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みなさんこんにちは、happy ambassadorの村川です。今回は台湾の桃園国際空港のJALラウンジについて紹介します。
桃園国際空港 JALラウンジ
台湾の桃園国際空港は、台湾で最大の空港です。JALは毎日、成田空港から2便、中部国際空港と関西国際空港からそれぞれ1便づつ桃園国際空港へ運行しています。
桃園国際空港のJALラウンジは、JALが乗り入れている桃園国際空港のターミナル2のD7番搭乗口とD6番搭乗口の間にあります。もっともJAL便はD1から10までのどこかのゲートになるか分からないため、運が悪ければ自分の飛行機のゲートまでラウンジからかなり歩かされます。特にD1~D5までに自分の飛行機の出発ゲートが当たると、時間がかかるため注意が必要です。
ラウンジの利用条件はJAL便もしくはワンワールドアライアンス加盟する航空会社利用で、ビジネスクラスの利用客、ワンワールドのエメラルドステータスとサファイアステータスの保持者(JALのマイレージクラブであれば、ダイヤモンド、JGP、サファイア及びJGC会員です。)とその同伴者1名です。
実際のところ、台湾桃園空港の第2ターミナルはワンワールドアライアンス加盟会社で利用しているのは、JALだけです。(マレーシア航空とキャセイパシフィック航空はともに、第1ターミナルを利用)そのため、このラウンジはJAL便利用以外の場合にこのラウンジを使うことはあまりないと思います。
理論上チャイナエアラインのJALコードシェア便の場合でも利用できるはずですが、その場合はチャイナエアラインのラウンジを使えます。そして、チャイナエアラインのラウンジの方がJALのラウンジよりも豪華であるため、このJALラウンジをわざわざ利用することは、ないと思います。
またJALは台湾には、この桃園国際空港以外にも、台北の松山空港と高雄空港にそれぞれ就航しています(松山空港へは、羽田空港から毎日2便。高雄空港へは、成田空港から毎日1便。)。しかし台北の松山空港は空港の共用ラウンジをJALは提供しています。また高雄空港では、チャイナエアラインのラウンジを提供しています。
そのため台湾にあるJALラウンジは、この桃園国際空港にあるラウンジのみです。
JALラウンジ内部の様子
それでは以下、桃園国際空港のJALラウンジの様子を紹介していきます。
さすが日本の航空会社のラウンジということもあり、おにぎりやいなり寿司などもありました。また、おでんや中華まん、ホットミールやカレーもありました。
冷蔵庫には、おにぎり、サンドウィッチそしていなり寿司がある。
ラウンジ内のホットミール。まぁそれなりの種類です。
ドリンクも白ワインやシャンパンなどがなく、ソフトドリンクもドリンクサーバーがなく缶のみであることから、少し物足りなさは否めません。しかし海外のJALラウンジとしては十分だと思います。
少しドリンクは物足りなさがあるが、右にはデザート類もある
個人的には、アルコール類が少し少なめな点が残念に感じます。
またラウンジ内の外装も日本のサクララウンジのような外装です。ラウンジ内は他の桃園国際空港にある他の航空会社のラウンジと比べればそれほど広くありませんが、JAL便の利用者しかラウンジ利用者がいないため、広さとしては十分だといえます。
また台湾のおすすめビールである、台湾ビールはJALのラウンジでは提供されていません。同じ桃園国際空港のラウンジでもキャセイパシフィックのラウンジには、台湾ビールが置いてありました。
ちなみにこのJALラウンジですが、少し数奇な歴史を経ています
それは、もともとこのラウンジはJALラウンジでしたが、一度台湾の航空会社であるトランスアジア航空が運営していた時期が2年間ほどあります。そしてトランスアジア航空の2016年11月の倒産により一時期このラウンジは閉鎖されました。その後2017年2月から再びJALが運営するようになり、現在のJALラウンジに至ります。
そのためラウンジの器にはトランスアジア航空のロゴがあるなど、その歴史の名残が見られます。
ラウンジ内では、トランスアジア航空のロゴの入った容器がまだ使われている
またラウンジの手前には対面式の椅子が置かれています。他方で一番奥の部屋は会議室のような作りになっており、大家族でも利用できるようになっています。
食べ物が置かれているエリアの奥のJALラウンジの様子
一番奥のスペースには、会議室のような大人数が利用できるスペースがある。
このラウンジには、シャワー室はありません。もっとも台湾から日本へは飛行時間が長くとも、4時間と短くJAL便はすべて昼頃までの出発なので、特にラウンジ内にシャワー室がないことは問題になりません。
JALラウンジを利用した感想とまとめ
台湾の桃園国際空港のJALラウンジを利用した感想は、ラウンジとしては、まずまずではないかと思います。
どうしてもその国の航空会社のラウンジではないことから、成田空港の国際線のサクララウンジや羽田空港の国際線のサクララウンジといったJALの他のラウンジと比べると少し見劣りします。
しかし国際線のラウンジとしては最低限のものが揃っており、不自由はないです。
もっともJALの桃園空港便に合わせての運営なので、お昼以降に行くとラウンジ内の食べ物がほとんどない危険性はあります。(特に桃園空港-名古屋便:JL822便や桃園空港-成田空港便の午後便である:JL804便では注意が必要です。)
また同じワンワールドアライアンスメンバーのキャセイパシフィック航空のラウンジが桃園国際空港では有名です。しかしこのラウンジは同じ桃園国際空港でもターミナル1にあることから、JAL便を利用する際には少し遠く不便です。
桃園国際空港はターミナル1とターミナル2が繋がっており、出国後のエリアで行き来できます。
しかしターミナル2の出国エリアを出たところから、キャセイパシフィック航空のラウンジまで20分から25分ほどかかります。たしかに桃園空港ターミナル1にあるキャセイパシフィック航空のラウンジは、キャセイパシフィック航空のラウンジで有名なヌードルバーやバーカウンターがあります。
そのためJALのラウンジと比べてかなり豪華です(キャセイは拠点とする香港の次に台湾に力を入れているため)。
もっともこの移動距離を考えると果たしてキャセイのラウンジを利用するかは微妙だと思います。
個人的にはキャセイパシフィック航空が桃園国際空港のターミナル2にこれば良いのにと思います(まぁ無いでしょうけど)。逆にだったらJALじゃなくてキャセイに乗れよとか言われそうですが。
今日は、台湾の桃園空港のJALラウンジについて紹介してみました。
最後まで記事を読んでいただきありがとうございます。
村川
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