みなさんこんにちは、アシスタントのヨッシーです。今日はブリティッシュエアウェイズの成田―ロンドン便のエコノミークラスの搭乗記を書いてみました。
成田―ロンドン BA06便
イギリスの航空会社大手のブリティッシュエアウェイズの成田―ロンドン便は成田空港を12時35分発、ロンドンヒースロー空港には16時10分着とおよそ12時間30分の長旅です。日本発のロンドン便にしては遅い時間帯の出発です。
ちなみにこの便はJALとのコードシェア便です。使用機材はボーイング787₋9です。
私は今までブリティッシュエアウェイズのヨーロッパ国内線には乗ったことがありますが、ブリティッシュエアウェイズの長距離便の搭乗は今回が初めてです。
一言で乗った感想を言うと、海外の航空会社としてそこそこ良かったです。
飛行機の搭乗と機内の様子
ブリティッシュエアウェイズ成田―ロンドン便の機内への搭乗が始まったのは、出発時刻の40分前の11時50分でした。ボーディングパス記載の通りの時間でした。
搭乗ゲートは、73番搭乗口。成田空港の本館ということもありそれほど移動時間はかかりませんでした。
搭乗前の搭乗口の様子
次に搭乗は事前改札(2歳までの子供連れや体の不自由な方向け)が行われた後、Group1からGroup4までに分かれて行われます。
ちなみにたまに空席があり搭乗率は80から90%ほどだと思います。わりと子供ずれが多い印象でした。またさすがイギリスの航空会社ということもあり乗客の7割程度がイギリス人(たぶん中には他のヨーロッパ人も混じっていると思われる。)でした。
日本人のCAのかたは上位クラスとプレミアエコノミー及びエコノミークラスにそれぞれ1人づつおり、全体で2人常務されていました。
ちなみにブリティッシュエアウェイズの機内安全についてのビデオは少しユニークです。以前私が乗ったヨーロッパ域内線のものと少し内容が異なっていたように思います。今回流された、機内安全ビデをにはバージョン3と表示があったので、最低でも3バージョンあると思います。
ブリティッシュエアウェイズの機内安全ビデオの様子
正直日本の航空会社では考えられない程度に、所々ジョークを挟んできます。(おそらくメインで機内安全ビデオに出てくる人はコメディアンだったと思います。)ちなみにこのビデオはyoutubeで見ることができます。
エコノミークラスのシートと座先ピッチ
ブリティッシュエアウェイズのエコノミークラスのシートですが、ヨーロッパ人向けに作られているということもありそれほど狭さを感じませんでした。他方で私の隣にいたイギリスは体も大きいということもあり、少し窮屈そうでした。
わりと座席の足元には余裕がある
3列シートのど真ん中にならない限り、どうにかなりそうな感じの広さでした。他方で普段は同じボーイング787でも、JALの2-4-2の配列になれているということもあり、やはり横幅は少し狭かったように感じます。
ちなみに座席はボーイング787-9の最後列の2席しかない列でした。ここは横にシートがないということもあり、他のエコノミークラスの座席より快適でした。
ブリティッシュエアウェイズ、エコノミークラスの座席
また座席に備え付けてある、個人用画面も他社のものと変わりない程度の大きさだったと思います。
機内のサービスと機内食
ほとんど定刻の時間に飛行機は出発して、成田空港を離陸しました。まず離陸後1時間程度したところで、ドリンクサービスが開始されました。
ドリンクサービスはミネラルウォーター、ソフトドリンクと赤白のワイン、ビール、ハイボールなどです。ドリンクサービス時には、積極的にワインをCAの方が勧めていました。
わりとワインに力を入れているものと思います。私は白ワインを頼みましたが、2種類から選べました。またビールや他の飲み物を頼んだ人にもワインを勧めており、ワインを頼むと2本ボトルをくれました。ワインはJAL同様ペットポトルのもので、容量は187㎖入っていました。
その後、1時間後(離陸から約2時間後)に機内食が配られはじめました。機内食は洋食と和食の2択でした。洋食はビーフとポテト、和食はサーモンのみそ焼きとご飯でした。
私は最後部ということもあり選べず、おそらくイギリス人が多いことから和食があまると予想していたのですが、最後の和食ということもあり選んだイギリス人が多かったのか、そもそも和食の方が少なかったのか、以外にも和食が売り切れ、洋食が残っていました。
1食目の機内食
味はしっかりと味が付けられており、けっこう美味しかったです。またデザートはあまり甘くありませんでした。
2食目はロンドン・ヒースロー空港到着2時間前に配られ始めました。多くの航空会社では、2食目は選べることがなく1択だけですが、ブリティッシュエアウェイズでは珍しくパスタかチキンかの2択から選択できました。
また1食目では後方座席では選べなかったことを考慮してか、後方から配っていました。そのため後方の私でも選択でき、私はチキンを選びました。
2食目の機内食の様子
機内サービスですが、注意しなければならないことは、歯ブラシが機内にはないことです。少なくとも、エコノミークラスでは配られません。またお手洗いには、うがい用の紙コップは置かれていませんでした。おそらく、お手洗いにある手洗い用の蛇口の水は口に含むことが想定されていない可能性があります。
そのため仮に機内で食後に歯磨きをしたい場合は、歯ブラシを持参のうえ、1食目に配られるボトルの水を残しておくのが良いと思います。
また他の航空会社では、食事の開始前におしぼりが配られますが、ブリティッシュエアウェイズでは、配られません。そのためウェットティッシュを持って行く方が良いと思います。
ロンドン・ヒースロー空港に到着
目的地のロンドン・ヒースロー空港には、上空で旋回して待機させられました。窓から外を見ると、同じような飛行機が2,3機目に入りました。ヒースロー空港は、ヨーロッパの中では最大級の空港であるにも関わらず、滑走路が2本しかありません。普通ヨーロッパの大規模空港では、滑走路は3から4本あるのが普通です。(例えば、アムステルダムのスキポール空港では滑走路が6本もあります。)
まさかのロンドン上空を2回旋回
そのため長距離線の飛行機でも上空待機を迫られます。ある意味これって地球にやさしくないような気がします。たしかに航空機を利用しないことも地球温暖化防止になると思いますが、そもそも無駄な飛行時間を減らす方が現実的な気がします。
本当に、ロンドン・ヒースロー空港での3本目の滑走路建設が待たれます。
上記の上空待機によって、定刻から少し遅れて飛行機はロンドン・ヒースロー空港に到着。しかも3つあるロンドンヒースロ空港のターミナル5の建物の内、一番遠いCターミナルに到着し、しかも一番端っこのボーディングブリッチを使うことに。運悪くターミナル5のなかでも最も遠い場所に降ろされてしまいました。(まぁバス移動じゃないだけある意味ましはましですが。)
写真奥にあるのがヒースロー空港のターミナル5のC
おわりに
はじめてのブリティッシュエアウェイズの長距離線でしたが、思っていた以上に良かったと思います。ロンドンに行くのであれば、選択肢の1つに入るとは思います。しかし他方で、ロンドンヒースロー空港のターミナル5のイミグレーションは時間によってはかなり込み合います。
現在は一部の場合を除き、日本人でも自動ゲートが利用できるので、それほどではありませんが。もっとも有人のイミグレーションを通る必要がある場合には、避ける方が無難な気がします。
200人ほどの人がイミグレーションに並んでいるのにも関わらず、入国審査官が3人とかどう考えても異常です。同じ時間でもターミナル3では10人以上の入国審査官がいます。
また、上記で述べたようにこの便の時間は航空機が混みやすいようです。そのため上空旋回を強いられて、遅延のおそれがあります。ゆえに乗り継ぎの際には十分な乗り継ぎ時間を確保するほうが良いと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
ヨッシー
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