みなさんこんにちは、happy ambassador の村川です。今日はイタリア・フィレンツェでのおすすめジェラートを紹介します。
イタリア・フィレンツェのジェラート
やはり、イタリア・フィレンツェといえば、ジェラートが有名です。しかし、フィレンツェには、ジェラート屋さんが星の数ほどあります。
正直言って、店によってジェラートの味はまちまちです。同じ値段でもジェラートの味には天と地の差があります。私もフィレンツェの街中のジェラート屋で、あまりおいしくないジェラートを食べて残念な気持ちになったことがあります。
せっかく同じ値段であれば美味しい、ジェラートを食べたいと思いませんか。
また、フィレンツェではジェラートは、日本と同様カップかコーンから選べます。さらに値段もおおよそ2ユーロ台からとそれほど高くありません。
ジェラートの値段自体はコーンやカップの大きさによって大きく異なります。
フィレンツェでは、ジェラートの店によりますが大体1番小さいカップやコーンでも2種類の味を選べるところが多いです。
それでは、私がおすすめするジェラートのお店を4店紹介します。
Gelateria DEI NERI (ジェラテリア ディ ネリ)
ジェラテリア ディ ネリの店の外観
場所は、ウフィツィ美術館の近くにあります。このブログの他の記事で紹介した、おすすめパニーノ屋さんであるAll’ antico Vinaioのさらに奥にあります。
具体的にはシニョリーア広場からヴェッキオ宮殿の角とウフィツィ美術館の間からニンナ通りを道なりに進んでいき、グラツィエ橋(ヴェッキオ橋のさらに奥の橋)の通りの手前にあります。
ジェラートとしてはとても美味しかったです。
もっとも、ここで紹介する他の3店舗のジェラート屋さんと比べて、わりとジェラートの味はスタンダードな印象です。
また一番小さいジェラートのサイズでも2つの味を選択することができます。値段は2ユーロと今回紹介するフィレンツェのジェラートのお店の中では最も安いです。店内も広く結構店内で食べれるスペースが確保されていました。
ジェラテリア ディ ネリの店内の様子
Venchi(ヴェンキ)
フィレンツェのジェラートのお店としては、言わずと知れたジェラートの有名店です。フィレンツェ市内でも数店舗あり、けっこうチェーン展開されているようです。
店の場所はフィレンツェの有名観光地である、サンタマリアデルフィオーレ大聖堂と、シニョリーア広場を結ぶカルツァイウオリ通りや、フィレンツェの中央駅の中にもあります。
また、フィレンツェだけでなく、ボローニャの中央駅前にも、ヴェンキがありました。そのため、フィレンツェだけでなく、ボローニャに行った時にも、ヴェンキのジェラートを食べることができます。
ヴェンキの店舗は割と他のジェラートの店よりもアクセスしやすいところにあるため、どこでジェラートを食べるか迷えばまずはヴェンキに行っても良いと思います。
フィレンツェ中央駅の中(プラットフォームに入る手前)にあるヴェンキの様子。
ヴェンキの場合は、ジェラートのコーンやカップにチョコレートのトッピングがあるものも選べるなど、バラエティーにとんでいます。
また、ヴェンキではジェラート以外にもチョコレートも売っています。そのため単なるジェラート屋さんというよりも、お菓子屋さんに少し近いようにも思います。
フィレンツェのこじんまりとした個人商店のジェラート屋さんでジェラートを食べたいという人には少し不向きかもしれません。
ヴェンキでは1番小さいもので3.2ユーロで2つの味を選べます。値段は他のジェラートのお店と比べて高めの設定となっています。
ちなみにこのヴェンキですが、イタリアだけでなくイギリス・ロンドンのコベントガーデンにもジェラートの店があります。
また日本にも、いくつかジェラートの店を出しています。
GELATERIA SANTA TRINITA (ジェラテリア サンタ トリニタ)
フルーツ系のジェラートに定評があるフィレンツェにあるジェラート屋さんです。
場所はアルノ川を渡った橋のすぐ近くにあり、フィレンツェの中心部とは反対側にあります。
具体的には、サンタ・トリニタ橋をフィレンツェ中心部から、アルノ川を渡ったところにあります。サンタ・トリニタ橋はヴェッキオ橋の隣の橋です。先ほど述べたグラツィエ橋とは、ヴェッキオ橋を隔てて反対側になります。
ジェラテリア サンタ トリニタのジェラート売り場の隣には、ワインなどが売られていました。
この店の料金体系はジェラテリア ディ ネリとほぼ同じです。一番小さいもので、2.2ユーロで2種類まで味を選べます。
私も1つの味を注文したところで、店員の人にもう1種類ジェラートの味選べるけどどうと言われました。
この後に紹介するグロムが少し濃ゆい味なのに対して、少しさっぱり系のジェラートです。
フィレンツェ、サンタ・トリニタ橋から見た、ジェラテリア サンタ トリニタの外観
GROM(グロム)
グロムの店の外観
上記で述べたジェラテリア サンタ トリニタとある意味間反対の味の特徴を持つのが、グロムです。
この4つの中では、ジェラートの味が一番濃いです。ジェラートに濃いめのしっかりとした味を求めるのであればおすすめのジェラート屋です。
グリムの場所はフィレンツェの有名観光地である、サンタマリア・デルフィオーレ大聖堂の近くにあります。グリムのジェラートの店自体は路地を少し入ったところにあり、比較的こじんまりとした隠れ家的なお店です。
具体的な場所は、ジョットの鐘楼の向かい側にあるミュージアムとカフェ・オペラの間にある小さな路地を入って少し奥に入ったところです。
ジェラートの値段は一番小さいもので2.2ユーロと、ほかのフィレンツェのジェラートの店と値段はほとんど同じです。
写真の左側にある路地の奥を進んだところに、グロムのお店がある。
グリムも意外でしたが、先ほど述べたヴェンキと同様にイギリス・ロンドンにもグリムのジェラート屋がありました。このジェラート屋を訪れた時の記事があるので、よければ読んでみてください。
まとめ
最近では聞きませんが、10年ほど前では頼んでもいないのに大きなジェラートを盛り、日本人があまり英語ができず、断れないことをいいことに高額なジェラートを売りつけるというトラブルが、フィレンツェでは多々ありました。
もうないとは思いますが、フィレンツェでジェラートを買う際には注意してください。
今回私が紹介したフィレンツェのジェラートのお店の中では、もっともおすすめは、ジェラテリア ディ ネリです。フィレンツェに来ればほとんどの人が、ウフィツィ美術館を訪れます。
そのため、ジェラテリア ディ ネリの場所は比較的行きやすいところにあります。またジェラートの味も万人受けしやすいので、良いと思います。
他方で、ツアーなどであまりフィレンツェの自由時間がない人で、ジェラートを食べたい人は、やはり主要な観光地などにあるヴェンキがおすすめです。
またフルーツ系のジェラートを試したい人や濃い味のジェラートを楽しみたい人は、ジェラテリア サンタ トリニタやグロムを訪れてはどうでしょうか。
最後まで記事を読んでいただきありがとうございます。
村川
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