みなさんこんにちは、happy ambassador の村川です。今日はフィレンツェのドーモの当日券の購入方法について、紹介します。
フィレンツェのサンタマリア・デルフィオーレ大聖堂(ドゥオーモ)
サンタマリア・デルフィオーレ大聖堂の一番上にあるドゥオーモ(クポーラ)から見る眺めは絶景
フィレンツェの観光地の中でも有名なのが、サンタマリアデルフィオーレ大聖堂です。ここの1番上の部分には上がることができます。
フィレンツェの中でもウフィツィ美術館と並んで人気の高い観光名所です。
とにかくフィレンツェの中でもっとも高い場所です。そのためアルノ川やフィレンツェの街を一望できるだけでなく、フィレンツェの郊外まで見ることができます。
もっともサンタマリア・デルフィオーレ大聖堂の1番最上階部分になるため、クポーラはかなり狭いです。そのため入場には人数制限があります。
それゆえに基本的には事前の予約が必要です。もっともこの予約ですが、当日空きがあれば行うことが出来るます。(当日であっても予約が必要)
オンシーズン(だいたい4月から10月の中頃まで)であれば、ドゥオーモに登る予約も1週間後まで満員ということも珍しくありません。しかし他方で、それ以外のオフシーズンの時期であれば、十分当日券の予約で入ることができます。
実際私が訪れた11月の初旬は、現地の前日の予約でクポーラに入れました。また当日の予約でも十分入ることができる状態でした。
ピークシーズンは基本的に前もってのインターネットの予約が必要だと思ってください。またオフシーズンでもイタリアの祝日と被れば、満員ということもあり得ます。
ドゥオーモの入場券のシステム
1枚の共通券でしたの1から5までの施設に入れる。(②ドゥオーモの入り口)
サンタマリアデルフィオーレ大聖堂(ドゥオーモ)に入ること自体は無料です。しかし、その最上部分(クポーラ:CUPOLA)に登るとなると料金がかかります。
さらに地下のサンタ・レパラータ教会遺構も有料です。(下記の共通券に含まれています。)
またクポーラのチケットは他の施設との共通券となっています。(バラで買うことはできません。)
具体的には①ドゥオーモ・クポーラ、②ジョットの鐘楼、③サン・ジョヴァンニ洗礼堂、④サンタ・レパラータ教会遺構、⑤ドゥオモ付属博物館の共通券です。1人料金は18ユーロです。はじめの入場から72時間有効です。
④はサンタ・マリアデルフィオーレ大聖堂の地下部分です。入り口はサンタ・マリアデルフィオーレ大聖堂の内部の地下にあります。
この中で最も有名なフィレンツェの観光地は①と②、③です。とりわけ③サン・ジョヴァンニ洗礼堂は、映画インフェルノのロケ地として有名です。
まず、上記の共通券を購入します。購入場所は何か所かありますが、サン・ジョヴァンニ洗礼堂の入り口の向かいや、サンタ・マリアデルフィオーレ大聖堂の地下にある④の入り口、クポーラの出口(ジョットの鐘楼の近く)の向かいにあるチケットオフィスで上記共通券を購入できます。
またクポーラの予約の機械は、サン・ジョヴァンニ洗礼堂の入り口の向かいにあるチケットオフィスとクポーラの出口(ジョットの鐘楼の近く)の向かいにあるチケットオフィスにあります。
当日券の購入順序
ジョットの鐘楼の斜め向かいにあるチケットオフィス、クポーラの予約の機械もこの中にある。
クポーラの当日券の購入の順番としてはまず上記の共通券をチケットオフィスで購入します。それから、チケットオフィスにある予約券の機械で、クポーラの予約を行います。
ドゥオーモ・クポーラの予約残部は、ネットやチケットオフィスなどで確認できます。すでに述べたようにサンタマリア・デルフィオーレ大聖堂はフィレンツェの中で最も人気のある観光地です。
そしてそのため、クポーラのチケットがフィレンツェ滞在中の期間は残部がないという危険性があります。よって上記の共通券に買うのは、ネットや現地の掲示板(複数あると思いますが私が見たのは、ドゥオーモにある地下④サンタ・レパラータ教会遺構の入り口)で残部があることを確認からにするようにしてください。
ドゥオーモのHPticket押して日にちを選択すると、予約の残部を確認できます。
残部の確認をしなければ、共通券を購入したが予約できず、クポーラに登れないということにもなりかねません。
別に共通券には、サン・ジョヴァンニ洗礼堂とジョットの鐘楼の入場券が含まれていることから、十分それだけでも価値があります。しかしドゥオーモ・クポーラのインパクトが強いだけに、なんだかクポーラに入れないのはもったいない気がします。
機械での予約方法と注意点
この機械で、クポーラ(ドゥオーモ)の予約を行う
予約時に共通券を機械にスキャンする必要があるため,機械で予約するには、あらかじめ共通券を買う必要があります。
機械で日付けと時間を選びドゥオーモ・クポーラを予約します。予約が完了すると予約の日時が書かれたレシートが機械から発行されます。
このレシートですが、失くさないようにしてください。
クポーラの入り口に入る際に、サンタマリア・デルフィオーレ大聖堂のスタッフの人が予約の日時があっているかを確認するために、提示を求められます。
おそらくこのレシートをなくしてしまうと、せっかく予約したのにクポーラに入れない可能性が高いです。
クポーラの入場と注意点
クポーラ(ドゥオーモ)の入り口
クポーラの入り口はサンタマリア・デルフィオーレ大聖堂の北側にあります。(ジョットの鐘楼とは反対側)
もし分からなければ、サンタマリア・デルフィオーレ大聖堂の北側を大聖堂に沿って歩けば分かると思います。位置的にはドゥオーモの円形の付け根あたりです。
また予約は時間制なので、余裕を持って入り口には行くようにしてください。
またクポーラの向かいにあるジョットの鐘楼も上まで登るためには、そこそこの段数のある階段を登らなければなりません。
それ以上に高いクポーラの中には、エレベーターはありません。しかもフィレンツェの中でもっとも高い場所です。
階段の段数も463段と、かなりあります。ちなみに心臓病の人は登ることを勧めない旨の案内が、クポーラの入り口に置いてありました。
私の記憶の中では、ヨーロッパの中でも、これだけ階段を登らされる建物はないのではないかと思います。
また階段はかなり急なところもあります。くれぐれも半端な気持ちで登らないようにしてください。さらに伸びる際には運動しやすい履き物を履くことをおすすめします。
まとめ
当日券にしても予約が必要で、また頂上まではかなりの階段を登らされる、サンタマリア・デルフィオーレ大聖堂のドゥオーモ部分のクポーラですが、そこからの景色はまさに絶景です。
フィレンツェを訪れる際には是非クポーラに登ることをおすすめします。
最後まで記事を読んでいただきありがとうございます。
村川
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