国内線は何時間前に空港に到着し、何時間前に搭乗口に行くべきか

スポンサーリンク
国内線 何時間前に到着すべきか 旅の基本情報

 

みなさんこんにちは、アシスタントのヨッシーです。今日は国内線に乗るためには何時間前に空港に到着し、何時間前に搭乗口に行くべきかについて、書いてみようと思います。

 

ちなみに国際線に乗る場合に、何時間前に空港に到着すべきか、については別の記事で書いているので読んでみて下さい。

 

 

 

スポンサーリンク

国内線の場合の航空会社の規定について

 

 

国内線の場合に何時間前に空港に到着すべきか、また搭乗口にいつまでに到着すべきか、について考える前に、日本の航空会社の搭乗時刻についての規定を見てみます。

 

まずJALとANAは、搭乗する飛行機の出発時刻の20分前までに、保安検査場を通過し、10分前までに搭乗口に来るようにと定めています。

 

この点以前は、保安検査場の通過時刻は、飛行機の出発時刻の15分前でしたが、2019年の11月ごろから20分前に変更になっています。

 

 

荷物の預ける場合の締め切り時刻については、記載はありませんでしたが、おそらく出発時刻の30分前辺りだと思います。

 

またその他のレガシィキャリアである、スターフライヤー、ソラシドエア、AirDoでは、上記と同じでした。

他方でスカイマークでは、搭乗手続きを出発時刻の20分前、搭乗口へは15分前となっていました。

 

ちなみに国内線のLCCではチェックイン締め切り時刻は、出発時刻の1時間前まで辺りが多いように思います。(航空会社によって異なりますし、LCCはレガシーキャリアより厳しいこちが多いので、必ず各航空会社のHPで確認するようにしてください。)

 

国内格安航空券・飛行機予約の「ソラハピ」

 

保安検査場の通過という概念について

 

 

ここで保安検査場の通過という概念について、説明します。

20分前までに保安検査場を通過してくださいと言われても、何をすれば通過になるのか、かなり抽象的で分かりにくいです。

 

具体的には、検査場にある端末に、QRコードもしくはカード(JALカードなど)を読み取らせることが、ここでの保安検査場の通過を意味します。

そのため、厳密には出発時刻の20分前までに、端末にQRコードもしくはカードを保安検査場にある機械に読み取らせ、完了させる必要があります。他方で、その時間までに保安検査を完了させる必要はありません

 

これは、実際のところ保安検査場の近くにいるJALの職員の人が、混み合った検査場の列から後1、2分で保安検査場の通過締め切り時刻になる、乗客のチケットを回収して次々にかざしていたことから明らかです。

もしここで端末にQRコードやカードを通さなければ、いわゆるノーショーとなり飛行機の予約が取り消されてしまいます。そして取り消された予約は、空席待ちを行なっている他の乗客に配られることになります。

 

そのため、保安検査を完了することが重要ではなく、QRコードやカードを端末に読み取らせることが重要です。

 

 

スポンサーリンク

国内線の場合、空港に何時間前に到着するべきかについて

 

国内線 何時間前に到着すべきか

 

それでは、国内線に搭乗する際には空港には何時間に到着するべきかの答えは、規定上であれば、預ける荷物があれば、荷物を預け終わるのが、出発時刻の30分前となる時間、もしなければ保安検査場の通過が出発時刻の20分前にできる時間となります。

 

しかし、この空港に到着すべき時間はあくまでも最低限中の最低限の時間です。この時間を狙っていけば、大丈夫という時間ではありません。

今回は私が一番よく乗るJAL国内線の経験をもとに、具体的な時間を出してみたいと思います。

 

基本的には、スカイマークを除く、ANAなど他のレガシーキャリアでも同じぐらいだと思ってもらって良いと思います。

スカイマークについては、搭乗手続きなどが少し異なるため、まったく同じとは言えませんが、まぁ目安程度にしてもらえればと思います。

 

ちなみに、搭乗手続きの仕方や締め切り時刻は急に変更となる場合があります。記事自体は2020年1月の段階のもので書いています。そのため最新の情報を航空会社のHPでチェックしておくようにしてください。記事の時間は参考程度のものです。また国内線でもその後に国際線に乗り継ぐ場合は、この時間以上の時間が必要になります。

 

 

荷物を預けるまでの時間

 

伊丹空港のチェックインカウンターの様子。案内には20分前までの検査場を求める記載がある。

国内線 何時間前に到着すべきか

 

荷物を預ける人は、ここが空港到着時間となります。(預ける荷物がない場合は次の項目まで読み飛ばしてください。)

 

まず基本的に手荷物を預ける締め切り時刻は、出発時刻の30分前です

しかし、この時刻に無事についても、空港ではチェックインカウンターでは並ぶ必要があります。そのため無事に時刻を預けることができない危険性があります。

 

例えば羽田空港では、特に朝や夕方ではチェックインカウンターではかなり並びます。実際場合によれば、荷物を預け終わるまでに30分近く並ぶこともあります。

 

そのため最低でも、出発時刻の60分前には空港に到着している方が良いと思います。また、そもそも飛行機に乗り慣れていなければ90分前(早朝便でチェックインカウンターが90分前に開かない場合を除く)ぐらいが、おすすめの到着時刻です。

 

脱毛ラボ考案!業務用パワーを実現「Datsumo Labo Home Edition」脱毛器のプロモーション

 

預ける荷物がない場合

 

他方で預ける荷物がない場合には、QRコードやJALカードをあらかじめある場合には、そのまま保安検査場まで行くことができます。

航空会社から直接予約をした場合であれば、QRコードをプリントアウトして持って行くことができます。

 

しかし他方で、旅行会社を通して航空券を申し込んだ場合や、QRコードをプリントアウトしていない場合では、チェックイン機もしくは、チェックインカウンターで搭乗券の発行を行う必要があります。

 

羽田空港や伊丹空港、新千歳空港などの大きな空港では、10台近くのチェックイン機があるため待ち時間は数分であることが多いです。

逆に地方の小規模空港や工事中の空港の場合は、チェック機械が少ないことがあるので、注意が必要です。

 

もしチェックイン機が少ない場合は、チケットの発券のためにチェックインカウンターに行く必要があります。その場合は、荷物の預ける場合と同じ90分前がおすすめの到着時刻となります。

 

すでに述べたように保安検査場の通過締め切り時刻は、出発時刻の20分前です。しかし場合によっては保安検査場で10分から15分程度待たされる場合があります。また仮に、20分前きっちりの保安検査場の通過では、その後の搭乗口までの移動時間には余裕がありません。

 

羽田空港であれば、最悪端の搭乗口になれば保安検査場から10分近くもしくはそれ以上、歩く必要があります。(これは極端な例ですが、5、6分程度は、保安検査場から搭乗口までの移動にかかるのが平均的です。)

また遅延がなければ、遅くとも出発時刻の15分前(平日でかつ、ビジネス路線ではもう少し早い)には、飛行機に搭乗できます。(ステータスがなくかつ席が後方でない場合。いわゆる全てのお客様が搭乗できる場合)

 

そのため、飛行機の出発時刻の30分前に保安検査場を抜けれれば、移動時間を含めて、20分と少し前に搭乗口に到着することになるため、ほとんど搭乗口前で待たされることはありません。

 

このことから、目安となる最低の時間は、出発時刻の40分から50 分前までに空港に到着するぐらいだと思います。

また飛行機に乗り慣れていなければ、出発時刻の60分前までに空港に到着すれば安心できる時間だと思います。

 

 

スポンサーリンク

搭乗口にはどれぐらい前に到着すべきか

 

 

まず規定上は出発時刻の10分までに搭乗口に到着するようにされています。

たしかにこの時刻に搭乗口に到着していれば文句は言われません。しかし実際の搭乗開始時刻は、異なります。

 

そのためJALの場合をもとにおおよそ、いつぐらいまでに搭乗口にいれば、スムーズに搭乗できるのかを以下解説します。

 

国内格安航空券・飛行機予約の「ソラハピ」

 

搭乗口での搭乗順(JAL)

 

 

まず国内線の飛行機への搭乗順についてJALの場合を例に説明します。

おそらく国内線であればANAも同じだと思います。またそれ以外の航空会社の場合も国内線であれば、上級会員の優先搭乗がない以外は同じだと思います。

 

搭乗順は、①事前改札、②優先搭乗、③後方座席の乗客の搭乗、④全ての乗客の順に行われます。

(JAL国内線は、伊丹-羽田便のみ②優先搭乗を、ファーストクラス、ワンワールドエメラルド会員(JGP以上を含む)とワンワールドサファイア会員(JGCなど)の2つに分けています。)

 

そのため羽田-伊丹線は5段階で、それ以外の国内線は4段階で分けて行われます。

 

またここでの事前改札とは、2才以下の子供を連れた乗客、お手伝いの必要な乗客および妊娠中の乗客などが対象です。

JAL国内線の事前改札の案内

国内線 何時間前に到着すべきか

 

 

おおよその目安として、出発時刻の25分前くらいからこの事前改札が開始されます。その後は、事前改札の乗客の数にもよりますが、20分前くらいから、優先搭乗が開始され、15分前までには、おおよそ全ての乗客の案内が開始されます。

 

そのため、特段の遅延や機材送りの遅れ等がなければ、出発時刻の15分前ぐらいには搭乗できることが多いと思ってください。(これは正直その日の①から④までの乗客の比率や乗客の属性によって、前後します。)

 

よって搭乗口へのおすすめ到着時間は25分前から20分前です(下で述べる最終便の場合は除く)。この時間であれば、それほど待つことはないと思います。

 

毎日のおつりを5円からプロが運用『おつりで投資トラノコ』

 

平日の方が搭乗時刻が早い傾向にある

 

もちろん路線にもよりますが、ビジネス客が多い路線(羽田-伊丹、福岡など)の平日は、他路線の週末よりも搭乗開始時刻が早い傾向にあります。

 

これは、ほとんどの乗客がビジネスマンでかつ飛行機に乗り慣れておりかつ、その大部分がステータス持ちということが影響しているように思います。

 

ビジネスマンで飛行機をよく利用する人は、結構飛行機に乗り慣れています。そのため搭乗もスムーズです。搭乗口で、チケットを探したりしません。また空港でも迷わず、すぐに搭乗口にいます。

ラウンジ利用者が多い場合はギリギリまでラウンジで、ビールを飲んでいる(主に夕方の便)などがあるため、一概には言えませんが。

 

そのため平日の昼間に羽田-伊丹便に乗ると15分前にはほとんど乗客が搭乗を完了して、飛行機内で着席しているなんてことは、珍しいことではありません。ある意味、乗客のほとんどがビジネスマンで次の予定があるため、時間を守ろうとする暗黙の了解があるように思います。

 

 

日本の航空会社の定時出発率が台風など、天候の影響を受けやすいにも関わらず世界的に上位に位置するのは、素晴らしい航空会社のオペレーションだけでなく、こう言ったビジネスマンの乗客の姿勢にもその一因があるように思います。

 

そんな平日の羽田空港からのビジネス路線で、出発時間ぎりぎりで、某夢の国のぬいぐるみを持った乗客が来ると、機内のイラつき感はすごいようにも思います。(私はあまり体験したことはありませんが。)

 

逆に沖縄線のようなリゾート便や、日曜の夕方以降の羽田空港からの出発便では、搭乗口では飛行機に乗り慣れていない行楽客が、搭乗口の前で右往左往したり、優先搭乗を普通の搭乗と思い地上職員に止められたりと搭乗口はゴタゴタしています。

そのため平日の場合と比べて、搭乗開始時刻は全体として遅れ気味になります。

 

まぁ別に乗り慣れていない行楽客が必ずしも悪いわけではないですし、誰だって初めは飛行機に乗り慣れていないことは当然です。(別に私は行楽客を非難する気は無いので、誤解がないように)

 

R&Y Rental

 

絶対に遅れて搭乗口の到着してはいけない便

 

 

そんな国内線の中でも、絶対に搭乗口へ遅れてはいけない便がいくつかあります。具体的には目的地の空港が24時間空港ではない場合の最終便です。

その代表例は、羽田空港発の伊丹便と福岡便のそれぞれの最終便です。(JALであれば、JL139便とJL335便です。)

 

どうして遅れてはいけないかは、伊丹空港と福岡空港の運用時間の制限いわゆる門限にあります。対して、羽田空港や関西空港などの24時間空港の場合は、このことはあまり問題となりません。

例えば、伊丹空港では21時以降の航空機の離発着は原則できません。福岡空港も22時以降の離発着が同様原則できません。

 

そのため、乗客の遅れがそのまま飛行機の遅れに繋がり、最終的に運営時間内に目的地の空港に到着できず、欠航やダイバード等になります。

実際に2018年には乗客の遅延ではありませんでしたが、オーバーブッキングにより手続きに手間取り、JALの羽田-福岡便の最終便が福岡空港の運用時間内に到着できず、欠航になったことがあります。

 

 

この点、空港に遅れて到着したため乗れませんでしたであれば、この乗客のために飛行機が欠航することはありません。なぜなら既に述べたように出発時刻の20分前に保安検査場の通過がなければ、自動的に予約は取り消されるからです。

 

しかし、保安検査場の通過をしたのに、搭乗口に現れないなんてなると大変なことになります。航空会社の職員は必死で空港内で、乗客を探します。さらに地上職の職員の方が機内まで入って、乗客がいないかまでします。

 

さらにその乗客が荷物を預けていればさらに大変なことになります。飛行機は、テロ対策等の観点から、乗客の乗っていない手荷物をそのまま載せて飛ばすことはできません。そのため、乗客が現れず乗らない場合には、手荷物を出さなければなりません。

 

例えば、JL335便であれば福岡空港への到着は門限まで15分ほどしかありません。そのため、このような乗客の行動が致命的な遅れになります。(伊丹空港行きの便では、門限まで20分ほど

 

私も2、3回ほど羽田-伊丹空港の最終便であるJL139便に乗ったことがありますが、JALの職員の方々や門限を知っている一部の乗客はかなりピリピリしていました。

(逆の伊丹空港発の羽田空港への最終便にも乗ったことはありますが、とにかく21時までに伊丹空港を離陸すれば良いこともあり、それほどのピリピリ感はありませんでした。)

 

乗客としても天候やその他の原因であればまだしも、他の一部の乗客のせいで欠航や他の空港へのダイバードなんてなれば、たまったものではありません。

 

たしかに、羽田空港の国内線ターミナルの保安検査場を抜けたエリアには伊勢丹の支店や多くのショップがあります。とりわけ東京への旅行の終わりに、お土産などのショッピングを楽しみたい気持ちはわかります。

 

しかし羽田空港発の最終便を利用する際には、自分の行動で多くの他の乗客に迷惑がかかる危険性があることは、心に留めておいてください。

(ビールを飲みたいがために、ギリギリにラウンジに駆け込む行為も同じですが。)

 

おそらく、上記の便で買い物袋を多く持った乗客や、酒で真っ赤な顔をした乗客が遅れて機内に入ってこれば、かなり冷たい視線を浴びることになると思います。

 

 

スポンサーリンク

まとめ

 

 

国内線の場合に何時間前までに空港に着くべきかですが、荷物を預ける場合には出発時刻の90分前(最低でも60分前)、荷物を預けない場合には60分前(最低でも40分前)ぐらいが目安だと思います。

 

また搭乗口には、週末などの場合には最低でも15分前に、また平日であれば20分前ほどには、着いているのが搭乗口での待ち時間も少なく良いと思います。もっとも上記のような最終便の場合では、出発時刻の30分前(最低でも25分前)までには、搭乗口にいるようにしてください。

 

ちなみに同じ国内線でも海外の国内線は日本と異なるため、この目安の時間はあてはまりません。また国際線の場合は出発時刻と搭乗券に記載された時刻は異なります(記載時刻は搭乗開始時刻)。そのため注意してください。

 

最後まで記事を読んでいただきありがとうございます。

ヨッシー

コメント

タイトルとURLをコピーしました