所要時間は?、費用は?注意点は?黄熱病ワクチン接種体験記。

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旅の基本情報

 

みなさんこんにちは、アシスタントのヨッシーです。今回は、黄熱予防接種証明書、通称イエローカードを取得するために、黄熱病のワクチンの接種を受けたので、その体験から、黄熱病ワクチン接種の注意点やその費用、所要時間等について紹介したいと思います。

 

私は医療関係者ではありませんでの、本記事内での情報は私の経験に基づくものです。接種の医療上の注意点等については、黄熱病のワクチンの接種を行っている医療機関にご相談ください。また、黄熱病の流行国やイエローカードの提示の可否は随時変更となるため、WTOや厚生労働省のHP、現地日本大使館からの情報等をご確認ください。

 

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黄熱病ワクチンの接種の必要性

 

所要時間は?、費用は?注意点は?黄熱病ワクチン接種体験記。

 

特定の国では、黄熱病の流行国からの入国に際して、黄熱予防接種証明書(イエローカード)の提示を求められることがあります。どの国が黄熱予防接種証明書の提示を求めているかは、厚生労働省の検疫所のHPをご確認ください。

また、黄熱予防接種証明書(イエローカード)が必要となるケースの具体例は、名古屋検疫所のHPが参考になりますので、参考にしてください。

 

入国者全員に黄熱予防接種証明書(イエローカード)の提示を求める国と、黄熱病流行国に滞在歴がある国から入国する場合にのみ黄熱予防接種証明書(イエローカード)の提示を求める国があるため注意が必要です。

 

2025年1月末現在日本では、黄熱病の流行国からの入国を含めて入国に際して入国者にはイエローカードの提示を求めていません。

 

黄熱病の流行国とは、アフリカでは北緯15 度と南緯15 度に挟まれた地域、南アメリカでは、特にアマゾン川流域の熱帯雨林に接した国々を言います。具体的な国名の中には、アフリカではエチオピア、ケニア、カメルーン等です。他方で、南アフリカでは、アルゼンチン、エクアドル、ブラジル、パナマ等です。

※具体的な国は変更されることもありますので、最新版は厚生労働省の検疫所のHPをご確認ください。

 

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黄熱病ワクチン接種の注意点

 

 

黄熱病はインフルエンザや新型コロナウイルスとは異なり、日本はメジャーな病気ではありません。そのため、黄熱病ワクチンを接種できる医療機関はかなり限られています。この記事を書いている2025年1月末で日本全国で24か所だけです。具体的な黄熱病のワクチン接種の取扱いのある医療機関名は、厚生労働省の検疫所のHPに記載がありますのでそちらを参照ください。

 

また、それらの24か所の黄熱病ワクチンの接種を行っている医療機関でも、多くても週1回の決まった曜日や、隔週の決まった曜日などになり、いつでも黄熱病ワクチンを接種できるわけではありません。

 

さらに、黄熱病ワクチンは生ワクチンであるため、4週間以内に他の生ワクチン(麻疹、風疹、おたふくかぜ、水痘等)の接種を受けた場合には、そこから4週間期間をあける必要があります。また逆にそれらのワクチンを黄熱病のワクチンを接種してから4週間以内に接種することはできません。何が打てて、何が打てないのかの詳細については、医療機関に必ずお問い合わせください。

 

私が、黄熱病ワクチンを接種を受けた病院では、1か月以内に、コロナウイルスやインフルエンザにり患した場合には、黄熱病のワクチンを打つことができませんでした。

その他、一定以上の年齢やアレルギーにより、黄熱病のワクチンの接種することはできないことがあります。

 

また、黄熱予防接種証明書(イエローカード)の有効期限は、一生ですが、その有効期限は、ワクチンを接種した翌日から10日間の経過後からです。

 

これらのことから、急に黄熱予防接種証明書(イエローカード)を取得するために、黄熱病ワクチンの接種を受けることができず、時間的な猶予が必要となるため、黄熱予防接種証明書(イエローカード)の取得が必要になった場合には、ワクチン接種の予約をすぐに取得するようにしてください。

 

この点、もしかすると緊急でワクチン接種を対応してもらえる医療機関があるかもしれませんが、少なくとも私が電話を掛けた医療機関はそのような対応もしておらず、住んでいる地域によっては交通費も相当額かかる可能性があるため、早めの予約取得をおすすめします。

 

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黄熱病ワクチンの接種の手順

 

黄熱病ワクチンの接種は、実際に電話やネット等で黄熱病ワクチンの取扱いのある医療機関で黄熱病ワクチン接種の予約を取得します。

 

予約当日医療機関で受付を済ませると、問診票にはその日の体調やアレルギーなど一般的な記載に加えて、滞在日数や滞在場所、渡航理由等の記載を行います(だいたい、滞在期間や滞在場所等は、予約時にも確認されます)。もっともこれらについては、航空券等のエヴィデンスの提示までは求められませんでした。

 

その後医師による問診が行われ、ワクチンの接種との順番になります。

またワクチンの接種後は、アナフィラキシーショック等の発症がないかの確認のため、30分の医療機関内での待機が求められます。接種部分のアレルギー反応次第等によっては、45分の待機となることもあります。

 

所要時間は?、費用は?注意点は?黄熱病ワクチン接種体験記。

 

私の場合は、待機終了後に、黄熱予防接種証明書(イエローカード)の説明(有効期間や再発行の場合の注意点等)を受けて、黄熱予防接種証明書(イエローカード)を受け取りました。

 

医療機関からは、黄熱病ワクチン接種時に、パスポートを持ってくるように言われますが、必ずしも接種を受ける時点でパスポートが必要ではないようです(ただし、黄熱予防接種証明書(イエローカード)の署名とパスポートの署名の同一性が保証されないなど、注意すべき点があるため、パスポートがなんらかの理由で接種を受けるときに手元にない場合には、接種を受ける医療機関に問い合わせを行うようにしてください。)。

 

ちなみに、問診の際に私はマラリア発生地域への渡航を予定していたため、マラリアの予防薬が必要かと聞かれ、処方してもらいました(1錠、500円で滞在の前日から、滞在終了後1週間まで毎日1錠の服用が必要なため、合計6000円以上はする薬、もちろん国の医療保険制度は対象外)。

 

だいたい、受付から問診、実際のワクチンの接種、待機時間の終了までを含めて、90分ぐらいかかりました。もちろん受付での待ち時間も含むため、ワクチンの接種を受ける医療機関やその日の込み具合いによってもかなり差があると思いますが、やはり短くとも2時間ぐらいはかかると考えておくべきだと思います。

 

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黄熱病のワクチン接種の費用

 

黄熱病のワクチン接種については、現時点でが国の医療機関保険制度の適用がとなります。そのため、ワクチン接種にかかった医療費用は、100%自己負担となります。

 

また黄熱病のワクチン接種にかかる費用も、黄熱病のワクチン接種を扱っている医療機関ごとに値段は異なりますが、2万円前後が多く、その辺りが相場のようです。私が実際に黄熱病のワクチン接種に支払った費用も2万円代前半であったことから、だいたい相場の値段でした。

 

医療機関によっては、黄熱予防接種証明書(イエローカード)発行費用とワクチンの接種費用が別で記載されていることもあるので、黄熱予防接種証明書(イエローカード)発行費用を含んでいるのか確認をする必要があります。

 

 

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まとめ

 

黄熱病のワクチン接種は、当初考えていたよりもワクチンの取扱いのある医療機関が少なく、予約ができる時間も少なかったため、時間的にも厳しいように感じました。

 

急な出張により、黄熱予防接種証明書(イエローカード)の取得が必要なため、黄熱病ワクチン接種が必要となった場合は仕方ありませんが、アフリカや南米への旅行などで渡航時期が事前にある程度決まっている場合には、早い目の黄熱病ワクチン接種を行うことをおすすめします。

 

今回は、最後まで記事を読んでいただきありがとうございました。

ヨッシー

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