みなさんこんにちは、アシスタントのヨッシーです。今回はJALグローバルクラブ(JGC)の特典とその特典の利便性について、紹介していきたいと思います。
JALグローバルクラブ(JGC)とは
JALグローバルクラブ(JGC)とは、JALマイレージクラブの上級ステータスの1つです。かつては、年間50,000フライオンポイントもしくは、50回以上のJAL及びワンワールドアライアンスのフライト搭乗で入会することができました。
しかし現在では、JALがLife statusプログラムに移行してからは、1500LSPを貯めなければ入ることができなくなってしまいました。(飛行機のフライトにすると、JAL国内線で300回、国際線であれば、羽田ーロンドン便を25往復)
そんなJGCですが、どのような特典があるのか、10年以上JGC会員をしている私の支店からその有用性を★1つから3つまでで現わして紹介したいと思います。
なお、ここではJALが提供するJGCの特典を中心に紹介していきます。
ラウンジサービス 有用性 ★★★

やはり、JGCと言えばラウンジを利用することができる特典が大きなものと言えます。ラウンジに入りたいから、JGCを取得するという人も少なくはありません。
国内線であれば、JALのサクララウンジが、国際線では成田空港、羽田空港、中部空港のサクララウンジ又は、ビジネスクラスラウンジが利用できます。
国内線のラウンジは、食べ物はおかきなどのスナック類が中心で、アルコール類が無料で飲め、外からの飲食物を持ち込めるとの部分以外は、クレジットカードのラウンジとそこまで大きな差はありません。(一部のラウンジではシャワールームが利用できる点は大きなもの)
しかし他方で、国際線ではサクララウンジの名物のカレーをはじめ、豊富な種類の食べ物が提供されます。また、アルコール類もワイン、シャンパン、ビール、ウィスキー等の豊富な種類が提供されます。
また、ラウンジが利用できることは、とりわけ国際線では高い空港の飲食店を利用することを避けることができ、数時間の遅延も気にならなくなります。
私も実際、何度か1時間以上の遅延の際にラウンジを利用することができて、だいぶ助かったことがあります。
プライオリティーパッケージサービス 有用性 ★★★

個人的には、ラウンジに次いでかなり有用性の高いJGCの特典が、プライオリティーパッケージサービス。いわゆる手荷物優先返却サービスです。
JALでは、JGC会員はビジネスクラスのタグが付けられるため、ファーストクラスのタグが付いた荷物の次に出てきます。そのため、大型の飛行機であっても、ターンテーブルではそれほど待たされることはありません。
その時によって多少の差はありますが私の体感では羽田空港や成田空港の国際線では、ターンテーブルについて毎回10分から15分ほどで荷物が出てきます。国内線の方が、やや遅い感じはしますがそれでも20分はかからないことがほとんどです。
もっともこのサービスですが、コードシェアの便からのJAL国際線ではタグが付かないことがありますし、逆にJAL国際線から他社の乗継便では、同じワンワールドアライアンスの航空会社でもタグがあっても優先して荷物が返却されないなど、効果がない場合がありますので注意が必要です。
ちなみに、コロナが流行する前は、JGC会員専用のタグがあり、ビジネスクラスの乗客より優先して荷物が返却されていました。この点、エクスプレスタグ(プレミアムエコノミーの乗客向け)の導入により、廃止されてしまい、今のビジネスクラスのタグによる運営に変わりました。
優先チェックインサービス 有用性 ★★

プライオリティーパッケージサービスに次ぐ、JGCの特典として有用性が高いのが、空港での優先チェックインサービスです。
国内線、国際線を問わずJALのチェックインカウンターではJGCの専用レーンが設けられていることが多く、一般レーンやエコノミークラスのレーンがかなり込み合っていても、割と早くチェックインをすることができます。
※ちなみにJGC専用カウンターがない場合は、ビジネスクラスのカウンターを利用することができます。
便によっては、この優先チェックインカウンターを使えるかで大きな差が出ることも珍しくないため便利なJGCの特典と言えます。
他方で、最近ではJALの国内線では自動チェックインと自動手荷物預かり機によることがほとんどのため、かえってJGC専用のカウンターの方が時間がかかる逆転現象が一部あります。
今後は、おそらく人件費の削減のため有人チェックインカウンターはどんどん縮小していく方向になっていくかと思います。そのため、そのうちJAL国内線の羽田空港や伊丹空港、那覇空港等の主要空港ではJGC専用のチェックインカウンターがなくなり、専用の荷物預かり機が導入されるかもしれません。
優先レーンサービス 有用性 ★★

次に紹介するJGCの特典は、優先レーンサービス、いわゆる優先保安検査場の利用です。
ただ、JGCであればどこの空港でも優先レーンが利用できるわけではなく、JGC用の優先レーンが設置されている空港に限られます。国内線では、新千歳空港、羽田空港、関西国際空港、伊丹空港、福岡空港などの主要空港に設置されています。
他方で、国内線でも地方の小規模空港になると優先レーンの設置はほとんどありません。
また、国際線では、国内の空港でJGCが優先レーンが利用できるのは、成田空港ぐらいで、羽田空港及び関西国際空港は、優先レーンがあるものの、JGCのステータスでは利用できません。
他方で、海外の空港でもJGCで優先レーンが利用できるのは、ヘルシンキ空港などの一部の空港に限定されます。
確かに、国際空港ではかなり優先レーンが早いですが、使える空港がかなり限定されるのは特典の魅力としては、かなりマイナスです。
他方で国内線では最近一般レーンでも複数人が同時に利用できる大型の保安検査レーンを導入して始めていることから、必ずしも優先レーンが早いとは言えません。
また、羽田空港などではかえってJGCの会員が優先レーンに集中する結果、優先レーンもそこまで早くないことが多々あります。
そのため、優先レーンサービスは、国際線で利用できる場合のみ有用な特典ですが、それ以外の場合はそこまで有用とはいえません。
優先搭乗 有用性 ★★

JGCには、国際線と国内線ともに優先搭乗をすることができます。優先順位は、GROUP2で、ファーストクラス、ダイアモンド会員、JGP会員に次ぐ搭乗順となります。
実は、10数年ほど前は、JGCの会員であっても国内線は優先搭乗をすることができませんでした。特にJGCとANAの同等のステータスであるSFCでは国内線でも優先搭乗ができたため、どちらを取得するべきかで、大きな争点となっていました。
国内線ではそこまで、カバン1つで乗ってくるビジネスマンが主要路線では一定数おり、大きな荷物をもった人が多くはないため、そこまで有用性は高くないです。
また主要路線では、50人以上がJGC会員ということも珍しくなく、あまり優先搭乗のメリットを感じません。
う他方で、国際線の特にエコノミークラスでは上の棚がかなりいっぱいになるため、上の棚を先に確保するという点では、この特典はかなり有用です。
受託荷物の無料追加サービス 有用性 ★★

JGCの特典で地味にうれしいのは、国際線の32㎏×3個まで、エコノミークラスであっても預けることができる点です。
32㎏を超えることはなく、それを3つも預けることは、余程の事情がなければ考えられないので、JGC会員であれば基本的に海外旅行での荷物の重量を心配することはありません。
ビールやワイン、その他液体物をお土産として購入すれば1つ25㎏ぐらいまでは普通に行くため、23㎏では心もとないですが、30㎏を超えるとそもそもスーツケースが重さに耐えきれるかあやしくなりますし、大人であっても空港まで持っていくのがかなり困難になります。
他方で、国内線では20㎏が追加され、最大40㎏まで荷物を預けることができます。
しかし、国内線では液体物を機内に持ち込めることもあり、そこまで大きな荷物を預けたことがないため、あまり有用性を実感したことはありません。最近は持ち込み荷物の規定が航空業界全体で厳しくなっているので、今後は有用性が上がるかもしれませんが。
ちなみに、国際線の乗継便に国内線が付く場合は、国際線の荷物の重量制限が適用されます。
JGC会員専用予約デスク 有用性 ★★

次に紹介するJGC会員の特典は、JGC会員専用の予約デスクです。
JGC会員には、一般会員と異なり固定電話からのフリーダイヤルの電話の問い合わせができるJGC専用予約デスクが設置されています。他方で、ダイヤモンド会員やJGP会員とは異なり、携帯電話からはフリーダイヤルを利用できません。
フリーダイヤルはかなり有用ですが、最近ではほとんどのサービスがネットの中で完結するため電話をかけることはそこまで多くありません。また、JGC会員専用の予約デスクでも、日によっては、1時間以上とかなり待たされることがあります。
もっともなんらかのイレギュラー対応で、JALの専用予約デスクに電話をかけるときには、公衆電話からかければ、無料でかけれるため一定の有用性はあります。
国内線・国際線前方座席指定サービス 有用性 ★★

次に、JGCの特典として挙げられるサービスが、国内線・国際線前方座席指定サービスです。
JALの国内線及び、国際線ではJGC会員であれば事前に座席のシートが広い非常口座席やバルクヘッド席(座席の前が壁の座席)などを選べます。またそれ以外にもJGCであれば一般席と比べて座席を指定できる選択肢が増えます。
このサービスは国際線では、JGC会員とその同行者1名を非常口座席やバルクヘッド席なども無料で指定することができます。そのため、エコノミークラスでも足元の広い座席を選べ、国際線ではかなり有用なサービスです。

JGC会員で国内線の座席を選択する画面のスクリーンショット(JALの予約画面から。)

上記と同じ便で一般会員で国内線の座席を選択する画面のスクリーンショット(JALの予約画面から。)
他方で、国内線では非常口座席はJGC会員であれば選択できますが、最前列の座席はダイヤモンドやJGP会員にしか解放されていないことも多いため、そこまで有用なサービスとは言えません。
国内線の2時間程度のフライトであれば、必ずしも非常口座席のような足元が広い席は不要なので、座れればラッキー程度です。また、非常口座席は通路が1本のナローボディ機であれば必ずしもそこまで広くありません。
優先キャンセル待ち 有用性 ★
JGCの特典として、優先キャンセル待ちサービスがあります。JALではダイヤモンド、JPG会員が優先順位1位で、その次にJGCが優先順位2位となります。そのため、一般会員がキャンセル待ちをしていても、常に優先してキャンセル待ちをすることができます。
しかし、国内線の空港での直前のファーストクラスやクラスJへのアップグレードでは、主要路線ではだいたい、優先順位1位のダイヤモンドやJGP会員が優先待ちをしていることがあり、あまりこのメリットを享受できません。
また、JALの特典航空券でキャンセル待ちをできるのはファーストクラスのみです。そのためそこまで、有用性がありません。
実際私はJGC会員になってからこの優先キャンセル待ちの特典を享受したことはありません。
ボーナスマイルの付与 ★

まず、JGC会員は毎年のJALへの初回の搭乗時に3,000マイルがボーナスマイルとして付与されます。
次にJALグループ便、アメリカン航空便、ブリティッシュ・エアウェイズ便、イベリア航空便、マレーシア航空便、ガルーダ・インドネシア便にマイレージが積算されるチケットで搭乗すると、35%のボーナスマイルが付与されます。
※ただし、マレーシア航空とガルーダインドネシア航空は、日本発着路線のみが対象。マレーシア航空やガルーダインドネシアの国内線やそれ以外の海外線(クアラルンプールとジャカルタ間など)はボーナスマイルの対象外となります。
また、ダイヤモンドやサファイア、クリスタル等のFLY ONステータスとの重複はできず、どちらか付与率が高い方が適用されます。
3000マイルの初回搭乗のマイルは、国内線であっても距離に関係なく付与されることから嬉しいですが、35%のボーナスマイルは多くても数百マイル付与されれば良い方なので、そこまで有用なものではありません。もっともマイル自体はいくらあっても悪くはないです。
その他 (ワンワールドサファイアの付与)

最後にJGC会員には、JALが加盟するワンワールドアライアンスのサファイアステータスが付与されます。
そのため、JGC会員であれば、JALだけでなくワンワールドアライアンスの加盟するブリティッシュエアウェイズやアメリカン航空、カタール航空などの航空会社を利用する際に、上記で紹介してた、ラウンジの利用や優先搭乗、優先チェックイン等の特典を受けることができます。
ただ、ワンワールドアライアンスのサファイアステータスの特典内容は、利用するワールドアライアンスの加盟航空会社によって、優先レーンサービスの有無や受託荷物の無料追加サービス内容が異なります。
利便性で言えば、★3つと言いたいところですが、包括的なサービス内容になり、また航空会社によって特典が異なるため、あえてここでは評価はしていません。
まとめ
今回は、JALグローバルクラブ(JGC)の特典の紹介とその利便性について紹介しました。
最近は、依然と比べてJGCの一部サービスが改悪されてはいるものの、それでもまだまだ有用なサービスが多いように思います。
他方で、JAL Life Status プログラムの導入によりJGCの入会ハードルはかなり高くなりました。そのため、年に1、2回しか飛行機に乗らないのであればJGCをとるメリットはそこまで高くないのではと思います。
最後まで記事を読んでいただきありがとうございました。
ヨッシー

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