みなさんこんにちは、アシスタントのヨッシーです。今回はイギリスの通貨であるポンド紙幣について、2024年5月にポンド紙幣の表面がエリザベス女王からチャールズ国王に変更になったことから、現在使うことができるイギリスのポンド紙幣について紹介していきたいと思います。
イギリスのポンド紙幣

イギリスの通貨はポンド(正式名称はスターリング・ポンド)で、そのうち紙幣は、5ポンド紙幣、10ポンド紙幣、20ポンド紙幣、50ポンド紙幣の4種類があります。
このポンド紙幣ですが、偽造防止の観点から、日本の紙幣同様定期的にデザインの入れ替えが行われています。
しかし、日本の紙幣と異なり、デザインが新しい紙幣が発行されるとおおよそ1年ほどの移行期間を経て、古い紙幣を使用することができません。
そのため、日本の銀行でポンドに両替する場合は、古い紙幣が混じることはないのですが、金券ショップで両替をするとたまに古い紙幣が混じっており、現地にで使用できないことがあります。
ちなみに、使用できない古い紙幣は、ロンドンにあるイングランド銀行(Bank of England)もしくは、イギリスの郵便局のうち53か所の支店に行くと、最新の紙幣と交換してもらえま。
しかしこれは実際に営業時間内に行く必要があるのでかなりめんどくさいです。イングランド銀行での古い紙幣の交換方法については、過去このブログで紹介していますので、そちらをあわせて読んでみてください。
現在、使用できるイギリスのポンド紙幣
最新のポンド紙幣のデザインは2024年5月に表面の肖像部分のみが、エリザベス女王の逝去に伴い、エリザベス女王(エリザベス2世)から現国王であるチャールズ国王(チャールズ3世)に変更となりました。
この点、イングランド銀行からチャールズ国王に変更される前のエリザベス女王の肖像のポンド紙幣も4種類すべて使えることが、アナウンスされています。
そのため2026年6月現在、使用できるイギリスのポンド紙幣は、5ポンド、10ポンド、20ポンド、50ポンドすべてでエリザベス2世の肖像もしくはチャールズ3世の肖像が使われている紙幣になります。最新の使用できるポンド紙幣については、イングランド銀行のHPにて紹介されています。
ここでは以下、紙幣の種類ごとに2026年6月現在使用できるポンド紙幣を紹介していきたいと思います。逆に言えば、2026年6月時点では、以下で紹介するポンド紙幣以外は使用することができません。
イギリスの紙幣のデザイン変更は、日本の紙幣のようにすべての種類の紙幣を同時に変更するわけではないので、紙幣の種類ごとにデザイン変更時期が異なります。
5ポンド紙幣
現在の5ポンド紙幣は、表はエリザベス2世の肖像もしくはチャールズ3世の肖像が使用されており、裏面はチャーチル首相の肖像が使用されているものになります。
紙幣自体のデザイン変更は、2016年9月13日となっています。他方で、デザイン変更前の5ポンド紙幣は、2017年5月5日以降は使用が停止されています。

5ポンド紙幣 表 エリザベス女王の肖像

5ポンド紙幣 表 チャールズ国王の肖像

5ポンド紙幣 裏
10ポンド紙幣
現在の10ポンド紙幣は、表はエリザベス2世の肖像もしくはチャールズ3世の肖像が使用されており、裏面はイギリスの小説家のジェイン・オースティンの肖像が使用されているものになります。
紙幣自体のデザイン変更は、2017年9月14日となっています。他方で、デザイン変更前の10ポンド紙幣は、2018年3月1日以降は使用が停止されています。

10ポンド紙幣 表 エリザベス女王の肖像

10ポンド紙幣 表 チャールズ国王の肖像

10ポンド紙幣 裏
20ポンド紙幣
現在の20ポンド紙幣は、表はエリザベス2世の肖像もしくはチャールズ3世の肖像が使用されており、裏面はイギリスの画家のウィリアム・ターナーの肖像が使用されているものになります。
紙幣自体のデザイン変更は、2020年2月20日となっています。他方で、デザイン変更前の20ポンド紙幣は、2022年9月30日以降は使用が停止されています。
ちなみに、紙幣の移行期間がこの後紹介する50ポンド紙幣とこの20ポンド紙幣が、5ポンド紙幣と10ポンド紙幣と比べてかなり長いのは、コロナのパンデミックがあったためです。

20ポンド紙幣 表 エリザベス女王の肖像

20ポンド紙幣 表 チャールズ国王の肖像

20ポンド紙幣 裏
50ポンド紙幣
現在の20ポンド紙幣は、表はエリザベス2世の肖像もしくはチャールズ3世の肖像が使用されており、裏面はイギリスの数学者のアラン・チューリングの肖像が使用されているものになります。
紙幣自体のデザイン変更は、2021年6月23日となっています。他方で、デザイン変更前の50ポンド紙幣は、20ポンド紙幣と同様、2022年9月30日以降は使用が停止されています。

50ポンド紙幣 表 エリザベス女王の肖像

50ポンド紙幣 表 チャールズ国王の肖像

50ポンド紙幣 裏
番外編
イギリスは、イングランド銀行以外にもスコットランドの銀行や北アイルランドの銀行が、独自のポンド紙幣を発行しています。
発行しているのは、スコットランドと北アイルランドでそれぞれ3銀行ずつ、そのため、ここで紹介したデザイン以外のポンド紙幣が存在します。
日本で両替した場合やロンドンなどイングランド南部から中部にかけては、今回紹介したイングランド銀行が発行した紙幣以外のデザインに出会うことは稀です。
しかしスコットランドやそれに近いイングランド北部、北アイルランドでは今回紹介したポンド紙幣以外の紙幣に出会うことがあります。
それらの紙幣はイギリス全土で使用できますが、他方で日本の銀行や両替所では日本円に両替してもらえないことがほとんどなので注意が必要です。また、それぞれの紙幣はデザインがばらばらに変更になるため、注意が必要です。

写真は、イングランド銀行以外の銀行で発行されたポンド札の例
どのような紙幣のデザインが、スコットランドや北アイルランドの独自紙幣のデザインかは、UK FinanceのHPで銀行ごとに紹介されていますので、確認してみてください。
まとめ
今回は、2024年5月にポンド紙幣の表面がエリザベス女王からチャールズ国王に変更になったことから、現在使うことができるイギリスのポンド紙幣について紹介してみました。
基本的に、ポンド紙幣についてはイングランド銀行が発行したもののデザイン変更のみ注意してくおけばよいと思います。もっともスコットランドや北アイルランドを旅行する際には、あわせて独自のデザインの紙幣にも注意しておく必要があります。
最後まで記事を読んでいただきありがとうございました。
ヨッシー


コメント