みなさんこんにちは、happy ambassador の村川です。今日は台湾の高雄国際空港からMRTの乗り方について紹介したいと思います。
台湾 高雄国際空港
高雄は台湾南部にあり、台北に次ぐ第2の都市です。高雄には蓮池潭などの有名な観光地があり、通常は台北から台湾版新幹線である高速鉄道(高鐵)で行くことが多い場所です。
なお新幹線が台北‐高雄間を走る前は、台北からの高雄空港への国内線が飛んでいました。しかし、現在はこの国内線は新幹線開通の影響で、廃止されています。
そんな高雄ですが、国際空港があり日本からは成田や関空から直行便が飛んでいます。今回は高雄国際空港の高雄市内へのアクセス手段であるMRTの乗り方について紹介します。
高雄空港から市内へのアクセス手段
高雄では台北程の規模ではないですが、MRTが走っています。そして高雄のMRTは紅線と橘線の2本が走っています(ライトレールを入れると3本)。
高雄国際空港にはMRT紅線が走っており、終点の小港から1つ手前の駅です。またMRT橘線には空港から7つ目の美麗島(世界で美しい駅の1つとされる)で乗り換えることができます。
また高雄の中心である台鉄(台湾鉄道)高雄駅は8つ目の駅です。おおよそ所要時間は25分ほどです。
さらに高鐵の駅である左営駅は高雄国際空港から同じくMRTで13駅目です。
高雄国際空港のMRTの駅への行き方
高雄国際空港のMRTの駅は、空港に隣接して慰安す。しかしMRTの駅に高雄国際空港から行くには、空港から外に1度出て地下まで降りなければなりません。そのため、少し高雄国際空港の到着ロビーからは距離があります。
まず高雄国際空港に到着すると、MRTの案内に従い進みます。
そこから空港にある銀行の両替所の左端から外に出ます。
写真奥が空港の出口
そして空港の外に出ると奥の方にエレベーターが4台あります。空港の出口から、エレベーターまでは徒歩1,2分程度の距離です。そこにあるエレベーターから地下1階におります。
MRTの駅に降りるためのエレベーター
エレベーターで地下1階に降りると、通路があります。次は月台(中国語でプラットフォームの意味)の案内に従い移動します。
エレベーターを降りた地下1階の通路の様子。写真奥には「月台」の案内表示がある。
地下1階に降りたところから、MRTの改札口までは徒歩5分ほどと少し距離があります。
次にMRTの改札近くにある券売機で目的地までの乗車券を購入します。また悠遊カード(easy card)も使えます。悠遊カードとは台湾版交通系ICカードです。SUICAやICOCAのようなものだと思ってください。
MRTの改札 ここを通った後に下に降りるとそこが、プラットフォーム
その後は、改札を通りさらにその下地下2階におります。そこがMRTのプラットホームになっています。台鉄高雄駅や左営駅、美麗島駅などの高雄の中心部へは、2番線(岡山行き)から出発する電車で行くことができます。
MRT駅のプラットフォーム 2番線からの列車に乗る
高雄国際空港の到着口から、MRTのプラットフォームまでは歩いて10分ほどかかります。実際に歩いて感じたのは、スーツケースを持っての移動は意外と大変だということです。
MRT乗車の注意点
まずMRTの乗車の際に注意しなければならないのは、日本と違い台湾のMRT(高雄だけでなく台北も同様)では飲食禁止です。これを破ると2万円以上の罰金が科せられます。日本の地下鉄のように飲食をしないようにしてください。
ちなみに飲食禁止の範囲は、MRTの車内のみならずプラットフォームや駅の構内も含みます。具体的には、改札の手前にある黄色い線よりも内側すべてが、飲食禁止エリアです。基本として改札を超えれば、飲食禁止と思ってもらえれば良いと思います。
高雄のMRTの車内にある飲食禁止の注意書き
また、高雄は台湾南部の都市で、気候は温暖です。そのため車内はかなり冷房が効いています。高雄のMRTに乗る際には、少し冷房対策をする方が良いと思います。
まとめ
どうしても日本の地下鉄では飲食ができ、また高雄は冬でも結構暖かいです。そのためうっかりとMRTの車内でお茶や水を飲まないように注意してください。
また高雄国際空港から最寄りのMRTの駅までは距離があることも覚えておくのが良いと思います。台湾自体は、日本と比べてかなりタクシー代が安いため、空港から目的地が近く人数が3,4人であれば、タクシーの利用を考えてもよいと思います。
今回は高雄国際空港のMRTの乗り方について紹介しました。最後まで記事を読んでいただきありがとうございます。
村川
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