海外で飛行機がキャンセルになった場合どうすべきか

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海外で飛行機がキャンセルになった場合どうすべきか 旅の基本情報

 

みなさんこんにちは、アシスタントのヨッシーです。今日は海外で自身の乗る飛行機がキャンセル(欠航)になった時はどうするか?について紹介したいと思います。

 

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海外で飛行機がキャンセル(欠航)になる

 

海外で飛行機がキャンセルになった場合どうすべきか

 

海外で自身の乗る予定だった飛行機がなんだかの理由でキャンセル(欠航)になる。こんな状況は正直パニックになりそうです。

 

しかもANAやJALの便であれば、現地の日本語が話せるスタッフが欠航の対応してくれますが、海外ではそれ以外の場合は英語での対応となります。

 

そもそも英語での対応という時点でいきなり難易度が高まります。

またそもそも、その日のうちに目的地の空港に着けるのか?というかこれからどうなるのか、不安に襲われると思います。

 

 

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一般的な飛行機がキャンセル(欠航)になった時の流れ

 

海外で飛行機がキャンセルになった場合どうすべきか

 

まずは、自身の乗る予定だった飛行機がキャンセル(欠航)になった時の基本的な流れについてお話していきたいと思います。

 

まず、出国手続きをしている場合には、出国手続きを中止する必要があります。(もっともキャンセルとなった便が、国内線若しくは欧州域内線の場合にはこの部分の手続きは不要です。)

 

一般的には国際線の空港のターミナルは、出発階と到着階が異なります。そのため、到着階のパスポートコントロールを通過するために、一度到着階に移動しなければなりません(一般的には国際線では出発階が上の階で、到着階が下の階であることが一般的です)。

 

大概到着階への行き方は分からないことが多いため、近くの空港職員に自身の乗る予定だった飛行機がキャンセルになり、一度チェックインカウンターに戻りたい旨を伝えれば行き方を教えてくれます。

 

次にパスポートコントロールでは、搭乗券などを用意して、自身の乗る予定だった飛行機がキャンセルになったことを入国審査官に伝えるようにしてください。そうすると、パスポートコントロールで出国中止の手続きをしてくれます。

 

次に、預けた荷物がある場合には、それを通常のターンテーブルで受け取ります。(どのターンテーブルかは、近くの空港会社の職員かバゲージクレームのカウンターの職員に聞くと教えてくれます。)

そして、予約の変更をチェックインカウンターでしてもらい、再度荷物を預け直します(予約の変更はネットでできることもあります)。

 

これが割と一般的な飛行機がキャンセルになった時の流れになります。

 

もっとも空港によっては、ゲートの近くや出国後のエリアに乗り継ぎカウンターがあり、そこで便の振替をしてくれる場合や、その際に荷物も航空会社側が預け直してくれる場合もあります。

 

後者の場合には、その日のうちの便への振替であればそのまま新しいゲートへ向かいます。逆に前者の場合には、新しいチケットを持って、出国中止手続きと荷物を一度ターンテーブルで受け取り、預け直す必要が出てきます。

 

 

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自身の乗る予定だった飛行機がキャンセル(欠航)になった時にまずすること

 

海外で飛行機がキャンセルになった場合どうすべきか

 

次にチェックインを終えて、保安検査所を通過して、出国手続きが完了した後に飛行機の便のキャンセル(欠航)が発生した場合にどのような初動をすればよいか紹介したいと思います。

 

(他方でチェックイン前や保安検査場通過前に飛行機の便が欠航が発生した場合には、チェックインカウンターへ行くか、各航空会社の予約カウンターへ行くかすればよい)。

 

まず、とにかく落ち着くことが重要です。大概は次の空いてる便に乗せてくれます。またそれがなければ、なんとか他社便に乗せてくれることもあります。

そして次に以下のどこかに自身の便がキャンセル(欠航)になったことを伝えるようにしてください。

①、自身の乗る予定だった飛行機の航空会社の乗り継ぎカウンターなどの航空会社のカウンター若しくは、その航空会社のスタッフ

②、ラウンジを利用している場合には、ラウンジの受付

③、空港のインフォメーションデスク

④、自身が乗る予定だった飛行機の航空会社以外の航空会社のカウンター

⑤、近くにいる空港のスタッフ

 

 

優先順位的に言えば、圧倒的に①です。ここに行けばなんとかなります。

 

また有力なのは、②と③です。そして最悪の場合は、④と⑤です。

 

②から⑤であれば次にどこに行けば良いか教えてくれます(ただ④と⑤はお国柄によっては厳しいかも・・・)

 

その後は、大まかには上記で述べたような流れになります。

 

 

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飛行機がキャンセル(欠航)になった時の補償について

 

次に飛行機がキャンセル(欠航)になった時に航空会社がどのような補償をしてくれるか紹介していきたいと思います。

 

補償の内容は航空会社によって異なります。もっとも一般的には、欠航の原因が航空会社側にあるかどうかによってその内容は大きく分かれます。

 

 

航空会社に欠航の原因がある場合

 

航空会社に便のキャンセルの原因がある場合とは、例えば飛行機になんらかの不具合があり欠航になったというもものが典型的な例です。

 

他にもなんらかの理由で規定の乗務員の数が揃わなかったなどの場合も含まれます。中には、海外の航空会社ではパイロットがパスポートを家に忘れたというものもあります。

 

この場合には、欠航の責任が全面的に航空会社にあるため補償の内容は手厚くなります。基本的にはその日中に飛行機に乗れない場合には、航空会社がホテルを用意することやミールクーポンが配られることも割と一般的です。また他社便への振替も交渉次第ですが、わりと通り安いです。(仮に補償をしないというのであれば、毅然とした態度でキャンセルについては航空会社が悪いと言えます。)

 

またLCCであっても、航空会社によってはわりと柔軟に対応してくれる場合もあります(最悪でも空いてる次の便への振替以外に返金には応じてもらえる。)

 

航空会社に欠航の原因がない場合

 

航空会社に欠航の原因がない場合とは、その典型例は、台風や大雪などの悪天候による欠航です。

 

また、他社便が原因で滑走路が封鎖された場合や空港のトラブルによって出発が出来なくなりそのまま欠航になってしまった場合も含まれます。

 

この場合の補償は、基本的には次の空いてる便への振替か返金のみです。LCCであれば、返金には応じず他の便への振替のみということもわりと一般的です。(さすがに振替にも応じないことは考えづらいですが)

 

 

海外保険が補償としては便利

 

海外旅行保険の中には、航空機遅延費用をカバーする特約があります。そして当初予約した便がキャンセル(欠航)となった場合には、飛行機のキャンセルになったことで発生した費用(ホテルの宿泊や代替便の航空券の費用等)がカバーされます。

 

ただし、カバーされる費用には上限があるため、海外保険の補償内容を必ず確認してください。またその補償内容も保険によってわりと違います。

 

もっとも、悪天候などの航空会社の責任ではなく便が欠航となった場合には、振り返の便が翌日になってもホテルの費用は出ないので、この保険に加入しておく方が良いと思います。

 

ちなみに、EU加盟国からの出発が絡むと、別途EU261条という保証の規定が適用されることもある(ただし航空会社に責任がある場合のみ)ので、一度EU261条で検索してみてください(ここで書くとかなり長くなるので、割愛します)。

 

 

航空会社との補償の交渉について

 

仮に、航空会社都合の理由で欠航となった場合には、その日の便に空きがない場合は、他社便に乗せてくれるように交渉するとなんとかなることがあります。

 

同じグループの他の航空会社があれば、他社便よりもまずは同じグループ会社の航空会社に振り替えてくれるように、交渉してみてください。(例えばエールフランス航空であれば、KLMオランダ航空、ルフトハンザ航空であれば、スイス航空かブリュッセル航空など)

 

 

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最後に私の海外での欠航の経験について

 

最後に私自身の飛行機が欠航になった経験を紹介したいと思います。

 

ヨーロッパを旅行中にバルセロナから、ロンドンへ向かう予定がありました。利用予定の便はブリティッシュエアウェイズの直行便。ロンドンシティー空港までの予定でした。

 

私はブリティッシュエアウェイズであればラウンジが利用できるので、15時台の便にも関わらず免税手続きなど余力を見て、12時半前にバルセロナの空港に到着しました。その後チェックインを終えて、保安検査所とEUの出国手続きを経て、ラウンジで昼食を食べてグダグダしていると17時の出発予定に変更され、1時間半のディレイが発生。

 

まぁラウンジが利用できるし、その日は特にロンドンでの予定もなかったのでまぁいいかぐらいに思っていました。

 

しかし、15時ぐらいになると、出発予定時刻が18時に。なんかディレイの時間伸びてると思い、ロンドンシティからバルセロナに来る飛行機の様子を見ようとブリティッシュエアウェイズのHPから運行状況をみると、11時半頃発の便がまだ出ていない(イギリスとスペイン間の時差は1時間ほどあるため、その時の時刻は14時ごろ)。

 

それは遅れるよとか、これなら同じブリティッシュエアウェイズでもヒースロー空港かガトウィック空港の便にすればよかったなんて思っていました。

 

それから30分ぐらいして、そろそろロンドン・シティー空港を自分が乗る飛行機が飛び立ったかとブリティッシュエアウェイズのHPを確認をすると、その便がなんとキャンセルに・・・

 

ということは、私の乗る便も乗る飛行機が来ないためキャンセルになると思い、10分ぐらいすると案の定キャンセルになりました・・・・

これヤバいのでは?とも思いつつ、ただこの後にはブリティッシュエアウェイズはバルセロナからロンドンへはヒースロー空港とガトウィック空港までそれぞれ1便ずつ出しているので、どちらかに振り替えてもらえればなんとかなるか・・・なんて考えていました。

 

ただ欠航となるとどちらにしても、手続きが必要なので慌ててラウンジの受付へ。自身の便が欠航になったことを伝えると、空港の案内はまだ遅延の状態だったので欠航になっていないと伝えられました。しかし、ここで空港の案内を待っていては後のロンドンへの便が満席になり、明日の便への振り替えとなる可能性があるため、ラウンジの受付でBAのHPではキャンセルになった旨を伝えると、BAへ連絡をしてくれました。

 

そして、その場で荷物が出てくるターンテーブルの番号と予約変更のためのチェックインカウンターの場所を聞き、ラウンジを後に。

 

ただここで問題なのは、どうやってターンテーブルのある到着ロビーまで戻るか?イギリスはEU加盟国ではないため、一度バルセロナで出国手続きをしている。そのため戻るためには一度入国手続きをしなければならない。

 

しかし、入国審査の場所が分かりませんそこで同じラウンジにいた、同じ便に乗る予定だった他の乗客がたまたま近くにいたため、場所を聞いたところ、近くの空港職員にスペイン語で場所を聞いてもらい、入国審査の場所まで行きました。

 

入国審査ではチケットを見せて、自身が乗る予定だった飛行機がキャンセルになったことを伝えると、スタンプに二重線を引いてもらい出国手続きを中止してもらいました。

 

もっともこの後、指定のターンテーブル前に待てど荷物は出てこず。他の乗客と俺たちの荷物はどこに行ったんだ状態。結局1時間30分ほどターンテーブル前で待たされやっと預けた荷物が出てきました。

 

実はターンテーブルで荷物を待っている間に、ブリティッシュエアウェイズのサイトで自身の予約を確認すると振替便はどうするか、便をキャンセルするのかの選択画面が。

 

同じ日の便を探すとまさかの空席なし(それもそのはず。その日の週末はクリスマス。ヨーロッパのクリスマスは日本で言う年末年始。それは空席がなくても仕方ありません。)、ネットで他の便を探すとLCCのブエリンガル航空だけ、しかもお値段180ユーロ。

 

こうなれば、BAと同じグループ会社のイベリア航空かブエリンガル航空に振り替えてもらう交渉をするために、カウンターで交渉するしかないかと覚悟を決めました。そのためここではネットでの予約変更はしませんでした。

 

荷物がようやく出たので、今後の便を考えるかと思い、また便を検索していると、BAのブッキングマネージメントで、「便を変更しました。最終のヒースロー便に振替をします。」との案内が。

 

そしてそのまま、バルセロナ空港のチェックインカウンターの予約デスクで新しい航空券を受け取り、別のBAのカウンターで荷物を預けました。

 

そのため、ロンドンにはなんとかその日中に行くことができました。

 

 

今回は少し長くなってしまいましたが、私の経験をもとに、海外で乗る予定だった飛行機がキャンセルされた場合にどうすべきかについて紹介しました。

 

最後まで記事を読んでいただきありがとうございました。

 

ヨッシー

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