皆さんこんにちは、アシスタントのヨッシーです。今日はイギリスの南東部の街、ブライトンとそのおすすめ観光地を紹介します。
イギリス・ブライトン(Brighton)とは
ブライトンとはイギリスの南東部にあるイギリス海峡に面したきれいな海岸の街です。ロンドンからも85㎞と近く、ロンドンからの所要時間は電車で、1時間10分ほどです。
ブライトンはイギリスのリゾート地として有名で、ブライトンから隣町のワージングまでの海辺の近くにはリゾートホテルが軒を連ねています。
また真夏の時期には、ブライトンの海岸では多くの観光客や地元の人が海水浴を楽しんでいます。
さらにロンドンからブライトンまでは電車のみならずバスも出ています。またロンドン・ヒースロー空港やガトウィック空港からもブライトンまで空港バスが出ています。そのため、ロンドンや主要空港からのアクセスがとても良いです。
イギリスで行われた2015年のラグビーワールドカップでは、アフリカ代表を日本が破ったのが、このブライトンです。そのことからラグビーファンであれば、このブライトンの名前に聞き覚えがある人もいるのではないでしょうか。
ブライトンの交通事情
ブライトンにはロンドンのヴィクトリア駅から電車でブライトン行に乗り、終点まで乗車します。ヴィクトリア駅からブライトン行の電車は1時間1本から2本とそこそこの数が出ています。(ただし、土日は線路等のメンテナンスのため、一部バスでの運行もしくは迂回ルートを取る必要が出てくる可能性があるため注意。)
電車での到着の場合は、ブライトン駅に到着しますが、この駅はブライトンの街の中心地や海までは少し離れており、街の北側にあります。ブライトンの駅から中心部や海までは徒歩で、15分ほどかかります。
またブライトンは坂の街です。そのため駅から街の中心もしくは海までの移動には少し徒歩がしんどい場合があります。その場合はバスの利用がおすすめです。
他方で、ブライトンには多くのおしゃれな店や、日本食レストランをはじめとして、中華料理や、スペイン料理など様々な国の料理のレストランがあります。そのため食事やショッピングを楽しみながら、駅からブライトンの中心街までを歩くのもおすすめです。
ブライトンのおすすめ観光地
ブライトンといえば、海岸の街であることから、リゾート地として有名ですが、それ以外にもいくつかの観光スポットがあります。
ロイヤル・パビリオンとブライトン博物館&美術館
ブライトンの観光スポットと言えば、まず上がるのがロイヤル・パビリオンとブライトン博物館&美術館です。
ロイヤル・パビリオンは時のイギリス王ジョージ4世が、1802年に建設した離宮です。その建物は中国様式とその後に付け加えられたインド様式が混じり、その他の内装にはヨーロッパの様式が取り入れられています。
そのためまさに西洋と東洋が合わさったのが、このブライトンにあるロイヤル・パビリオンです。
現在ロイヤル・パビリオンの中は公開されており、宴会場(バスケットルーム)や寝室、音楽の間など離宮内部を見学することができます。見学するための入館料の値段は1人13.50ポンドです。
またこのロイヤル・パビリオンと同じ敷地の向かいにあるのが、ブライトン博物館&美術館です。ここにはブライトンの街の人々が使っている生活道具や家具などがおおく展示されています。
ブライトン・ピア
ブライトン・ピアはロイヤル・パビリオンをさらに下ったところにある、海に浮かぶ桟橋です。一番奥には小さな遊園地があり、ちょっとした絶叫マシンなどを楽しめます。
またブライトン・ピアの入り口には、多くの食べ物屋が並んでおり、食べ歩きができます。さらにその奥に進むとゲームセンターがあります。
これはブライトン・ピアのゲームセンターだけではないのですが、イギリスのゲームセンターでのコイン落としなどに使われるのは、日本のようにゲームセンター専用のコインではなく、実際のペンス硬貨です。
その多くは、2ペン硬貨か10ペンス硬貨が使われます。そのためゲームセンターのゲームがちょっとして、カジノのようになっています。
またこのブライトン・ピアは桟橋として海に突き出ているため、桟橋からは天気がよければきれいな海やブライトンの景色を楽しむことができます。
さらにこのブライトン・ピアの近くの海岸では夏場になるといくつかのアトラクションの店が設置されます。またブライトン・ピアから、ブリティッシュエアウェイズi360までの間の海岸沿いには、飲食店や服屋が多く営業されています。そのため、天気の良い夏場は、ブライトンの海沿いを歩きながらショッピングや飲食を楽しむのもおすすめです。
ブリティッシュエアウェイズi360
円盤のようなものが、ブリティッシュエアウェイズi360
ブリティッシュエアウェイズi360はブライトンの駅から海までのびるクイーンズ・ロードを一直線に下り、海岸に出たところからブライトン・ピアとは反対側の西側にある、高さ162mの展望台です。
展望台は円盤の物が、ポールを上昇させるもので、中にいる人は360°自由に展望台の中を動き回ることができます。
そのため、天気が良ければイギリス海峡や、ブライトンから南西にある洋上風力発電群などを楽しめるほか、ブライトンの街並みや東側の白い岸壁(セブンズシスターズの一部もしくは、その手前の岸壁)も見ることができます。
ちなみに、ブリティッシュエアウェイズi360への入場料は1人16.50ポンドです。
ブライトンでのショッピング
ブライトンには、まず上記のクイーンズロードを海側へと駅から下る途中に、チャーチルスクエアーショッピングセンターがあります。
この中にはZARAやPAUL and BEAR、H&MなどのファッションショップやイギリスのレコードショップHMV、ブライトンのプレミアリーグのチームであるアルビオンFCの公式ショップなどがあります。
またこのショッピングセンターの向かいには、マーク&スペンサーズやプライムマークなどの店もあります。
他方で、ブライトンは、古着の街としても有名です。特にクイーンズロードの東側から、ロイヤル・パビリオンまでのエリアには古着屋が多くあります。また他にも多くのおしゃれなカフェや靴屋など様々なお店が集まるエリアです。有名なファストファッションではなく、小さなお店で買い物を楽しみたいときには、このエリアがおすすめです。
ブライトンのショッピングエリアの写真
ちなみにブライトン・ピアからロイヤル・パビリオンの間には、ぐでたまなどの日本のキャラクターを扱ったショップがあり、驚きました。
ブライトンからもう少し足を延ばして
ブライトンは、イギリスの絶景の1つであるセブンズシスターズへのバスが出る街でもあります。セブンズシスターズは白い岸壁が海に向かってそびえ立つ、イギリスの人気の観光地の1つで、おすすめの観光地でもあります。
セブンズシスターズはブライトンから1時間ほどバスに乗り、そこからさらに徒歩30分ほど海に向かって歩きます。
ちなみにブライトンからセブンズシスターズまでの行き方については、他の記事でかなり詳しく書いているので、もしよければその記事を読んでみてください。
これは私見ですが、ブライトンからセブンズシスターズまでは、セブンズシスターズのみの観光であれば、ロンドンから十分半日で帰ってこれます。
そのため少し朝早くロンドンを出れば、ブライトンとセブンズシスターズの両方をロンドンからの日帰り観光で行くことができます。(但しバスの本数には注意が必要です)冬場であれば、余裕を持ってブライトンで泊まるのも良いと思います。
せっかく観光でブライトンまで来たのであれば、セブンズシスターズまで足を延ばしてみても良いと思います。
まとめ
ブライトンはロンドンから近く、特に夏から秋にかけての海岸線は天気が良ければとても美しい景色が見れる街です。実際に夏のブライトンのビーチには多くの海水浴客がいます。
他方で、あまり天気が良くないとせっかく来たにも関わらず、あまりいい景色が見れないという残念なことになってしまいます。そのためブライトンに行く際には、ぜひ前もって天気予報をチェックしてから、行くことをおすすめします。
最後まで記事を読んでいただきありがとうございます。
ヨッシー
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