みなさんこんにちは、アシスタントのヨッシーです。今回は、フィンエアーのヨーロッパ域内線/短距離線に乗る際の注意点について紹介していきたいと思います。
フィンエアーのヨーロッパ域内線と短距離線

フィンエアーは何度もこのブログでも紹介している、ヘルシンキ空港を拠点にするフィンランドの航空会社です。
フィンエアーは、日本から羽田空港と成田空港のみならず、関西空港や中部空港にも就航しています。また、JALと同じワンワールドアライアンスに加盟していることから、JALの羽田‐ヘルシンキ便からフィンエアーを使ってヨーロッパ各地に乗り継ぐこと人も少なくありません。
フィンエアーは、ヘルシンキ空港からオスロ、ストックホルム、コペンハーゲンの北欧の主要都市のみならず、ロンドン、パリ、ローマ、マドリード、バルセロナ、フランクフルト、ベルリン、ウィーン、プラハなどヨーロッパの主要都市のほとんどをカバーしています。
またヨーロッパへのパッケージツアーでもフィンエアーはよく利用されており、パッケージツアーの旅行者はヘルシンキ空港より先のヨーロッパの都市へは、フィンエアーのヨーロッパ域内線に乗ることもあるかと思います。
そんなフィンエアーのヨーロッパ域内線についてはいくつかの利用時の注意点があるので、今回はその点について紹介していきたいと思います。
なお、日本からヘルシンキ空港へのフィンエアーの長距離便についての注意点は別の記事で紹介しているので、良かったらそちらも併せて読んでみてください。
注意点 その1 機内エンターテインメントはない
まず、フィンエアーのヨーロッパ域内線の注意点の1つ目は、機内エンターテインメントが原則ない点です。
フィンエアーではヨーロッパ域内線は、通路が1本しかないいわゆるナローボディ機が使用されていることがほとんどです。具体的には、エアバスのA319やA320などです。
それらの機材については、ビジネスクラス、エコノミークラスに関わらず、座席に個人用画面はありません。またWifiは飛んでいますが、日本の大手フルキャリアの国内線のように、自身のタブレットやスマートフォンで機内エンターテインメントを見ることもできません。

A321のフィンエアーの座席。個人用画面はない。

フィンエアーのヨーロッパ域内線の機内の様子
Wifiにより、ゲームや雑誌は無料ですが、雑誌については日本語は新聞のみで、ゲームはあまり暇つぶしにもならないゲームが1本あるのみです。ちなみにWifiでネットブラウザーを見るのは別途有料です。

Wifiを接続することで遊べる、無料のゲーム
他方で、ヨーロッパ域内線でもロンドン便を中心に(それ以外は、たまにブリュッセル便やアムステルダム便などもあるが、日にちによってバラバラ)A330やA350といった本来であれば、フィンエアーの長距離線で使用されている機材が使われることがあります。
その場合には、フィンエアーの長距離便と同じく座席には個人用画面が付いているため、映画などの機内エンターテインメントを利用できます。そのため、便を選ぶ際には機材も1つ確認してみても良いと思います。
また、フィンエアーのヨーロッパ域内線はドイツより西側の国や、アルプス山脈を越えるイタリアに加えて、イギリスやアイルランド行きの便については飛行時間が3時間を超えてきます。
2時間半ぐらいまでのフライトであれば、実質の飛行時間が2時間を切るかどうかなので、何もなくても耐えれますが、3時間を超えるフライトであれば寝ない限りかなり時間を持て余すので、動画をダウンロードするなり、本を持ち込むなりなんらかの時間つぶしを用意しておくことをおすすめします。
また、A330やA350といった長距離線用の機材でなければ、ビジネスクラス、エコノミークラスに関係なく、フィンエアーでは充電用のプラグが座席にはないため、動画をダウンロードしてみるのであれば、空港などで充電を済ませておく必要があります。
注意点 その2 機内食は飲み物も含めて有料
次のフィンエアーのヨーロッパ域内線の注意点は、機内食と飲み物が原則有料である点です。

フィンエアーのブルーベリージュース

フィンエアーの機内食の有料メニュー
ビジネスクラスであればヨーロッパ域内線でも食事と飲み物は無料ですが、エコノミークラスはブルーベリージュースと水を除きすべて有料になります。
また機内食については、メニューは4か月ほどで変わりますが、だいたいラザニアや麺などのちょっとしたものが中心で、種類もそれほど多くありません。また値段も1つ10ユーロから15ユーロと日本円にもどすとなかなかのいいお値段となります。
そのため、とりわけ3時間以上のフライトであれば、事前に空港や市中でスナック類を持ち込むか、ラウンジが利用できるのであればラウンジである程度お腹を満たしておく方が良いと思います。
実際に、欧米の乗客で日本の旅行からヘルシンキ空港で乗り継いで帰国すると思われる乗客の方は、日本のせんべいの袋を持ち込んで、フライト中に食べていました。
注意点 その3 毛布や枕はない
フィンエアーのヨーロッパ域内線の注意点として次にあげられるのは、エコノミークラスでは毛布や枕の用意がないことです。
特に、これはフィンエアーのヨーロッパ域内線に限ったものではなく、多くのヨーロッパ系の航空会社のヨーロッパ域内線に言えることです。
そのため、機内が冷えることも珍しくないため、何か膝にかけるものは事前に持ち込んだ方が良いと思います。他方で、ヨーロッパ域内線では特に深夜のフライトは珍しく、フィンエアーのヨーロッパ域内線のほとんどは深夜便はないため、枕の持ち込までは不要だと思います。
注意点 その4 機材がフィンエアーでない場合がある
次にあげられる注意点は、フィンエアーのヨーロッパ域内線ではフィンエアーの便であったとしても、機材がフィンエアーではないことがあります。
フィンエアーの便であって、機材がフィンエアーでないというのは、少し矛盾するように思われるかもしれませんが、フィンエアーのヨーロッパ域内線では、フィンエアーが第三者に便の運航を完全に委託している場合があります。
そのため、コードシェア便ではなく便名や表記上はフィンエアーであったとしても、機材、クルーはフィンエアーが運航を依頼した航空会社のものということがたまにあります。例えば、フィンエアーはJet timeという航空会社に一部自社便の運航を依頼していますし、デンマークのヴィデロー航空にも同様に一部の自社便の運航を委託していた時期があります。

ヘルシンキ空港に止まっているJet timeの機体
私も今までフィンエアーのヨーロッパ域内線を利用しましたが何回かフィンエアーの便であるのに、フィンエアーの委託先の会社が運航する便に当ったことがありました。
この場合、機材やクルーはフィンエアーではなく委託先になりますが、荷物のルールや優先搭乗、座席指定のルールはフィンエアーのものが適用されます。機内食等のサービス内容については委託先の航空会社によって、フィンエアーのものとなるか、委託先のものになるかが分かれます。
予約の時点で、フィンエアーが第三社に委託をしている場合には、実際の運航会社が別途表示されますので、フィンエアーが運航するか、別の会社が運航を委託されているかは判断することができます。
私が実際にJet timeが運航するフィンエアーの便に乗った時の記事を書いているので、そちらも併せて参考にしてください。
注意点 その5 その他
最後に、フィンエアーのヨーロッパ域内線について、その他としていくつか紹介したいと思います。
座席指定
まず、これはヨーロッパ域内線のみならず、長距離線を含めたフィンエアー全体に言える事ですが、フィンエアーのエコノミークラスは座席指定が有料です(ワンワールドアライアンスのステータス会員は除く)。
オンラインチェックイン時でも座席が自動で振り分けられるだけで無料で座席を選ぶことができません。
フィンエアーの座席指定については、別の記事で詳しく紹介していますので、よければ一緒に読んでみてください。
ビジネスクラスとエコノミークラスの前方座席
次に、ビジネスクラスはA350やA330という長距離線用のワイドボディ機とならなければ、エコノミークラスと同じ座席(とはいえ若干シートピッチはビジネスクラスが広い)で、3‐3の座席のうち間1つの席をそれぞれ空けた仕様となってます。また、このビジネスクラスとエコノミークラスとの境は簡単手作業で付け替えることができます。
そのため、エコノミークラスといっても前方の数列はビジネスクラスでもエコノミークラスでも使用できるようになっており、境を移動させ、3席の間をあけるかどうかで、エコノミークラスかビジネスクラスかを使い分けています。

フィンエアーのA320のシートマップ、10列目までビジネスクラスシートだが、実際のビジネスクラスは5,6列目までのことが多い。(フィンエアーのHPから引用)
そのため前列のエコノミークラスであれば、座席のシートピッチのみビジネスクラスと同じ座席が存在します。もしJGC等により無料で座席指定ができる場合には、前方の座席(ビジネスクラスから2,3列後ろ)を指定してする方が、少しシートピッチが広くお得です。
まとめ
今回は、フィンエアーのヨーロッパ域内線を利用する際の注意点について紹介しました。
どの注意点も事前に知っていれば、十分程度対策をすることができるものばかりです。
フィンエアー自体は運航やサービスについては他のヨーロッパの航空会社よりも安定しており、サービスの内容もヨーロッパの域内線としては標準的なものです。
他方で、長距離線についてはサービスの簡素化がだいぶ進んでいる感はありますが・・・。
個人的には、フィンエアーのヨーロッパの域内線は就航都市も多いことや、ヘルシンキ空港自体が乗継しやすい空港であること、JALとコードシェアをしていることから重宝しています。
最後まで記事を読んでいただきありがとうございました。
ヨッシー




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