みなさんこんにちは、アシスタントのヨッシーです。今日はイギリス・ワイト島でのおすすめ観光地である、オズボーン・ハウス(Osborne House)について紹介します。
イギリス・ワイト島 オズボーン・ハウスとは
オズボーン・ハウスはワイト島にある、ヴィクトリア女王の別荘です。またヴィクトリア女王が最期を迎えて場所でもあります。
オズボーン・ハウスの敷地は広く入り口から1㎞以上も奥に、専用のビーチがあります。正直かなり広く、別荘というよりもむしろ宮殿に近いくらいの広さです。夏場になると広いことから、敷地内にはバスが運行されるほどです。
またハウスの中には、ヴィクトリア女王が利用していたころの様子が再現されています。また多くの美術品があり、ある種の美術館のようになっています。
オズボーン・ハウスへの行き方
イギリスの本島からワイト島へは、サウサンプトンからフェリーでカウズに到着するルートと、ポーツマスハーバーからフェリーで、ライドに到着するルートの2つが主にあります。
ちなみにワイト島自体の行き方については、別の記事を書いているためその記事を読んでみてください。
そのため、カウズからとライドからのオズボーン・ハウスへの行き方についてそれぞれ、ここでは紹介したいと思います。
カウズからのオズボーン・ハウスへの行き方
カウズには、サウサンプトンからのフェリーと高速船が着きます。ちなみにフェリーと高速船はそれぞれ対岸に着くため、到着場所が同じカウズでも少し異なります。
フェリーはイーストカウズに高速船はウェストカウズに着きます。イーストカウズからオズボーン・ハウスまでは近く、路線バスで15分ほどの距離です。
逆にウェストカウズに到着した場合は対岸へ渡る船(1人1.5ポンド)を利用して渡ります。
オズボーン・ハウスへのバスが出るバス停
オズボーン・ハウスまでのバスのバス停は、イーストカウズのフェリー乗り場を出て直進したところにある、water rollsという大きなスーパーマーケットの前です。ここで5番か、4番のバスに乗り、オズボーン・ハウスというバス停で降りれば、オズボーン・ハウスの入り口の近くに到着します。
ライドからのオズボーン・ハウスへの行き方
ポーツマスハーバーからワイト島へのフェリーが到着するのが、ライドです。しかしフェリー乗り場から、オズボーンハウスまでのバスが出るバス停までは、橋を渡る必要があります。
フェリー乗り場からは、電車に乗って次の駅(Ryde Esplanade)で降りても良いですし、歩いて橋を渡っても良いです。
電車で1駅と言っても、本当に橋を渡るだけなので、徒歩5分程の距離です。
次の駅であるRyde Esplanade駅に着くと、駅前にバス停があります。
オズボーンハウスまでは、このバス停のから4番のバスで上記同様、オズボーンハウスというバス停で降ります。
しかしこの4番のバスは、1時間に1本しかなく、不便です。他方で上記で述べた5番のバスは、1時間に3本ほどあるため、待ち時間が40分を超えるのであれば、ライドからワイト島の中心地である、ニューポート(New Port)まで1度出てから、そこから5番のバスに乗る方が良いと思います。
ちなみに9番のバスであれば、ライドからニューポートまで25分です。他方で他にもライドからニューポートまではバスがありますが、9番以外は他の場所をぐるぐる回り時間がかかるため、おすすめしません。
またワイト島のバスの24時間券は、10ポンドなので、オズボーンハウス意外にもワイト島内を回るのであれば買っておくことをおすすめします。
24時間券はバスのターミナルもしくはバスの運転手から購入できます。
オズボーンハウスのチケットの購入方法と周り方
オズボーンハウスは敷地が広く、バス停から敷地の門を入っても、チケット売り場のある建物まで、駐車場などを通り抜けて、5分ほど歩きます。
チケット売り場がある建物
チケット売り場は、建物に入って左手側の売店の1番奥(右手側はレストラン)にあります。値段は大人が14.30ポンドです。
またオズボーン・ハウスの開館時間ですが10時から16時までが一番多いです、とりわけ冬場などでは土日のみの開館の場合もあります。反対に夏場は多くの観光客がワイト島を訪れることから、毎日開館していることが多いです。
そのためオズボーン・ハウスを訪れる際には、事前にホームページから開館の有無とその時間を調べておくことをおすすめします。
チケットを購入するとそのまま、左手にある自動ドアから外に出ます。帰りは同じ場所が出口になります。そのまま案内に従って行けば、オズボーン・ハウスにたどり着きます。
オズボーン・ハウスのみどころとおすすめ
入り口を入ってすぐのところにある、オズボーン・ハウスの敷地内模型。
オズボーン・ハウスの建物自体は、別荘ですが(別荘と言ってもどちらかというと離宮に近いです。)オズボーン・ハウスの敷地内には、ビーチやコテージ、フラワーガーデンなどがあり、かなり広いです。どちらかというとちょっとしたテーマパークのような感があります。
敷地内を見て回るだけで、半日以上かかります。ここまで敷地の広さゆえに人が多い、夏場は敷地内を巡回するバスが走っています。逆にバスのない冬場は敷地内を歩くとけっこうそれだけで大変です。
もっとも冬場は、コテージなど一部の施設は閉まっており、建物内の展示はオズボーン・ハウス本体のみということもあります。
オズボーン・ハウス
やはりオズボーン・ハウスの一番の見どころは、オズボーン・ハウス本体とその前にある庭園です。
建物の中はかなりの絵画や彫刻などがあり、ある種のミュージアムのようになっています。またヴィクトリア女王が、この別荘を使っていた時の様子が再現されており、女王一家の当時の写真なども展示されています。
建物内に展示された絵画
また建物自体は3階建てになっており、最上階の窓からは、ワイト島の対岸にあたるポーツマスハーバーの様子がきれいに見ることができます。
他方で1階には、インドの様式を取り入れた部屋などもあり、イギリスの建物とは思えない雰囲気が漂っています。
そして建物の前にある庭園はかなりきれいで、まさに美女と野獣などディズニー映画のお城に出てきそうな庭園です。
建物の前にある庭園
ちなみにこのオズボーン・ハウスの建物の庭から真っすぐ道を下るとビーチにたどり着きます。
ビーチ
オズボーン・ハウスの敷地内には、いわゆるプライベートビーチがあります。別荘の敷地内にプライベートビーチがあるとは、驚きですがさすがはイギリスの歴史の中でも最も輝きを放ったビクトリア朝の建物といえるます。
このような広大な土地に離宮なみの建物に、プライベートビーチとは当時の大英帝国の権力の強さをうかがい知ることができます。
ちなみにこのビーチですが、オズボーン・ハウスの本体の建物から1.2㎞も離れています。
ビーチの対岸にはポーツマスの街並みなどが見え、とてものきれいなビーチでした。少し遠いですが、ぜひオズボーン・ハウスを訪れた際にはハウスの建物本体だけでなくこのビーチまで訪れることをおすすめします。
スイースコテージ(Swiss Cottage)
スイースコテージとガーデンの様子
もう1つの見どころは、オズボーン・ハウスの敷地内にあるスイースコテージです。
このコテージの中にも展示があります(冬場は閉館の場合あり)。また近くにはアスレチックエリアなどやガーデン、カフェなどもあります。
ちなみにこのコテージへは、入り口やハウスの本体の建物からも行けますが、ビーチ化からも行けます。そのため、オズボーン・ハウスの建物を見て、その後にビーチ→コテージの順に回るのが、無駄がないルートだと思います。
まとめ
オズボーン・ハウスは正直なところ別荘というには、あまりにも広くその雰囲気は、ウィーンにあるシェーブル宮殿やスペインのグラナダのアルハンブラ宮殿をもほうふつとさせます。
やはりオズボーン・ハウスの敷地内には多くのガーデンがあることから、夏場の花が咲く季節に訪れることをおすすめします。
最後まで記事を読んでいただきありがとうございます。
ヨッシー
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