イギリスでユーロが使える場所はあるのか。イギリス 通貨事情

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イギリス ユーロ 使えるか イギリス

 

みなさんこんにちは、アシスタントのヨッシーです。今日はイギリスでユーロが使える場所はあるのか、について解説していきたいと思います。

 

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イギリスの通貨はポンド

 

まず基本的なことですが、イギリスの通貨はポンドです。

イギリス ユーロ 使えるか

 

イギリスは2020年1月末でEUから離脱しましたが、現時点では移行期間中で経済圏としては以前EUの中に留まっているため、EUの通貨であるユーロが使えそうですが、基本的に使えません。(イギリスのEU離脱の移行期間は2020年までとされていますが、もしかするともう1年延長となり、2021年末までとなる可能性もあります。)

これはイメージとして、日本でアメリカドルや中国人民元が使えないのと同じだと思ってください。

 

EUのややこしいところは、EUに加盟していてもユーロを導入していない国があることです。他には、チェコもユーロを導入していません。そのためチェコでもユーロは使えません。

 

他方で、お隣の国である、アイルランド(イギリスとは別の国)ではユーロが使えます。ちなみに北アイルランドは、当然ながらイギリスであることから、ユーロは使えません。

地理的にはイギリスはヨーロッパにかなり近いです。そのためイギリスでもヨーロッパの通貨のイメージがあるユーロが使えそうなイメージがあります。

このことが、イギリスでユーロが使えると思われがちな理由だと思います。

 

EUの複雑な制度やイギリスの地理を考えると意外とイギリスって、これらの意味で外国人である私たちにとっては、ややこしい国です。

 

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イギリスで、ユーロが使える場所はどこか?

 

とはいえ、まったくイギリスでユーロが使えないかといえば、例外的にごく僅かですが使える場所があります。

 

そのため次に、イギリスでユーロが使える場所を紹介していきたいと思います。

 

まずヒースロー空港のヒースローエキスプレスの駅の自動販売機ではユーロが使えました。これは少し情報が古いですが、4、5年前にヒースロー空港での乗り継ぎの際に乗り継ぎ時間が長かったため、ロンドンに遊びに行った時には使えました。

 

ヒースローエキスプレスとは、ロンドン・ヒースロー空港とロンドンの中心部にあるパディントン駅を短時間で結ぶ特急電車のことです。

 

後はユーロスターの中やイギリスの空港にある出国後の免税店ではユーロが使えます。

ユーロスターはお釣りはユーロで貰えると思います。しかし他方で、空港の免税店ではお釣りは基本的にポンドになります。

 

また、かなり稀ですが、有名な観光地の売店などでは、ユーロを受け取ってくれるところがあります。

そうは言っても私が確認したのは、セブンシスターズにある売店1店舗だけです。おそらく他にも探せば、ユーロを受け取ってくれる店はあると思います。しかしかなりの少数派だと思ってください。

 

ユーロを受け取りますとの案内がある店(セブンシスターズとビーチヘッドの間にある売店)

イギリス ユーロ 使えるか

 

またロンドンにある百貨店でも、ユーロを受け取ってくれるところがありますが、レートが悪いためあまりおすすめしません。

 

結論から言えば、空港などのごく例外的な場所以外では、ユーロはイギリスでは使えないと思ってください。

 

私からすれば、いろんな国の人が住んでいるイギリスとはいえ、正直なところ自国に誇りを持っている人の多いイギリスで、ユーロ使えますかなんて、聞くことに抵抗があります。

(私たちの意識とは違い、イギリス人の中には、ヨーロッパとイギリスは違うと思っている人がけっこういます。)

 

そもそも、イギリスのポンドは世界の基軸通貨の1つです。そのため、他国の通貨をイギリス国内で流通させる必要はありません。

 

これが、あまり国際的に強くない通貨を発行している国であれば、他国のより強い通貨が使えることはあります。

 

実際、ヨーロッパの観光客の多いドブロブニクでは、ユーロが使えるお土産屋さんやレストランは結構多いです。またクロアチアの空港やトルコの空港では、出国後の免税店の通貨の表記はユーロで統一されています。

 

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イギリスでの通貨はどのように持つべきか?

 

ユーロスターが、ロンドン -パリ 、ロンドン-ブリュッセル、アムステルダムを結んでいることからも分かるように、イギリスとヨーロッパは密接な関係にあります。

またヨーロッパの各国から、イギリス・ロンドンまでも飛行機で1時間から2時間台で着くため距離も近いです。

 

そのため、私たちが旅行する際もわりとヨーロッパの他の国(フランス、オランダやアイルランドなど)とイギリスのセットで、旅行することも多いです。

よって、イギリスだけ使える通貨であるポンドをどのようにして旅行で持つのかは1つの問題となります。

 

イギリスは、かなりのカード社会です。ほとんどの店でカードが使えます。またイギリスでは、日本と違い1ポンドの支払い(日本円で140円前後)でも、カードで支払いをする人も多いです。

そのため、2 、3日のイギリス滞在であれば、日本で1万円程をポンドに両替をして、後はクレジットカードを使うので良いと思います。

 

またそれ以上のイギリス滞在であれば、日本で1万円程をポンドに両替をして、現地で日本円をポンドに両替するのが良いと思います。

正直なところ、日本ではポンドへの両替需要が低いため、ポンドへの両替手数料が高いです。それゆえポンドへの両替は、日本より現時での両替がおすすめです。

 

ロンドンでのおすすめ両替所や、ポンドへの両替で注意することについては別の記事でそれぞれ書いているので、よければ1度読んでみてください。

 

 

 

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まとめ

 

基本的にイギリスでは、ユーロは使えないと思ってください

またイギリスと他のヨーロッパのユーロが使える国を旅行する場合には、少額のポンドを現金で持って、後はクレジットカードを使うのが良いと思います。

 

最後まで記事を読んでいただきありがとうございます。

ヨッシー

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