは記されていましたが、出国後の免税手続きカウンターについての記載はありませんでした。

 

私は機内に持ち込む荷物としてチェックインカウンターエリアにある免税手続きカウンターを利用しましたが、特になにも言われず免税手続きのスタンプを書類に押してもらいました。

もし出国後のエリアに税関の免税手続きカウンターが見つからない場合であっても、チェックインカウンターエリアに戻れません。

 

そのため免税対象品を機内持ち込み荷物とする場合でも、チェックインカウンターエリアにある免税手続きカウンターを利用する方がよいと思います。

 

 

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免税手続き代行会社に行き支払いを受ける、もしくは免税手続き書類をポストに投函する。

 

最後に税関からもらったスタンプがある免税手続き書類を、免税手続き代行会社(グローバルブルーなど)のカウンターに持って行き現金での支払いを受けます。

 

もしくはクレジットカード番号を免税手続き書類に記載して、免税手続き書類を代行会社のポストに投函します。その場合は指定のクレジットカードに返金されます。

もしポストの位置がわからなければ、免税手続き代行会社のカウンターにクレジットカードの番号を書いた書類とクレジットカードを持って行けば、クレジットカードに払い戻しをしてくれます。

 

ちなみに日本の郵便局からも国際郵便で送ることができます。また免税手続き代行会社が、グローバルブルーであれば羽田空港や成田空港の宅配サービスカウンター前にポストがあります。そのため最悪の場合は、日本に帰国してから送ることもできます。

 

ちなみにイスタンブール新空港の払い戻し場所は、出国と手荷物検査の後の出発ロビーに入ったところの左右両端にそれぞれあります

払い戻しのカウンターは個々の代行会社のカウンターではなく、両替所を兼ねています

 

写真は出国審査と手荷物検査を受けた後に、左右にそれぞれある両替所兼、税金の払い戻しカウンター

トルコ・イスタンブール新空港 免税手続きの解説

 

 

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まとめ

 

トルコの免税手続きはどうやらEUをかなり意識してEUの免税手続きに合わせているようにも思います。

そのため基本的に他のヨーロッパの国々の免税手続きとほとんど同じです。

 

この記事がトルコでの免税手続きの手助けになれば幸いです。

最後まで記事を読んでいただきありがとうございます。

村川

 

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